セブン銀行とNECは10月18日、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどに設置する新型ATMを公開した。2011年3月から順次導入していき、2015年9月末までにすべてを新型に切り替える計画だ。 今回発表されたATMは第3世代であり、現行の第2世代と比べ、紙幣処理速度を毎秒6枚から毎秒12枚に、省エネモードからの復帰時間を7.6秒から0秒に、次の取引を開始するまでの準備時間を9.5秒から2.8秒にと、取引時間を短縮させるための性能向上を図っている。1万2000円を出金する際の取引時間の比較では、第2世代では36秒かかっていたが、第3世代では24秒と、取引時間が3分の2に短縮している。1時間あたりの利用可能件数を80件から100件に増やすことができるとしている。 セブン銀行代表取締役社長の二子石謙輔氏は、「ATMを2台設置している店舗が現在、少なくとも1000店ある。給料日などのピーク時には
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