2008年02月01日 ああ。道徳(徳育)が教科だって。 昨日、我が勤務校は、道徳の研究授業を行った。教員採用後、2年次、3年次、4年次の教員が対象だった。 一方、教育再生会議は、最終報告で、道徳を徳育と変え、教科とすることを提言した。 ああ。何を考えているのだろう。道徳的価値観の画一化をねらっているのかな。 本記事では、そのあたりを、昨日の研究授業を振り返りながら、検証してみようと思う。 若い3人の教員の授業は見事だった。 本来なら、その授業の様子を紹介したいが、それは本旨ではないので、『道徳を教科とした場合の危惧』にかかわる部分に限定して書かせていただきたいと思う。 4年生の担任は、自作の教材文を使った。それだけでも大変意欲的なことが分かる。 簡単に紹介すると、 『ぼくと同じクラスの女の子を、たまたまデパートで見かけた。その子は、足を骨折し、松葉杖をついていた。しかも、重い荷物も抱え、