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ブックマーク / blog.a-utada.com (28)

  • 「悪いことはしない」グーグルがなぜ非難されるのか? : 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    グーグルは「悪いことはしない」を社是にしてきた。 そのグーグルがしばしば悪の権化のように非難される。 なぜそうしたことが繰り返されるのか? ●社会からずれていったグーグル ネット・ベンチャーからネットの王者に駆け上がったグーグル内部でどんなことがあったのか。今回は、グーグルの最高幹部をはじめスタッフたちに長時間にわたって密着取材しグーグル内部を描いたスティーブン・レヴィの『グーグル ネット覇者の真実』を手がかりに、そうしたことを考えてみたい。 グーグルは、「悪いことはしない」をモットーにしてきたにもかかわらず、悪いことをしていると見られることが増えてきた。たとえばわれわれのプライバシーを無視し、周囲の困惑をものともせず、ひたすら自分たちの金儲けを追及しているのではないかとときに見られる。 その原因のひとつは、まさにこの「悪いことはしない」という自負にあったように思われる。もし自分たちが悪い

  • グーグルがGメールをやめるときが来る?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    新たな機能をどんどん増やし続けてきたグーグルが、 乱立を嫌って、「大掃除」をするようになってきた。 グーグル内部で何が起こっているのか。 ●グーグルに対して感じ始めた漠然とした不安 グーグルのウェブ・メール「Gメール」を使っている人は多いだろう。私も使っている。Gメールで送受信したメールはすべてグーグルのコンピューターに保存されているので、自分のパソコンにはメールをまったく保存しなくなった。最初のころは用心してメール・ソフトも使って保存していた。しかし、グーグルがクラウド・ビジネスに熱心でGメールの保存容量を拡大させていたこともあって、いつのまにかやめてしまった。メール・ソフトそのものももうほとんど使っていない。 しかし昨年9月、そんなにグーグルまかせにしていいのかと少し不安を感じ始めた。グーグルが、「グーグルデスクトップ」をやめてしまったからだ。 グーグルデスクトップというのは、パソ

  • シロウトが政治決定をする時代がやってくる?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    裁判員は法律のシロウトであるにもかかわらず、 妥当な判断をしているようだ。 それならば、政治についてもシロウトにゆだねてみては? ●政治にも裁判員制度 裁判員制度に対して、シロウトの裁判員で大丈夫なのかという心配があったが、メディア報道などで知るかぎり、かなりうまくいっているようだ。 クジで選ばれた裁判員が、むずかしい事件にもきちんと判断し妥当な答えを出せるのであれば、政治についても同じことができるのではないか。たとえば消費税増税の是非 とか、これからの社会保障をどうするかなどといったことについても判断できるのではないか。 しかし、こうしたむずかしい政策について少数のシロウトが判断して、ほかの人が納得するかどうか。そのほうがむしろ問題かもしれない。多くの人に納得してもらうためには、クジで選ぶにしても、前回までとりあげた討議型世論調査のように、人口動態なども配慮して「みんなの意見」を代表して

  • 民主主義を救うのは抽選によって選ばれた「ふつうの人びと」: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    「熟議の民主主義」と呼ばれる政治手法が模索されている。 行き詰まった政治の現状を打破するのは クジによって選ばれた「ふつうの人びと」かもしれない。 ●選挙で選ばれた政治家の主張はすべて正しいのか 大阪府知事から転身して大阪市長になった橋下徹氏は、高い人気を背景に国政レベルでも「台風の目」になりつつある。橋下氏の主張には賛成できるところもあるし、逆にどうなのかと思うところもあるが、橋下氏の発言でもっとも困惑するのは、「自分は選挙で選ばれたのだから、自分の言うことが民意だ」と、ことあるごとに繰り返している点だ。 橋下氏に投票した人も、その主張すべてに賛成したわけではないだろう。橋下氏ならば行き詰まっている現状を変えてくれるのではないかと、個々の政策の賛成・反対を超えて投票した人も多いはずだ。しかし、「自分の言うことが民意だ」という橋下氏はそうは解釈していない。政策すべて支持されたと思っている(

