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ブックマーク / sociology.jugem.jp (50)

  • 『Rで応用空間データ解析』 | Theoretical Sociology

    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2011/07/30
    "地図の書き方や隣接行列の作り方など、詳しく解説してあり、とても役に立った"
  • ブルデュー『科学の科学』 | Theoretical Sociology

    科学の科学―コレージュ・ド・フランス最終講義 科学の科学―コレージュ・ド・...の他のレビューをみる» 評価: ブルデュー 藤原書店 ¥ 3,780 (2010-10) ブルデューの科学社会学講義録であり、生前に出版された最後の著書。書は主に3つの章からなり、第1章では、マートンの科学社会学、クーンの科学革命論、ストロング・プログラム、ラトゥールの科学論、の4つが批判される。第2章では、ブルデュー自身の界、ハビトゥス、性向、といった概念を使った科学の記述がなされ、第3章では、社会科学(者)にとっての自己分析の重要性が説かれ、ブルデュー自身の自己分析が開陳される。2章はいつもの議論が繰り返されているだけであるし、特に新しさを感じなかったので、1章と3章を中心に紹介する。マートンの科学社会学は、科学界の共同体的側面のみを強調し、その内部での対立、闘争を無視しているため、批判されている。いっぽ

    ブルデュー『科学の科学』 | Theoretical Sociology
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2011/03/28
    "ブルデューの科学社会学講義録であり、生前に出版された最後の著書。本書は主に3つの章からなり、第1章では、マートンの科学社会学、クーンの科学革命論、ストロング・プログラム、ラトゥールの科学論、の4つが批判"
  • イギリス社会学史を読む | Theoretical Sociology

    Anthony King, 2007, "The Sociology of Sociology," Philosophy of the Social Sciences, Vol.37 No.4, pp.501-524. Halsey, A, 2004, A History of Sociology in Britain , Oxford U.P. を論じた書評論文 (Review Essay)。Halsey の議論が下敷きにされているのであるが、どこまでが Halsey の議論か不明な部分も多いので、ここで紹介する議論は、 King の主張であるとみなしている。基的には、政治・経済の状況が社会学にも反映するという素朴反映論にしたがって議論がなされている。それゆえ、イギリスの政治が、帝国主義の時代からフォーディズムの時代に、そしてさらにポスト・フォーディズムの時代へと変遷するにしたがって、

    イギリス社会学史を読む | Theoretical Sociology
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2011/03/28
    "タイトルや要旨からだいぶ期待して読んだのだが、がっかりである"
  • 『科学者として生き残る方法』 | Theoretical Sociology

    科学者として生き残る方法 科学者として生き残る方法の他のレビューをみる» 評価: フェデリコ・ロージ,テューダー・ジョンストン 日経BP社 ¥ 2,940 (2008-06-05) 物理学者の書いたハウツー。この種の事柄についてまったく知識のない人は読んでみたらいいだろう。実験が典型的な研究方法として念頭に置いてあるので、社会学には当てはまらない話もあるのだが、おおむね社会学にも当てはまる。ただし、科学社会学の論文を暇を見つけて読み漁っている私としては、それほど新しい発見はなく、物足りないと感じた(というよりも、そもそもこのは私のような読者のために書かれたわけではないのだ)。しかし、驚かされたこともあった。例えば、物理学のある分野では、100名以上が共著者として名を連ねる場合があるという。著者たちは軍隊のようだといったがこれほど多くの人々が共同して研究成果を出す世界というのは、私の想像

    『科学者として生き残る方法』 | Theoretical Sociology
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    jiangmin-alt 2011/03/12
    "日本の地方大学の(おそらくは理系の)教授が、イタリアの准教授を低く見て直接連絡を取るのを拒んだ、つまり小沢一郎のように間に人を立てないと連絡できなかったそうである。こういうコミュニケーションの形態を"
  • 『公的統計の体系と見方』 | Theoretical Sociology

  • 大きいほうがよいのか? : 企業規模と仕事の報酬 | Theoretical Sociology

  • 仕事と労働者のミスマッチ | Theoretical Sociology

  • 論文のイントロにおける研究空間の明示と主要な発見の告知 | Theoretical Sociology

    John Swales and Hazem Najjar, 1987, "The Writing of Research Article Introductions," Written Communication, Vol.2 No.4, pp.175-191. 物理学と教育心理学の雑誌に掲載された論文の導入部で、研究空間の明示と主要な発見の告知がなされているかどうかを探索的に調べた論文。論文の導入部分をどう書くかは、論文を書く上で最も悩ましい問題だが、導入部分の書き方については、さまざまなスタイルがある。例えば、Zappen (1983) によれば(孫引き)、1 目的、2 現在の能力(今できる最良のこと)、3 問題(目的の達成を阻む障害)、4 解決法(3の問題を解決する方法)を序論で書く必要があるという。一方、Swales (1981) は以下のような導入部の構成を示している。、Move

