アメリカのデラウェア州で会社を設立したことがあります。かかった費用はたったの140ドル。資本金を払い込むといったこともなく、したがって、資本金ゼロで会社を作った格好です。しかもデラウェア州に出向いたわけではなく、オンラインで設立手続を代行する会社に必要事項を伝達しただけですべて済ませました。本当にネットの時代は楽です。ただデラウェアをとうとう見ずじまいだったのはちょっと心残りではあります。 今から10年ぐらい前になりますが、証券・金融専門の翻訳者として独立するに当たり、法人格を取得する必要が生じました。翻訳業務を受託しようにも、アメリカの大手証券は相手が個人事業主だといい顔をしないというか、実際上、社内の審査を通らないので、自分の翻訳ビジネスを法人化せざるを得なかったのです。 ところが、当時はまだ最低資本金制度がありましたから、有限会社の設立には300万円、株式会社なら1000万円の現金を
昨日の昼過ぎ、私たちの強い抗議にもかかわらず共謀罪の「法案趣旨説明・与党側修正案説明」を強行した与党側。昨日から、今日にかけてのニュースの扱いも、注意深い人たちが気づくぐらいのようなもので、巨大与党下の国会で何が起きているのか総力で発信していくことにしたい。実は、昨日の法務委員会で以前から温めていた質問をした。それは、法案の理念や哲学でなく、物品の購入と契約に関わる問題で、入管法改正にともなって見えてきたレガシーシステム(閉鎖系の旧式)の改革と指紋・顔写真情報を取り込んだ新システムの導入をめぐる経緯についてである。 「低入札価格調査の概要」(法務省大臣官房会計課入札室)の文書がある。ネット上でこれを見た時に、一瞬目をこすった。そこには、この入管法審議で問題にした指紋情報・顔写真データなどの生体情報の「認証装置及び自動化ゲート」のソフトウェア開発と実験の業務を、わずか10万円(運営業務費用9
4月22日のUS-VISITとJAPAN-VISITを結ぶ入管生体情報―このブログにアメリカの指紋・顔写真採取システム「US-VISIT」を運営するアクセンチュア社が、日本版「US-VISIT=JAPAN-VISIT」を手がけていることが判明したことを記すと静かだが、大きな反響をいただいた。これは、4月21日の衆議院法務委員会で質疑した後に書いたものだった。衆議院のHPに議事録がupされるのを待っていたが、昨日ようやく公開されたので、この問題に関心の深い方に該当部分だけ紹介することにしたい。(初めて読まれる方は、4月22日の本ブログを読んでからじっくり議事録を読んでいただきたい) ○保坂(展)委員 ここの委員会の議論は我々もっと続けたいと思いながら通ってしまった法案なんですが、その際に河野副大臣と、レガシーシステムの見直しについて、議論をさせていただきました。社会保険庁のオンラインシステム
アルジャジーラ英語放送社長ナイジェル・パーソンズ氏がよく言うフレーズで、「座る場所が変わると物事が違って見える」というのがある。 旅をすれば、確かにそういうことがあって、多くの人が体験をしていることだろう。 英国に住んで、日本にいるときとは違って見えることの1つに、BBCの見方がある。「これだけ巨大なメディアで、一体どうするのだろう?」、「受信料を無駄に使っていないだろうか?」。 来年から、BBCは新たな活動方針の下で(10年ごとに設定される)やっていくことになる。政府最終案が三月に出た。今後の私なりの分析を、「新聞通信調査会報」5月号に書いた。(他の執筆者の方のメディア、国際、国内事情に関する解説も、ご興味のある方はごらん頂きたい。月の中旬から末頃に、その月の会報がサイト上からダウンロードできる。http://www.chosakai.gr.jp/index2.html) ーーー BBC
社会復帰NPO施設で男性死亡 「しごかないと治らぬ」http://www.asahi.com/national/update/0503/TKY200605030076.htmlうーん…「ひきこもり」の人に対してどう接していくべきかというのは、私は周囲に該当者がいないので、何を言っても無責任という感じになるが… おそらくはいろんな人がいろんなことを試行錯誤しながらやっていて、中には善意でやったつもりがとんでもない結果を招いたとかますます悪化させたとかいう不幸な事例もあるのだろうとは思う。何もしないよりは荒療治でも試してみる価値はあるとか藁にもすがる思いでそれに頼らずにはいられないということもあるかもしれない。現状打破のための効果があるかないか、やってみないとわからないところもあるだろう。少しでも効果があれば効果があった人やその家族にとっては、荒っぽい方法でも結果的には「よかった」ということに
■デモで逮捕や公共施設の本の排除が当たり前のように… 前代未聞!? サウンドデモ出発直後に、警察がサウンドカーを徴収! http://jointly.seesaa.net/article/17285464.html 県側は過激図書を排除 県センターの150冊対象に http://www.worldtimes.co.jp/wtop/education/060428/02.html 上は4月30日に東京で行われたメーデーのデモで逮捕者が出た(うち2名は拘留中。家宅捜索もされたとか)という話 http://mayday2006.jugem.jp/(メーデー救援会のブログ) 下は福井県の施設(男女共同参画センターに相当する場所だそうだ)でジェンダーフリー関連の本が書架から排除された(廃棄されたのではないらしい)というもの。(追記:あとから考えると、報じているのが世界日報だけなので真相はどうなんだ
県の方では、第二次男女共同参画基本計画を受け、福井県生活学習館(男女共同参画センターに相当)にある図書の見直しが起きている。 同館には、県の男女共同参画推進課がおかれ、年間を通じてさまざまな研修や講演会などが実施される。一階の書籍コーナーには二千冊余りの書籍がある。 近藤推進員は、そこに置いてあった『ジェンダーを科学する―男女共同参画社会を実現するために』(松本伊瑳子・金子篤子編)を手にしたところ、その過激な内容に驚きを覚えたという。 同書は、まず「近代資本主義社会が成立するにしたがって、女性たちは家庭の中に囲い込まれる生活を半ば強制されてきた」とし、家事・育児を「人間の『再生産』に携わる仕事」と表現。 また「<母性>は社会維持に必要な制度であり、近代資本主義社会というイデオロギーの要請上できあがったものであった」とし、「これは女性に結婚を強制し、女性を母性の中に閉じ込め囲い込む社会的装置
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