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ブックマーク / masanork.hateblo.jp (120)

  • マイクロソフトの遺伝子 - 雑種路線でいこう

    みんな忘れてるかも知れないけど,マイクロソフトってOSベンダである前に開発環境ベンダだったし,その名の通り小さな処理系をつくるのに長けていたんだよね.僕が生まれて初めて触ったNEC PC-6001のMicrosoft N-60 BASICは16KBのRAMでさくさく動いてたし,Office 95 / Windows 95でさえ16MBのRAMでさくさく動いていた. 携帯電話向けにJava VMを提供しているAplixとか,Java上のXML UIエンジンを提供しているUIEvolutionとか,Nintendo DS向けにTCP/IPスタックを提供しているUbiquitous*1とか,組込向けにBluetoothスタックを提供しているOpen Interface North Americaとか,卒業生たちのつくった会社を並べてみると,フットプリントの小さなアプリケーション・プラットフォーム

    マイクロソフトの遺伝子 - 雑種路線でいこう
  • 要はガクモンな仕事って少ないんだよ,きっと - 雑種路線でいこう

    僕は就職活動なるものをやったことがないんだが,同じゼミの学生たちが就職活動しているのをみて不思議な印象を持った.金融論のゼミだったから銀行/証券志望が多い.不良債権問題が云々とか,金融ビッグバンが云々といった時代.調べたり議論していると銀行のビジネスモデルが揺らいでいるとか,不良債権が大変だとか,新興市場が出来て間接金融から直接金融への移行が加速とかそういう話をするんだけど,就職活動に入った瞬間,みんなそういう銀行を受けるんだよな,これが.金融論を学んで金融界に行くのはまぁ素直なのかも知れないけど,お前らゼミで議論してたことは何だったんだ?とか突っ込みたくなった.けれどもこれは学生のせいだけというよりも,会社が就職活動をそういうものにしている,というのもあるんだろうな. ところで雇用の流動性について,企業はだいぶ覚悟しているんじゃないかな.実際,引き抜かれちゃってる訳で.問題は覚悟すると企

    要はガクモンな仕事って少ないんだよ,きっと - 雑種路線でいこう
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2006/04/23
    "お前らゼミで議論してたことは何だったんだ?とか突っ込みたくなった"
  • 「はてな登龍門」 - 雑種路線でいこう

    関係筋から聞いたところによると『ウェブ進化論 当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)』は,はてなグループを駆使して執筆/編集作業が行われたらしい.それは面白そうなので,僕もを書くときには似たような方法を使ってみようとおもうのだけれども,もうちょっと想像を広げて,出版のワークフロー全体に対して「はてな」がインフラにならないか考えてみた. まず,を書きたい/出版社に売り込みたいひとは,はてな上で企画書をアップし,はてなグループ上で原稿を書き始める.どの企画が実際にになるか,みんなではてなアイデアを使って予想する.ここまでは原則公開.出版社や出版ファンドの方が企画書や書きかけの原稿をみて「うちから出したいな」と思ったら,初版印刷部数や印税,定価,装丁などを添えて著者に対して出版のofferを行う.執筆者がofferを受け入れて取引が成立してからは,著者/出版社の了承を得たひとだけが執

    「はてな登龍門」 - 雑種路線でいこう
  • 脱コモディティ化の自分戦略 - 雑種路線でいこう

    高卒で公社に就職し国内最大手SIベンダを今年の3月末で役職定年した親父は,僕の神奈川大学への入学が決まったとき,すぐに自社の新卒採用を調べて「明治法政まではいたけど,神大からはひとりも来ていないなー」と残念がった. 典型的な学閥/年功序列/終身雇用の大企業で仕事能力と関係なくキャリア組にどんどん追い越されて悔しい思いをしたであろう親父は,小さい頃から僕にみっちり教育し,無理をして塾に通わせ中高一貫の私立に通わせたけれども,親の心子知らず,僕は授業は寝通し,家でも全く机には向かわず,アマチュア無線や学校新聞に没頭し,スクープを飛ばしては先生方の怒りを買って中学で成績を理由に留年し,高校でも留年が決まり親父から「もう学費は払わん」と一喝されて中退し,親父の世話で小さなソフトハウスに就職するつもりが,河合塾でアルバイトしていると噂のある先生から「できれば大学くらい出ておくに超したことはないし,塾

    脱コモディティ化の自分戦略 - 雑種路線でいこう
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2006/04/17
    長い。
  • 「人材不足」って言うな! - 雑種路線でいこう

