この記事は2005年4月27日にアルクのサイトにある「ビジネス英語雑記帳」に掲載した記事ですが、文中登場するアナハイム大学からの執拗な抗議にあって、アルクの担当者が困りきっていたので、気の毒になり、こちらに移しました。この「アナハイム大学」、今でこそようやく認可が下りて正規の教育機関になったものの、認可を受ける前の数年間、「大学」と称して学生を集めていたという事実は厳然としてあるわけで、今になって、それを知られないようにしようというのは姑息です。いわば、無資格診療をしていたニセ医者がようやく免許を取ったところで、過去の汚点をもみ消そうとしているようなもので、かりにも大学を名乗る機関のやることではないと考えます。 ビジネス英語雑記帳の4月14日号に載せた「インチキ大学、ニセ学位」という記事の中で、ニセ学位は社会に害を及ぼしうるからこそ問題なのだと書きましたが、果たせるかな、今、社会面をにぎわ