    論文のイントロにおける研究空間の明示と主要な発見の告知 | Theoretical Sociology
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    jiangmin-alt 2010/10/08
    "論文の導入部分をどう書くかは、論文を書く上で最も悩ましい問題だが、導入部分の書き方については、さまざまなスタイルがある。例えば"
  • 引用分析の理論:レビュー | Theoretical Sociology

    Jeppe Nicolaisen, 2007, "Citation Analysis," Annual Review of Information Science and Technology, Vol.41 pp.609-641. 引用 (citation) に関する諸理論をレビューした論文。「研究者はなぜ論文を引用するのか?」という問いをめぐるいくつかの理論を紹介し、それに対する批判も併せてレビューしてある。これはインパクト・スコアのような被引用回数にもとづく指標が何を意味するのか、という問題と深くかかわるので、かなりたくさん論文が書かれている。Nicolaisen は以下のような理論を紹介している。 レリヴァンス理論の応用。著者が論文を書く上でレリヴァントな論文が引用されるとする理論らしい。ここでいうレリヴァンスとは、スペルベルとウィルソンのレリヴァンス論でいうところのレリヴァンスで

    引用分析の理論:レビュー | Theoretical Sociology
  • 近代日本社会学の展開:硬直化・他律化・閉鎖化? | Theoretical Sociology

    川合 隆男, 2002, 『近代日社会学の展開: 学問運動としての社会学の制度化』恒星社厚生閣. 戦前の日社会学の歴史を学会活動の側面に焦点を当てて記述した。学説史なので、とうぜん書き下ろしと思っていたら、実際には既発表論文を集めただけのもので、重複やミッシング・リンクが多く、やや期待外れ。確かにこれをきれいに1つの「歴史」として語りなおそうとすると、書きおろしたほうが早そうなので、論文集というかたちで出版した著者の心情は理解できるが、私は「歴史には物語性を期待するので、残念だった。学説史はしばしば思想史の体裁をとることが多いが、このは、学会という制度的な活動に注目する点に特徴がある。第2次世界大戦の前の主要な社会学関連の団体は、表1のとおりである。 表1 戦前の社会学関連団体 組織名 存続期間 主導的設立メンバー 社会学会 1896--1898年 布川孫一、高木正義、加藤弘之

    近代日本社会学の展開:硬直化・他律化・閉鎖化? | Theoretical Sociology
    jiangmin-alt
    jiangmin-alt 2010/09/23
    "戦前の日本社会学の歴史を学会活動の側面に焦点を当てて記述した本。学説史なので、とうぜん書き下ろしと思っていたら、実際には既発表論文を集めただけのもので、重複やミッシング・リンクが多く、やや期待外れ"
  • 2モード・データのネットワーク分析 | Theoretical Sociology

  • 若者の無業化に対する世帯収入の影響とその変化 | Theoretical Sociology

    玄田 有史, 2007, 「若年無業の経済学的検討」『日労働研究雑誌』567 : 97-112(読んだのは、『人間に格はない』所収のもの). 若者の無業化に影響する要因(特に世帯収入)について分析した論文。焦点が明確にされていないまま分析に突入するという点では、あまりよい論文とは言えないのだが、議論の流れを見る限り、世帯収入の効果に特に関心があるようである。とうぜん世帯収入が高ければ無業であっても就職するインセンティブは弱まるので、無業のまま求職しなかったり、そもそも就職を希望しないことが予測される。玄田は、1992, 1997, 2002の就業構造基調査80%抽出データを使い、15〜34歳の未婚者にサンプルを限定している。その上で、無業者を、求職型(いわゆる失業者にほぼ対応)、非求職型(就職を希望しているが、職探しは具体的にしていない)、非希望型(就職を希望していない)に分類し、有業

    若者の無業化に対する世帯収入の影響とその変化 | Theoretical Sociology
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    jiangmin-alt 2010/07/25
    "理論的な説明のはっきりしないデータの挙動にフォーカスしても、けっきょく様々な憶測を生むだけで、あまり立派な研究成果とはいいがたいという印象を受けてしまう"
  • ジェンダー賃金格差の国際比較の研究動向 | Theoretical Sociology

