プーチン大統領は、この条約は三国を原則的に新しい統合のレベルへ至らせるものであるとし、「我々は、国家的主権を完全に保持しつつ、より緊密で均斉のとれた経済協力を保障する」と述べた。 ガイダール研究所・国際貿易研究室のアレクサンドル・クノベリ室長は、ヴズグリャード紙にこう語った。「EAEUの条約には、経済的観点からは何ら目新しいものはなく、この条約に盛り込まれているものは、すべて三国の他の組織の枠内ですでに合意されています。ですから、この連合ができたからといって短期的な見通しで三国間の貿易高を一気に増加させることはできません。これらの国の間の貿易がすでに1992年から非関税であったとあれば、なおさらです」 新たな可能性 しかし、条約の第四部において、新しい連合は、さらに妥協点を見いだしてその他の制限を撤廃するための可能性を創り出している。三国は、商品、サービス、資本、労働力の自由な移動を保障
ミハイル・プロホロフ大統領候補が選挙綱領をまとめた。プーチン大統領候補と自身を比較して書かれたものだが、専門家らはこれを独創性に乏しい、うわべだけのものと評価している。 『現在と未来』と題されたミハイル・プロホロフ大統領候補の綱領は、彼のサイトで閲覧することができる。この大富豪の主眼は、国家の国民に対する姿勢の見直しだ。「私の確固たる信念、信条は『人間が権力のために創られたのではなく、権力が人間のために創られた』というものである。私は、無思慮な隷属の代わりに個人の責任を、官僚主義的な経済の代わりにリベラルな経済を、弾圧的な監理の代わりに法治社会を選択するよう国民に呼びかける」と述べ、新しい現代的なロシアを共に築くよう訴えている。綱領は12の章 - 『イデオロギー』、『政治制度』、『公正な選挙』、『経済戦略』、『税制度』、『官僚主義および汚職の取り締まり』、『法秩序と安全保障』、『社会政策』
新潟市の行政がウラジオストク市との定期船就航を検討していることを、ウラジオストク市国際関係・観光課のウラジーミル・サプルィキン課長がコメルサント紙に伝えた。旅客・貨物船は週1便運航で、往復の運賃は400ドル(約4万円)から。新潟とザルビノ港の間のローロー航路案も検討されている。この航路では2011年からコンテナ船が運航しているものの、これまでに輸送20TEU、排水量1500トンにとどまっている。またザルビノ港にはコンテナ積み下ろし用クレーンもない。そのため日本側は現在、5000トンのローロー船の案を検討中だ。 現在のロシア極東へのアクセス 成田空港とハバロフスクおよびウラジオストクの航空輸送は、S7航空が行っている。成田-ウラジオストクの往復航空運賃は600ドル(約6万円)ほど。ウラジオストク港-韓国のトンヘ港-日本の境港では、クルーズフェリー「イースタンドリーム」が週1便運航している。
大統領が制服導入を提案 ロシアの学校で制服の着用を再度義務化するという議題は、それが廃止された時から持ち上がっていたように思う。現在は、学校によって制服があったりなかったりと、自由な状態だ。モスクワ市議会の議員らは昨春、制服は貧富の差を目立たなくするという結論を出したが、連邦教育・科学省は、学校に服装規定の導入権があるのに、なぜわざわざ義務化が必要なのかと疑問を投げかけた。制服の国家発注でロシアの軽工業を支援するという、不況対策を提案した連邦産業・貿易省は、全国規模で義務化したいと意欲を燃やし、 さらに大統領府までもが支持した。 きっかけはヒジャブ この大々的な発表の裏には、スタヴロポリ地方で10月に発生した同じぐらい大きな問題がある。ネフチェクムスク地区のカラ・チュベ村にある学校で、校長がヒジャブをかぶって登校する女子生徒に対し、授業に参加することを禁じた。 女子生徒の家族らはこれを
このアイデアは少数の政治家の発案だが、おかしなことに、生徒、保護者や教員の間からも肯定的な反応を得ている。多くの人は、制服導入によって、学校で 社会的な格差があからさまに露呈されることがなくなり、生徒が伝統的な宗教的衣装を着用することを許されるべきか否かの問題についても、終止符が打たれると期待しているのだ。 学校制服を復活させる法案が、最近、国家会議(下院)に提出され、生徒たちが9月1日から制服を着用し始めることはほぼ確実になりそうだ。 法案の起草者で、与党「統一ロシア」に属するオリガ・ティモフェイエワ議員は、ロシア教育法の修正案も起草した。 「これを実施する目的は、学校を知識の場として保護し、経済的に恵まれた生徒と、保護者にブランド品の服を買うお金がない貧しい生徒を区別しないようにす ることにあります。自由な服装を許可すると、生徒によっては宗教的な服装をし始めるかもしれないので、子どもた
フコンタクチェがドゥロフ氏を失ったと、ロシアのマスメディアはこぞって伝えた。フコンタクチェの業務最高責任者であるドミトリー・セルゲエフ氏、広報担当のゲオルギー・ロブシキン氏ともに、この情報を認めている。 ドゥロフ氏は自身の解任について、新聞を通じて知ったという。フコンタクチェの自身のページには、自分たちが創設したSNSが、「イーゴリ・セチン(ロシアの国営石油会社『ロスネフチ』の社長)とアリシェル・ウスマノフ(ロシアの富豪でインターネット・ホールディング『メール・ル』の大口株主)の完全な管理下」に移行したと書いている。 ドゥロフ氏は4月1日、最高責任者を辞任すると発表。その2日後にエイプリルフールの冗談だったことを明かした。しかしながら株主は、ドゥロフ氏の退職宣言撤回が法的に不正であったことから、実際に辞任しなければならないと判断した。 セルゲエフ氏によれば、退職届は3月21日にすでに提出さ
白いクワスがようやく店頭に並び始めたが、今のところ販売の伸びに勢いはない。現代ロシア人にとってまったくなじみがないからだ。=Lori/Legion Media撮影 外国人がロシアでクワスを目にすると、コーラのようだと思うだろう。暗い色味、透明感、そして飲んでみると甘さもある。ところが「オチャコヴォ」工場が最近市場に投入したクワスは、白味がかっている。伝統的な金髪女性の髪の色とでも言おうか。 実は1千年以上の伝統の“食” 名称は見たままの白いクワス。つくり方は、1000年前から存在していた古代ロシアのレシピに近い。このレシピは19世紀末まで残っていた。「ロシアの 農民はその昔、畑を歩く時には、白いクワスの入った壺とパンの欠片を持参していた。ただパンがなくても十分。クワスの原料はパンだから」と、「オチャコ ヴォ」工場クワス博物館のエヴゲニー・シャチロフ館長は説明する。 20世紀はそれまでの帝
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