11日に日本を襲った東北・関東大地震には、海外メディアなどの関係者からも大きな注目が集まった。そして、そのなかには、この地震の規模にもかかわらず稼働し続けた日本のインターネット・インフラの強さを称賛したメディアも見受けられる。 ネットワークトラフィックを監視するレネシス(Renesys)は、自社のブログで、日本に6000あるグローバル・ルーティングテーブルのネットワーク・プレフィックスのうち、サービスを一時停止したものは100にすぎす、しかも時間とともにその回復が進んだことを驚きとともに伝えている。 同ブログによれば、ほぼすべてのウェブサイトは通常通り稼働しており、地域ごとの検索トラフィックを解析するグーグル(Google)のサービス「Google Transparency Report」からも、日本からの活発なトラフィックがうかがえる。日本のインターネット・トラフィックは、地震発生直後に