タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/inoue04 (62)

  • 香山リカのこの頃 - あの旗を撃て!

    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2010/10/22
    "精神科病院の当直室詰めとか、精神科救急(要するに自殺企図患者の相手)を離れ、パートタイマーの外来専門の精神科医となってから、非常に本がつまらなくなった"
  • 赤字病院民営化 - あの旗を撃て!

    病院民営化の職員説明会に出席した。 当病院は大幅赤字の公立病院だ。 経営を医療法人に委託して、効率化を図ろうとしている。 経営を引き受ける法人にフリーハンドが与えられるなら、うまくいくかもしれない。しかし、そうじゃないのだ。民営化後の病院の標榜診療科、病床数、外来患者数、救急、職員再雇用まで、がんじがらめに縛った上で、独立採算で儲けを出せと言っている。無理だよ。 病院職員と県病院管理庁との質疑応答がおもしろかった。(精神科医長)「民営化の後の目標である、外来1日600人という数字は、確かに6年前に達成した数字ではありますが、当時は、何が何でも黒字にしなきゃならんと言われ、病床数はこれ以上増やせないから、外来を増やして稼いだ。慢性期患者でも、処方日数を短くして、来院回数を増やすとか、来は診療所で十分な患者まで病院外来で診るとかいうような、言わば、姑息な方法で達成した数字です。しかし、その後

  • いしかわじゅん、小説を書く - あの旗を撃て!

    ファイアーキング・カフェ作者: いしかわじゅん出版社/メーカー: 光文社発売日: 2010/05/20メディア: 単行クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る 漫画家いしかわじゅん(作家石川淳とは別人)は多才な人で、漫画単行は100冊以上も出している上に、漫画評論、小説も書き、テレビ出演者もやっている。 久しぶりに出した小説が「ファイアーキング・カフェ」だ。沖縄の人々のおもしろくも切ない人間関係を綴りながら、沖縄の様子を活写した観光小説である。主役は沖縄であって、人々の演ずるストーリーは、それを小説の形にするための舞台装置でしかない。 私は大いに楽しんだ。いしかわじゅんが言う「センスがいい」作品とは、こういうものだったのだ。 だが、漫画家歴30年を超えるいしかわの手にかかると、「を出した」だけでは終わらない。それにまつわって発生したイベントをいちいちエッセイにして、漫画

  • 患者が病院を選ぶことはできない - あの旗を撃て!

    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2010/09/05
    "健康な時は、あの病院がいい、この医者にかかりたいなどと気楽なことを言っているが、実際に病気になったら、近隣の適当な病院にかかるしかないのである"
  • 弁護士が増えるだけでは法律サービスの供給は増えない - あの旗を撃て!

    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2010/09/05
    "法律サービスは手作業で、自動化できないから、どんなに弁護士が増えて価格競争が強まっても、値下げの余地は乏しい"
  • 燃える!お兄さん事件 - あの旗を撃て!

    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2010/09/05
    "差別表現の取り扱いについては、それが許されるかどうかが、糾弾する団体があるかどうかで決まる点が問題だと思う"
  • LastPass パスワード管理問題 - あの旗を撃て!

    パスワード管理については、Internetができる以前から問題になっていた。 サイトごとに、使える文字の種類、桁数の規定が細かく違うので、すべてのサイトで、同じパスワードを使うことはできない。 ID管理問題もある。IDは自由に設定できず、お仕着せのIDを使わざるをえないことがあるし、自由に設定できる場合でも、すでに誰かが同じIDを使っている場合は、別のIDにしなくてはならない。最近は、この事情を酌んで、メールアドレスをIDとして認めてくれるサイトも増えてきたが、すべてがそうなっているわけではない。 Yahoo!が管理するOpenIDを採用しているサイトは多くない。 自分にしかわからない暗号で、手帳にIDとPasswordをメモ書きするという手があるが、パスワード更新のたびにメモも更新しなくてはならず、ID & Password管理問題が、メモ管理問題に置き換わっただけだという気がする。 パ

  • 宿題なんかやらなくていい - あの旗を撃て!

    以前に書いた弟の子は、連日、2時間以上も宿題をやっている。「勉強している」ではない。 どう違うのか? 学校教師の出す宿題は、往々にして、「家庭学習をさせること」自体が目的だったりする。具体的な学習目標があるのではない。単なる「作業」なのだ。いくら懸命にやったからって、学力は伸びない。 小学校一年生が自主的に家庭学習をするのは無理だから、親は横について、叱咤しなければならない。親も子も、ヘトヘトになる。弟 「今度、三者面談があったら、『宿題出すな』って言ってやるんだ」私 「勝手に止めればいいじゃないか。うちは宿題やらない主義ですって言えばいい」弟 「それをうちの子が先生に言うのか?無理だよ」私 「いや、学校に電話して、一方的に通告すればいい」弟 「それをやった人がいるけど、担任は頑として受付ないんだそうだ。ひとりだけ特別扱いはできない、とか言ってる」 甥よ、いつかわかる時がくる。小学校の教師

    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2010/08/12
    "学校教師の出す宿題は、往々にして、「家庭学習をさせること」自体が目的だったりする。具体的な学習目標があるのではない。単なる「作業」なのだ。いくら懸命にやったからって、学力は伸びない"
  • 勤務医は過重労働でもなんでもない - あの旗を撃て!