  • 世代間移動における母職の効果 | Theoretical Sociology

    Emily Beller, 2009, "Bringing Intergenerational Social Mobility Research into the Twenty-first Century: Why Mothers Matter," American Sociological Review, Vol.74 No.4, pp.507-528. 米国のGSS1994〜2004のデータを使って、世代間移動における母職の効果を検討した論文。Acker(1973)の批判に端を発した、男性のみを対象とした世代間移動の研究に対する批判は大きな論争を呼んだが、けっきょく出身階級に関しては、父親の職で操作化するのが現在でも一般的な方法である。父職と母職のうち地位の高いほうを使うといった方法ももちいられたが、父職だけを使ってもそれほど大きな違いが出なかったためである。こうして父職は出身階級を示

    世代間移動における母職の効果 | Theoretical Sociology
  • ブラジルにおける組合の交渉力と非公式雇用 | Theoretical Sociology

  • 非公式雇用の再理論化: ウクライナの事例から学ぶ | Theoretical Sociology

    Colin C. Williams and John Round, 2008, "Retheorizing the Nature of Informal Employment: Some Lessons from Ukraine," International Sociology, Vol.23 No.3, pp.367-388. 非公式雇用を4種類に分類したうえで、それぞれに対して既存の理論を対応づけた論文。非公式雇用 (informal employment) とは、非公式経済の中での人々の労働を指す概念で、雇われて働く人だけでなく、自営業や不払い労働(ただし家事労働は除く)も含む概念である。非公式経済とは、通常、政府が把握していない経済活動(やはり家内労働は除く)を指し、広い意味では、犯罪から隣近所での助け合いまで含むが、露天商やちょっとした仕事の手伝いなど、政府が把握していない普通

    非公式雇用の再理論化: ウクライナの事例から学ぶ | Theoretical Sociology
  • プラグマティストのハーバマス批判 | Theoretical Sociology

    Dmitri N. Shalin, 1992, "Critical Theory and the Pragmatist Challenge," American Journal of Sociology, Vol.98 No.2, pp.237-279. プラグマティストの観点からハーバマスのコミュニケーション的行為の理論を4点にわたって批判した論文。カントから初期のフランクフルト学派をへて、ハーバマスへとつながる理性と啓蒙をめぐる議論の流れをおさえたうえで、以下の4点を指摘している(実際には6つあるが、最後の2つは最初の4つから演繹できそうな議論なので割愛)。 Embodied Reasonableness 非認知的側面の無視: 認知的側面とは理性的にとらえられるような思惟全般を指す言葉のようである。感情、コンテクスト、非反省的経験 (nonreflectional experience

    プラグマティストのハーバマス批判 | Theoretical Sociology
  • 学者間のコンセンサスと雑誌論文掲載拒否率 | Theoretical Sociology

    L.L. Hargens, 1988, "Scholarly Consensus and Journal Rejection Rates," American Sociological Review, Vol.53 No.1, pp.139-151. 学者間のコンセンサスと雑誌論文の掲載拒否率の関係を理論的に検討した論文。なにげに数理社会学なので、びっくりした。 Zuckerman and Merton (1971) によると、自然科学 (physical sciences) 系の雑誌では、掲載拒否率は 20〜40% であるのに対して、人文・社会科学系の雑誌では、掲載拒否率は70〜90%であるという。これほど大きな違いが出る理由の説明として、Zuckerman and Merton (1971) は、2つの仮説を示している。第1の仮説は学者間のコンセンサスの程度で説明する仮説である。自然科

    学者間のコンセンサスと雑誌論文掲載拒否率 | Theoretical Sociology
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    jiangmin-alt 2009/10/30
    "自然科学 (physical sciences) 系の雑誌では、掲載拒否率は 20〜40% であるのに対して、人文・社会科学系の雑誌では、掲載拒否率は70〜90%であるという"
  • 科学社会学の理論とピアレビュー | Theoretical Sociology

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    jiangmin-alt 2009/10/28
    北米学派(いわゆるマートン派)、構築主義、ルーマンの社会システム理論の3つの理論はどれも予測力ゼロで役に立たないという話。
  • 社会学雑誌に関する(正しい、あるいは誤った)思いこみ | Theoretical Sociology

    Lowell L. Hargens, 1991, "Impressions and Misimpressions about Sociology Journals," Contemporary Sociology, pp.343-349. 社会学の雑誌の特徴について論じたもの。"Featured Essay" なので、いわゆる論文とはちがうのかもしれない。さて、 Hamilton(1991) によれば、社会学の雑誌論文のうち、出版後4年以内に参照される論文は、23%にすぎないという。つまりたくさんの論文が出版されているが、それらはほとんど読まれていないか、読まれていてもその後の研究の役に立っていないと示唆されているのである。こういった現象の背後には、社会学雑誌の数の急速な増加があり、どんなにひどい論文でもどこかの雑誌には掲載できると揶揄する研究もあるという。Hargens はこういった議論

    社会学雑誌に関する(正しい、あるいは誤った)思いこみ | Theoretical Sociology