    ITに限らないんだろうけど,新しい分野って人材育成の必要性が強く指摘される割には,育った人の受け皿がどこにあるか分からない.月並みな話をすれば,ある分野のひとが足りないのは,足りないから高付加価値なのであって,足りていれば高値がつかない訳で,人材が足りた途端に捕らぬ狸だった事業機会も失われ,皮算用は弾けてしまうのである. IT利活用でもオープンソースでもセキュリティでも何でもいいんだけど,諸外国と比べて足りないものは何でもかんでもヒト!ヒト!ヒト!ということに役所の中ではなっているけれども,もし市場が機能しているのであれば,いずれ需給は均衡するはずで,とりあえず神の手に任せておけばいい気がする.個々の政策がhot issueである時点ではヒトが足りないといっても,それがhot issueである時点で志しているひとはいるはずで,そこに1〜2年かけてカリキュラムを開発して,つくったカリキュラム

    「人材不足」って言うな! - 雑種路線でいこう
  • 誠実な嘘つきであるために - 雑種路線でいこう

    id:tigress-kyotoの露悪的でナイーヴな思考回路には惹かれていて,つい絡みたくなってしまう. 嘘がすぐばれる人はいい人だけど、いい商売人じゃない。それと同時にいい男(女)じゃない。どんな人間でも例外無く事実に嘘をつくことも、感情に嘘をつくことも前提で。私は嘘をつくことと、誠実でいることは必ずしも対立するってわけじゃないと思う。 僕は嘘を付くのが苦手だ.「そこは嘘つくところだろ」と気づいてることもあるんだけど,いちど嘘をついてしまうと後々考えて話さないといけないので,つい早い段階からぶっちゃけで話してしまう.そもそも足りない上に深酒で日々減っているであろう脳細胞は,嘘の上塗りよりも生産的なことに使った方がいくばくかの成果を上げられそうな気もするし.目の前の女性がどういって欲しいかを考えるよりは「来夏にSONYが出すαマウントのデジ一眼は何で差別化すべきだろうか.画素数か感度か連写

    誠実な嘘つきであるために - 雑種路線でいこう
  • Yahoo!はケータイのiPodをつくれ - 雑種路線でいこう

    そもそもFMCよりもこっちの話をしたかったんだけど,id:dodolabyさんが興味深いことを書いている.ご指摘のように携帯のユーザーにとって世界は携帯の中で完結しているのであって,固定と携帯の融合など大して興味は無いのであろう.では,インターネットと携帯コンテンツとの融合にはFMC程度の意味しかないのだろうか.そんなことはない.やはりYahoo!は多くの携帯コンテンツ事業者にとって脅威となるだろう.何故だろうか. ひとつは,携帯の世界に初めて垂直統合モデルが持ち込まれることだ.僕は携帯電話の欠点は,操作に一貫性がないことだと考えている.同じキャリアでもメーカー毎に違うし,コンテンツ毎にも全く一貫性がない.これは,キャリアが端末による付加価値の提供には興味を持っていたけれども,質的なところでコンテンツやサービスについてはプラットフォーム・プレーヤに徹していたことが大きいのではないか. け

    Yahoo!はケータイのiPodをつくれ - 雑種路線でいこう
  • 雑種路線でいこう - インフラただ乗り論やバックボーン不足論の虚妄

    不思議な議論だ.地方の零細プロバイダって,まだあるんだっけ.あってもインフラは大概アウトソースしてるよね.テレホーダイとかフレッツとかブロードバンドとかで潰れるべき零細プロバイダはとうの昔に潰れて名前だけプロバイダのまま顧客管理業に徹してるんだから,誰も困らないのですよ.技術革新についても,WDMの波長多重数であれルータの処理能力であれ,すごく困るほど低迷している訳ではない.京都議定書との絡みで,消費電力をどうするとか細かい問題はあるけどね.だいたい,インターネットはもともとベスト・エフォートというくらいで,パイプのどこかが詰まったところで遅くなるだけのことだ.*1 いまさら従量課金なんか,どこもやらないでしょう.面倒だし,みんなが一斉にやらないと従量課金に移行した事業者から顧客が逃げるだけだし,一斉に従量課金にシフトしようものなら,独占禁止法に抵触してしまう.よしんば苦しいキャリアが何社

    雑種路線でいこう - インフラただ乗り論やバックボーン不足論の虚妄
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2006/03/03
    「本気で信じているというよりは,信じること自体に政治的な意味があるのである」
  • 現場主義も学歴主義も根は同じ - 雑種路線でいこう