    医師は働き過ぎ?木村憲洋氏は気で「医師は働きすぎだ」と思っているのでしょうか。それともただ単に、立場上そう言わざるをえないのでしょうか。その辺が気になりますが、とりあえず日に13時間拘束される程度の勤務時間は、今では非正規社員でも珍しくないのではないでしょうか。ご存知かとは思いますが、非正規社員の平均年収は300万円にも至りません。勤務医の年収は1400万円ですか。泥棒ですね(笑)。木村氏がどのような意図でこのような記事を書かれているのかは存じませんが、医師の過重労働をアピールする狙いで書かれているのだとすれば、却って逆効果なのではないでしょうか。日に13時間という拘束時間は、一般的なサラリーマンが普通に課せられる程度にすぎないのですから。2009年8月4日私の知人の知的障害者の職員は、毎週夜勤があり、その内2回に1度は36時間勤務をしていますが、それでも年収は300万円ほどにしかなりま

  • なぜPh.Dは余っているのか - あの旗を撃て!

    某製薬会社の経営者に聞いてみた。「ライフサイエンス系のPh.Dは特に余っていて、それこそ社会問題化しているのだけれど、どうしてか?」「こっちが頼んだわけでもないのに、政府が勝手にポスドク1万人計画なんてものを実施したからだ。そもそも、Ph.Dだからといって、研究者に向いている人ばかりではない。医学書院の編集者になってもいい。ネイチャーやサイエンスの編集者はみんなPh.Dじゃないか」

  • 病院は風評被害くらいでは困らない - あの旗を撃て!

  • 民主政治だからこそ、表現の自由は侵害される - あの旗を撃て!

  • 保険商品のネット販売 - あの旗を撃て!

    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2010/03/30
    "損保(自動車任意保険)をWebで購入するということを実際にやってみた"
  • プロ野球ファンの心理が理解できない - あの旗を撃て!

    健全なる精神作者: 呉智英出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2007/06メディア: 単行クリック: 8回Amazon.co.jpで詳細を見る 論壇のトリックスター、呉智英の最新刊である。 大半のトピックは、今まで呉が語ってきたことの現代的応用以上でも以下でもないのだが、プロ野球の話については、新奇性があった。 呉は、スポーツそのものには理解がある。格闘技、陸上競技、体操の類をやるのも見るのも好きだし、自分がプレイしない競技を見る趣味についても、共感することができる。 相撲の力士の出身地は、単に籍所在地であるというだけで、大して意味はないのかもしれないが、自分と同じ出身地の力士の名前は記憶し、注目することが多い。同門の力士は、親方や先輩から、同じような稽古を受けているから、多少なりとも、取り口に影響が出る。高校野球も、その偽善性については批判の的になることはあるが、自分の出身地の高校

  • 交通安全協会 - あの旗を撃て!

    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2009/11/27
    "警察とは無関係な法人が、警察の威圧をかさにきて、堂々と警察署や運転免許センターの中で集金活動を行っているのは、どう考えても間違っている"
  • DynaMed vs UpToDate - あの旗を撃て!

  • ファックス送信された処方箋を読み間違えない研究 - あの旗を撃て!

    プレドニン「1.5錠」を「5錠」と読み違えてしまった理由 日経メディカルオンラインの連載。澤田康文教授は、気で、こんな事例研究を「医薬品情報学」だと思っているのだろうか。 この程度の「研究」なら、私でもできる。以下の「研究」と、この「処方箋を読み間違えない研究」はどこが違うのか。道を歩いて、誤って、犬の糞を踏んづけない研究キオスクでくだらない雑誌を買わされない研究電車の中に傘を置き忘れない研究

    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2009/11/12
    "澤田康文教授は、本気で、こんな事例研究を「医薬品情報学」だと思っているのだろうか"
  • 木村憲洋のコラムはつまらないが、コメントがおもしろい - あの旗を撃て!

    医療社会論のようなことをしている木村憲洋氏の日経ビジネスオンラインの記事はレベルが低い。学術論文からの引用もなく、独自ソースからの情報もなく、Googleでサーチできる程度の情報を適当につぎはぎしているだけだからだ。 しかし、この記事は寄せられたコメントがおもしろい。引用してみよう。「たらい回し」は医師のせい?すみません。前回のテーマについて、書けなかったので書かせてください。まずは、木村氏に言いたい。「嘘を言うな!」と。医師の年収については今年4月、財務省の諮問機関である財政制度等審議会が、病院勤務医の「年収」を1415万円、個人開業医の「収支差額」を2804万円と試算していますし、また「日経メディカル」が昨年行ったアンケート調査でも、勤務医の平均年収は1410万円、35歳以下は1033万円でした。そのアンケートでは「「日経メディカル Cadetto夏号」の特集「医者の値段」で掲載しきれ

  • 子供1人あたり一坪もない保育所 - あの旗を撃て!

    http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090929/184475/?P=1 保育所の施設をつくる際には、たとえば屋外遊技場の面積が、子ども1人あたり3.3平方メートル以上なければいけないと定められている。子どもがハイハイするための部屋(ほふく室)も、1人あたり3.3平方メートルとなっている。 なぜ3.3平方メートルかというと、ちょうど「1坪」だから、ということにすぎない。科学的な根拠があるわけではないのに、この基準を超えていなければ、国は「保育所」として認めず、補助金を出さないのである。これでは、地価が高い東京のような都心では、用地の確保がネックになって保育所を増やせない。 保育所の数が足りないために入所できない待機児童が全国に2万5000人、東京都だけで8000人にのぼる。とくに、不況期には家計を助けるために就労を希望する女性が増えるので、

  • 医局をクビになっても年収1800万円 - あの旗を撃て!