2015年10月19日 貯蓄/負債額から見る単身者の経済事情 Tweet 近年婚姻率は低下の一途を辿り、昨年の婚姻率(人口千対)は5.1で前年の5.3を下回った。近いうちに4人に1人は生涯独身で老後を迎えるようになると言われている。先日平成26年全国消費実態調査における単身世帯の家計収支及び貯蓄・負債に関する結果が公表されたので、今時の単身者、いわゆるおひとりさまの経済事情を見てみよう。 以下は単身者の世代別の貯蓄・負債学、それぞれの内訳をグラフ化したものである。初期状態で男性・女性のデータが表示されているが、右上のチェックボックスを操作することで、勤労している男性・女性のデータを表示することもできる。 定年退職し、老後に入る60代における最終的な貯蓄額・持ち家率は男女とも1600万円、76%と同水準だが、その推移には明確な違いがある。 男性は20代、30代から400万円を超える負債を抱え