    1年ちょっと前だったか、大学は中退したけど大成した元上司に「いずれMBAなりMOTでも取ろうかと」と相談したら「君はあんな連中のように取り替え可能な何かになりたいのか。自分で考えて生きてみろよ」とアドバイスされた。一方で今の社長は向こうのMBA出身で、向こうのMBA出身者には目がないらしい。 現場主義とか、学歴主義とか、まぁ色んな考え方が世の中にはあるけれども、結局のところ人間たるもの少々人間ができていても自分の生きた基準でしか他人を評価できなくって、そうなると自ずから類が友を呼ぶ訳で、何というかそれが不平等と口でいうことは易しいけれども、じゃあどうすればいいのかというと実は難しい。 下手に成果主義を徹底したところで、そもそも結果を出しやすいポスト・出しにくいポストがあるし、低い目標で上司を説得できるひとの成績が高く出るとか、自分ではリスクを取らずに他人の成果を横取りしようと虎視眈々と狙う

    現場主義も学歴主義も根は同じ - 雑種路線でいこう
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2006/03/01
    「評価は主観ですべき」に賛同。「客観的基準に従っただけだからおれ知らんもんね」というのはやだ。
  • 機会を与えてくれない大企業にジタバタ踏み留まる価値 - 雑種路線でいこう

    id:yukihondaさんのところやid:romuyaさんのところで企業の採用行動のあり方について客観的な職業能力でいくべきだとか、いや組織に順応できるかの主観的判断だという議論が展開されているけれども、最近になって実は採用基準なんて質的には重要じゃないんじゃん、と考えるようになった。 理由は2つあって、ひとつは新卒労働市場の需給ギャップが大きい以上、いくら面接を受けても落ちるヒトは落ちるし、落ちたら疎外感や割り切れなさを感じることに変わりないだろうし、受かったひとについても企業側に彼らの職業能力を認めて活かせるだけの器がなければ、優秀であればあるほど入社してから「自分の能力を活かせていないのではないか」「給料分も働いていないのではないか」「こんなところで足踏みしていることが人生の中で正しい選択なのか」といった焦燥感に駆られることもあろうということだ。 引き続き、ゲマインシャフト的な組

    機会を与えてくれない大企業にジタバタ踏み留まる価値 - 雑種路線でいこう
  • メリトクラシーを巡る葛藤 - 雑種路線でいこう

    http://d.hatena.ne.jp/yukihonda/comment?date=20060206#c の続き 中学生の時だったか、社会福祉の考え方を聞いたときに考えたのは、日で能力のないひとが福祉によって安定した生活を送れて、アフリカで能力のあるひとが飢えていたとしたら、それは公正なのだろうか、という疑問だった。国民福祉は、いずれ国際福祉となるのだろうか、或いはなるべきであろうか、というときに、自分は人々の間に能力の格差があって、能力に応じて成果を上げることができ、能力に応じて報いられるべきであろうという素朴なメリトクラシーへの信仰があったように感じる。 当時ぼくは勉強が大嫌いで、学歴社会に対して非常に強い反感を持っていたけれども、その根底にはいわゆる受験勉強が、来の社会で成果を上げる能力とは別の、服従を強いるような能力測定であって、社会は学歴などという一時点での評価ではなく

    メリトクラシーを巡る葛藤 - 雑種路線でいこう
  • 身近な問題としての所得格差 - 雑種路線でいこう

    この意見には賛成。確か『日ニート・世界のフリーター―欧米の経験に学ぶ (中公新書ラクレ)』でも、OECD諸国の具体例を挙げながら似たような説を唱えていた。ただ、職業倫理とか職能教育のこととかを考えると、単に労働基準法の要件を緩和すればいいというものではない気がする。 忘れちゃいけないのは、守らせるべき法律と、企業の人事戦略というのは分けて考える必要があることで、企業がコア人材として戦略的に手厚く遇する層はあるだろうし、その階層にいる人々は経路依存的に次もいい仕事に就ける可能性が高いから、仮に大幅に労働基準法の解雇要件を緩和したとしても、恐らく格差は残り続けるだろうということだ。 規制緩和が格差の拡大を招いたのではなく、既に雇われている常勤雇用者を守るために温存されている法や諸制度が、それらの恩恵に浴することのできない非正規雇用者などとの間の格差の拡大を招いているのだ。