  • コミュニケーション不要のデータベース政治の可能性: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    選挙によらずして「民意」を汲みとる、 かつてルソーが夢見た政治の可能性が このネットの時代になってほのかに見えてきた。 ●予測市場が切り開く政治 民主主義には議論が必要だ。議論もせずに決めるのは独裁的だと思われている。 しかし、いまの日政治は、議論ばかりでなかなか決まらない。たとえ決まったとしても、妥協に妥協を重ね、成果があがらない。あげく「いまの政治に必要なのは独裁だ」などと過激なことを言い出す人まで現れる。極論ではあるが、政治の現状を見ると共感する人もいるだろう。 東浩紀氏の『一般意志2・0』は、議論を経ない統治の可能性を検討している。 フランスの思想家ルソーは、著書『社会契約論』で、「一般意志」によって社会が統治されるべきことを説いた。 この「一般意志」というのはきわめてわかりにくい概念で、個人の意志の総和つまり世論ではない。複数の個人の意志から「相殺しあうプラスとマイナスを取り

  • フェイスブックの上場申請書に見る強みとリスク: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    はフェイスブックの最重要戦略ターゲットのひとつだ。 またフェイスブックの抱えているリスクは強みでもある。 そういう構造が株式公開の目論見書から見えてくる。 ●日はフェイスブック垂涎の市場 株式公開のための書類には、会社のリスク要因が列挙されている。フェイスブックの上場申請書にももちろん書かれている。それを読むとフェイスブックの強みと弱点を読みとれる。 フェイスブックの11年の収入は37億1100万ドル(約3000億円)。10年が前年比約2・54倍、11年も88パーセント増。純利も、11年が10億ドルで、10年が前年比約2・64倍、11年も65パーセントの大幅増だ。しかし、伸びは落ちてきている。 これまで利用者の増加にともなって収入が増える構造だった。利用者数がネット人口の一定の割合に達してしまえば伸びにくくなる。この書類でも、リスク要因としてそう指摘されている。 対策としては、フェイ

  • 死後も生きているネット上の「私」: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ネット上の死は、現実の死とイコールではない。 死んでも情報発信はできる。 そんな不思議な時代がやって来つつある。 ●冗談のようで、これほどシリアスなことはないアプリ 利用者が死んだときにフェイスブックがどう対応しているかについて前回書いたが、ワイアードの記事がおもしろいフェイスブック・アプリを紹介していた。「もしも私が死んだなら(if i die)」というアプリだ。 死んだ後にフェイスブックに自動投稿してくれるアプリなのだそうだ。このアプリのサイトにアクセスしたら、雲の上に羽根が舞っている「いかにも天国」といったイラストが現われた。 Q&Aを見ると、のっけに「これは冗談ですか?」と書かれていて、笑ってしまった。 たしかに、冗談みたいなアプリだ。こう解答している。 「もしも死があなたにとって冗談なら、それならば、そうでしょう‥‥ 実際のところはこれ以上シリアスなことはないです。われわれがユー

  • 死者を偲ぶ仕組みができているフェイスブック: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    フェイスブックは、社員の死に直面し、 独自の死者追悼の仕組みを作った。実名SNSは、 とりわけ死者と向かいあわなければならないようだ。 ●死者のことを考えるには日のネットは若すぎる? このところ利用者が死んだときにネット企業がどう対応しているかについて書いている。 故人が遺言を残しでもしないかぎり、サービス提供者が独自に対応しなければならないわけだが、勝手にやれば問題になる。 前回書いたように、グーグルやツイッター、リンクトイン、英語版ウィキペディアなどは利用者が死んだ場合にどうするか、ヘルプページなどで明記していた。しかし不思議なことに、ヤフー・ジャパンやミクシィ、グリーなどの国産ネット企業のサイトにはこうした記述は見あたらなかった。メメント・モリ(死者を思え)のキリスト教文化圏と、死を不浄のものと考える文化圏の違いということなのか。 匿名が中心のサービスならば問題が起きにくいというこ

