春の伝統のGII戦、産経大阪杯(阪神、芝2000メートル)が来春からGIに昇格することが23日、分かった。名称は大阪杯になる見込み。また、JRAは来年、有馬記念後の12月28日の木曜にも開催を行う方針で、GIへの昇格を見込むホープフルS(中山、芝2000メートル)が同日のメインとなる予定だ。 春競馬を盛り上げてきた中距離GIIが、来年から大阪杯の名称でGIに昇格する。JRAにとって、春の古馬中距離路線を充実させることは最大の懸案事項で、数年をかけて検討してきた。 現在は4月下旬から5月上旬の天皇賞・春(芝3200メートル)と6月下旬の宝塚記念(芝2200メートル)のGIが2つあるが、芝1800~2000メートルの中距離GIはなかった。近年、中距離に適性をもつトップホースは、海外のドバイ、香港、豪州に活躍の場を求める傾向が強くなり、JRA関係者は「春に国内で中距離の一流馬が走る舞台を作り
太陽光発電は、コントロールしにくい不安定電源 7月1日、「再生可能エネルギーの全量買取制度(FIT)」がスタートした。発電事業者が太陽光、風力、地熱、水力、バイオマスなどで起こした電気を、20年間、固定価格で買い取ることを電力会社に義務づける。固定価格の最高額は、1キロワット時当たりの太陽光発電が42円、風力発電が23.1円、地熱発電が27.3円である。太陽光発電の42円は飛び抜けて高額で、そのためさまざまな企業がこの事業に続々と参入して、今や「メガソーラー・バブル」のような様相を呈している。 だが、太陽光発電の出力は小さい。 7月1日に再稼働して世間を騒がせている関西電力大飯発電所3号機の最大出力は、118万キロワットもある。最近建設された原子力発電は100~130万キロワット、火力発電は30~100万キロワット、水力発電はダム式揚水発電を除けば最大級でも30~50万キロワット程度という
4月10日に行われた桜花賞をミルコ・デムーロ騎手とのコンビで制したジュエラー(牝3歳、栗東・藤岡健一厩舎)が左前脚の第1指骨を剥離骨折したことが分かった。藤岡健一調教師が5日、発表した。 【写真】姉と同じく馬っぷりがいい ジュエラーの弟とは 藤岡健一調教師は「もともと球節にはれのある馬で経過を見ながら調整していたが、昨日(4日)の調教後に歩様が乱れたので確認したら骨折が判明した。大きな骨折ではないですが、オークスは出られません」と説明。 全治は3カ月で、6日に宮城県の山元トレセンに出発する。週明けには北海道の社台ファームに移動し、手術が行われる予定。師は「オーナーをはじめ、牧場関係者、ファンも期待してくれていたので、こういう結果になって申し訳ないですが、しっかり休養して秋に備えたい」と前を向いた。 順調に回復すれば、秋華賞(10月16日・京都)を目指す方針で、その前哨戦から復帰の予定
JRAが来年から大阪杯をG1に格上げする方針であることが17日、分かった。春シーズンの古馬中距離戦線の充実が目的。この時期は2000メートル前後を主戦場にする馬にとって、国内に目標となるG1がないのが現状。そのため多くの日本馬がドバイ、香港、オーストラリアなど海外に活躍の場を求める傾向が顕著になっていた。 大阪杯は72年から阪神芝2000メートルで定着しているG2(91、95年は京都開催)で、近年は特に好メンバーが集まるレースとなっている。一昨年はキズナ対エピファネイアの激突が話題になり、昨年はG1馬が6頭出走した。今年もショウナンパンドラ、ラブリーデイ、キタサンブラック、ヌーヴォレコルト、イスラボニータなどのG1馬が参戦予定。G1昇格の基準である近3年の平均レーティング115ポンドもクリアできる見通しだ。
◆第56回きさらぎ賞・G3(7日・芝1800メートル、京都競馬場、良) 1番人気のサトノダイヤモンド(ルメール)は直線余裕の手応えで楽勝。3戦3勝で重賞初制覇を果たした。4番人気のレプランシュ(内田)が2着。2番人気のロイカバード(武豊)は3着に終わった。デビュー戦で1着、2着を分け合った5億円対決(13年セレクトセールでサトノダイヤモンド=2億4150万円、ロイカバード=2億5200万円で落札)の再戦は、再びサトノダイヤモンドに軍配が上がった。 ルメール騎手(サトノダイヤモンド=1着)「超うれしい。レースごとに良くなっており、直線でよく伸びた。ムチは1回使ったけど、いらなかった。まだフルパワーで走っていない。(このレースに)ライバルはいなかった。体はすごいし、能力はG1レベルにある。距離は1800、2000、2200、2400メートル、延びても大丈夫」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く