    身近な問題としての所得格差 - 雑種路線でいこう
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    jiangmin-alt 2006/01/31
    「その階層にいる人々は経路依存的に次もいい仕事に就ける可能性が高い」
  • 技術を活かすための競争戦略 - 雑種路線でいこう

    id:mkusunok:20060129:techstrategyで触れた内容について少し掘り下げてみる。これは歴史の勉強をした後の感想のようなものに過ぎないので、今後もこの通りにやれば成功するという意味ではない。ただ、何をやってはいけないか、という参考にはなるだろう。ベンチャーにとって大事なことは、先行する大企業に先行優位性を発揮させないこと、そしてより大きな技術力や資力を持った後続企業に真似されても差別化し続けられる仕組みをつくることだ。 価格はマーケットインで決めよ これは大企業のイノベーションでよくあることだが、R&Dに大変な金額をかけた割に市場がそれほど大きくない、だから価格を上げてしまおうという失敗である。Xerox StarとかToken RingとかHiSWANaが典型的だ。これらは研究開発予算を正当化するために商品化され、それが素晴らしい革新的なものであることを社内に説

    技術を活かすための競争戦略 - 雑種路線でいこう
  • ライブドアが上場後、買収&金融にシフトしたのは正しい - 雑種路線でいこう

    マスコミはホリエモンが上場後に変質したことを問題にしているけれども、僕はそこまでは彼は賢かったのだとおもう。企業買収や金融事業をマネーゲームと罵るのは易しいけれども、マネーゲームにシフトせざるを得ない経済的基礎条件を無視している。 そもそも、オン・ザ・エッジの業であった受託ベースのWeb構築は、小資で始められる労働集約型の事業であって、だからこそ学生ベンチャーでも成長できた。一方で資を突っ込んだところで、業の延長線上で成長路線を描くことは極めて難しい。案件も技術者も、カネに明かして山ほど買えるものではないからだ。 一方でネットバブル最盛期には異常な株価がついて、そもそも使い切れないような上場益を得て、時価総額から換算すると有り得ないようなスピードの成長を期待されてるんだよと脅かされる訳だ。で、近い業態で傾いた会社を買って建て直したりするだけじゃ間に合わず、手っ取り早く数字を嵩上げで

    ライブドアが上場後、買収&金融にシフトしたのは正しい - 雑種路線でいこう
  • IPマルチキャストも著作権法上の「有線放送」に - 雑種路線でいこう

    来は電気通信役務利用放送法ができた時点でかくあるべきだったんだけど、文化庁がゴネてIPTVが著作権法上の放送に含まれない件について、ようやく知財部が動き出した。素晴らしいことだ。けど、次はIPマルチキャストだけでなく、オーバーレイ・マルチキャスト*1とか、ユニキャストのオンディマンドに関しても包括許諾を認めて欲しいところ。条文でIPマルチキャストをどう定義するかが見物ですね。まさかRFCは参照しないだろうし。 知的財産部は、ネット経由での番組提供のうち、まずは光ファイバーやADSL(非対称デジタル加入者線)などの通信設備を利用して家庭のテレビに届ける映像提供(IPマルチキャスト放送)について、著作権法上の「有線放送」に含まれると定義し直すことを軸に法改正を提案する。 *1:P2Pというと人聞きが悪いので、最近はこういうらしい

    IPマルチキャストも著作権法上の「有線放送」に - 雑種路線でいこう
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2006/01/30
    「条文でIPマルチキャストをどう定義するかが見物ですね。まさかRFCは参照しないだろうし」
  • 自立できない個人と会社との共依存に干渉すべきか - 雑種路線でいこう

    組織が内部で行う「教育」は、あくまで「習熟」レベルに留めるべきだと私は考えている。それ以上の「教育」は、人それぞれが行い、その成果は人それぞれがプールするべきなのだ。過剰な「教育投資は、いざその人が組織から離れるに当ってはその人から見て「負債」として働いてしまう。そこまでする権利が今の会社にあるのだろうか? そりゃそうなんだけど、世の中にはヒト離れできない会社と、会社離れできないヒトがいっぱいいるのであって、それはそれで幸せな会社人生?の中でスキルを蓄積して高いパフォーマンスを出してくれた方が世の中のためになる、という見方もある。 どっちも甘えているのだし、会社だって社員からそう期待されてもたれ合ってる部分もあるのだろう。とゆーか会社なる人格はないのであって、そこそこ長い会社だと、甘えさせているのはもっと前から会社に依存している先輩方だったりする。 そこそこ小さい会社に入ってドーンと大き

    自立できない個人と会社との共依存に干渉すべきか - 雑種路線でいこう
  • 学歴社会は終わったけど教育費はかかるし、少子化対策は相変わらず茶番劇だし - 雑種路線でいこう