  • 死んでしまった人のコンテンツはどうなる?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ネット企業は、死んだ利用者のコンテンツをどうするかについて苦慮している。 今後ネット上の死者はますます増えていくわけだが‥‥ ●年間110万人の利用者が死んでいる 自分のコンテンツがどうあつかわれるかは、死んでいく人も気になるかもしれないが、死んでしまったらどうしようもない。遺言を残しでもすれば別だが、そうでなければ生きている人にお任せするしかない。生き残った人たちのほうは、解決しなければならない問題として突きつけられる。 難問だが、幸いなことには、たいていはそうしょっちゅう向きあわなければならないことではない。しかし、サービス提供者はそうはいかない。「デザート・ニュース」の「ソーシャルメディアにおける死後の生」という記事によれば、1年間で110万人のソーシャルメディア利用者が死んでいっているそうだ。サービス提供者にとっては日常的な問題ということになる。 ネット企業はどう対処しているのだろ

  • フェイスブックは「墓碑銘」に向いている: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    「タイムライン」が全世界で格的に導入され始めた。 利用者の一生を記録し、一覧表示できるようになり、 「永久保存」されて格好のネット墓地になる? ●フェイスブックはどうしておもしろいのか アマゾンが日電子書籍事業を始めるかどうかについて途中1回だけ書いたが、それをはさんで秋からずっとフェイスブックについて書いてきた。この連載は今回で714回目だが、ひとつのテーマをこんなに続けて書いたことはない。グーグルもずいぶんとりあげてきたのでトータルするとグーグルの回数のほうがまだ多いだろうが、こんなに続けてとりあげはしなかった。 そうなったのは、SNSについてけっこう早くにとりあげたものの、その後あまり興味を持てず放置していたこともある。ところが、少し調べてみると、フェイスブックはほかのSNSに比べてずっとおもしろかった。使ってみておもしろかったというよりも、「思想」がおもしろかった(こんなにと

  • フェイスブックの急成長を支えるすご腕の女性COO: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    20代の若者がメガトン級のネット企業を作りあげる などということは、日では考えにくいが、 アメリカのベンチャーには支える優秀な人材がいる。 ●注目度をあげている華麗なキャリアのナンバー2 私のように原稿を書いている人間はフェイスブックに批判的なことを書くが、8億もの利用者がいるフェイスブックに問題があると言うのは、ネットでビジネスをしている人にとって言っても仕方がないたぐいのことかもしれない。CEOのザッカーバーグが目指すとおりフェイスブックがネットの基的なインフラになってしまえば、自分の立っている大地に文句を言っても始まらないのと同様、イチャモンをつけても仕方がないことになる。 日ではフェイスブックはまだそこまでは行っていないが、このまま成長を続けていくと世界レベルではますますそんな存在になっていくだろう。 こうした急成長を成し遂げたのは、第一にはもちろん創立者でCEOのザッカーバ

  • ソーシャル・メディアでは、誰もが「美しくてステキ」: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    フェイスブックの先進国アメリカでは、数々の病理が生まれている。 「いかにも」な症状ばかりで、 日でもまもなく「発症」するかもしれない。 ●嫉妬深くなる――フェイスブック症候群1 詳細なプロフィールを登録させるフェイスブックにはプライバシーの問題がつきまとっているが、米メディアによれば、それ以外の問題も起こっている。 ツイッターやフェイスブックでつながっている人は、会ったことがなくてもその行動や考えがわかる。こうしたネット上の知りあいは、リアルな世界の知りあいよりもずっとよく知った間柄になる。 だから以前タイトルにしたように、「フェイスブックはストーカー?」ということにもなってくるのだが、ツイートなどをずっと追いかけていると、短編小説を読んでいるような気がしてくる。どこにでもいそうなふつうの人だけど、そこには喜びも悲しみもあって共感を感じる‥‥などということもよく起こる。 リアルな人間の記

