イタリア・ローマ(Rome)で行われたマラソン大会に参加した選手の影(2013年3月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/TIZIANA FABI 【9月26日 AFP】イタリアの長距離走者、デービス・リシャルディ(Devis Licciardi)選手(27)がドーピング検査の際に人工ペニスを使用したことで2年間の出場停止処分を科されそうだ。 同選手は21日にモルフェッタ(Molfetta)で開催されたイタリア選手権で、10キロレースが終わった後に行われた尿検査の際に「偽ペニス」を装着していたことが見つかり問題となっている。 伊スポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)によれば、リシャルディ選手は採尿の際、検査員に1人になりたいと申し出たが、検査員は規則上、そばにいなければならないと答えてリシャルディ選手の要求を却下した。そして不審に思った検査員が、きれ