    尊敬するshi3z社長からトラバをいただいた。いや全く同感である。学歴社会なんて終わってるし、変えなきゃいけないのはみんなの意識なんだ。 ことキャリアプランとか人生設計とかそういう話になると、やたらとコンサバな推計ばかり出てきて辟易するし、僕はそういうのをあまり勉強しないんだが、かみさんはいたく熱心に調べてきて、やれ旦那の小遣いは手取りの1割が相場だとか、いまのうちから学資保険を積み立てろとか、住居費というのは収入のn割までにすべきだがうちはm%上回っているから家計が苦しいとか、子供たちを巣立たせてから老後の貯金を初めても何千万円足りないとか、そういう風に脅かされるのである。僕の場合はあまり後先のことを考えずにできちゃった結婚をして、その後も算盤勘定とか関係なしにボゴボコと3人の子持ちになったのであって、ちゃんと計算に基づいて行動していれば、こんなことにはなっていなかったに違いない。 とこ

    学歴社会は終わったけど教育費はかかるし、少子化対策は相変わらず茶番劇だし - 雑種路線でいこう
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    jiangmin-alt 2006/01/17
    「子供たちの間の同調圧力に教師が乗ってしまうのは、それが統治の道具となるからである」
  • 自分自身の職業能力・職業意識の形成過程を振り返る - 雑種路線でいこう

    僕は中学4年,高校1年の計5年間,駒場東邦といういわゆる進学校にいたが,いろいろと大事なことを学んだ.まず,相対的な自分の能力を見極めること.物理部で回路設計やプログラミングを次々とマスターする後輩たちをみて,ぼくは技術そのものでは勝てないと割り切って,技術を生かすことを学ぼうと新聞部の活動に力を入れた. 中学の頃から親父が家に持ち帰っていた日経コンピュータとかを読んでいて,ちょうどBPRとかが流行っていた時期なので,組版の電子化に合わせて業務フローを見直し,入稿から3週間かかっていた新聞発行のリードタイムを3日間くらいまで短くするとか,そういうことをやった. 確か体育祭の特別号で入稿タイミングの都合で自分が記事を書かなくてはならないことがあったのだが,たまたまその体育祭が,生徒が揃った後で雨天中止となったところを,生徒が学校を占拠して臨時放送を流し,校門でピケを張り,自主開催に漕ぎ着ける

    自分自身の職業能力・職業意識の形成過程を振り返る - 雑種路線でいこう
  • 電車男は大丈夫だったんだろうか/Blogと恋愛との微妙な関係 - 雑種路線でいこう

    ぼくは電車男が実在していたか知らないのですが,もし実在していたら電車男ブームのどこかで2ch相談しながら付き合ってたことエルメスにばれて,全てのやりとりを読まれちゃったりして,ひょっとすると修羅場になるのかなー,という気がするのです.で,先輩が彼女をみつけてゴールインするのと,sync先輩のblogが彼女バレするのと,どちらが先かとても気になります. わたしもBlogが嫁バレすることを密かに恐れているのですが,彼女にblogを読まれながら,彼女とどう付き合うかを書くのって,結構たいへんそうな気がします.でも,最近は初めて会った時にSNSでリンクを張り合うところから付き合いが始まったりするので,blogを彼女バレしないようにするのは結構たいへんです. そういえば2000年の夏だったか,当時の上司にできちゃった婚を白状したところ「だって君,何ヶ月か前に振られたばっかじゃなかったっけ」といわれ

    電車男は大丈夫だったんだろうか/Blogと恋愛との微妙な関係 - 雑種路線でいこう
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2005/06/27
    「楠正憲 (実名登録)」なのに「Blogが嫁バレすることを密かに恐れている」って意味分らんが、ネタですか?
  • わたしのチープ革命 - 雑種路線でいこう

    記者志望だった僕はたぶん,チープ革命の恩恵を最も早く受けた部類ではないかと思う.当たり前過ぎて忘れてしまいがちだけれども,活字の世界は最も早くチープ革命の洗礼を受けた.もしネットがなかったら,人生に不器用で学歴も高くなく,なまじプライドは高い自分のような人間は,きっとNEETか,限りなくNEETに近い出版奴隷にでもなっていただろう. Webサイトやblogで簡単に書き物をしてフィードバックを得られるということもそうだけれども,それ以上に情報収集手段による媒体の特権性がなくなったことが大きい.昔だったらプレスリリースを一通り集めるだけでも,マスコミでなければ大変な手間だった.殊に海外事情などはなおさらだ.分析も何もせずとも,特権にあぐらを書いて,投げ込みのプレスリリースを適当に要約して,記者クラブに出入りしたり適当にリークを受けていれば,立派な記者サマになれた訳だ. 逆にどんなに能力があって

    わたしのチープ革命 - 雑種路線でいこう