  • 世界を変えるザッカーバーグの信念: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    27歳の若者の手の上に何億人もの個人情報が乗っている。 驚くべきことが起こっているわけだが、 それによって世界はどうなる? ●日上陸に成功してもしなくてもフェイスブック的世界 アメリカの若者がどんなことを思っていたとしても、日にいるわれわれにはたいていそれほどの影響はない。しかし、その若者がウェブを根的に変えよう としていて、実際にその力があるとなれば別だ。その若者というのは、このところ取りあげているフェイスブックの創立者でCEOのザッカーバーグだ。 フェイスブックが日で普及するかどうかはまだわからない。しかし、ミクシィやグリーといった日のSNSもフェイスブックの強い影響を受けている。 「フェイスブックのマネをしている」と言えば、これらSNSは怒るだろう。マネをしているのではなくて、自分たちも同じようなことを考えていて、SNSの 進化を考えるとフェイスブックと似てくるというのが

  • もっと言葉豊かに自己表現できるようになったフェイスブック: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    自分の行動が筒抜けになるのをプライバシー侵害と思うか ほかの人にもっとわかってもらえると思うか。 そこがフェイスブックについていけるかの分かれめのようだ。 ●自分の人生の回顧ページが自動生成される フェイスブックについて、あれこれ疑問点を挙げながらも、このところ長々と取り上げてきたのは、フェイスブックがネットはもちろん、リアルな世界までも変える可能性があるからだが、フェイスブックは、きわめて興味深いインターフェイスの実験も繰り広げている。 前回は、今年9月のフェイスブックの開発者向けイベント「f8」でのCEOザッカーバーグの言葉をたどりながら、フェイスブックの新たな機能の発表をとりあげた。今回は彼の言葉を通して、フェイスブックがどういう方向に向かっているのかを見てみよう。 今年フェイスブックが打ち出したのは、アプリを使って何を見たり聞いたり読んだりしたかをリアルタイムに情報共有できるソ

  • フェイスブックの「バーチャルと現実世界の融合」: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    フェイスブックの今年の開発者向けイベントは、 SF映画もどきの発表だった。 人生が簡潔に表示され、 友人・知人がいま何をしているかまでわかるという。 ●フェイスブックのプラットホーム化の歴史 フェイスブックの「いいね!」ボタンをウェブのあちこちで見るようになってずいぶん経つ気がするが、まだ1年半らしい。  さまざまなサイトに設置されている「いいね!」ボタンなどは「ソーシャル・プラグイン」と名づけられているが、昨年4月に発表された。  Windowsがパソコンのプラットホームになったように、フェイスブックは、インターネットのプラットホームになることを目指しており、着実に地歩を固めている。  フェイスブックがプラットホームという言葉を使い始めたのは07年のことだ。「フェイスブック・プラットホーム」と名づけて、フェイスブック上で外部制作者のアプリを動かせるようにした。  フェイスブックは毎年「f

  • フェイスブックの未来は学生寮にある?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    透明性が高まれば高まるほど世の中はよくなるという フェイスブックの確信はどこから生まれたのだろう。 創立者の過去に、その答えがあるのではないか。 ●「グーグルの時代」の終わり? 1998年に会社を設立したグーグルは、2004年に株を上場して莫大な資金を確保し、ここ10年近くネットは「グーグルの時代」が続いてきた。グーグルが新しいことを始めるたびに大騒ぎ。ネットの枠組みをグーグルが作ってきた。帝王グーグルのもとにネットの統治が行なわれてきたわけだが、そうした「パックス・グーグル」の時代は終わろうとしているのかもしれない。  誰よりもそうしたことを感じているのはグーグル自身だろう。  グーグルのセルフ広告を引っ張ってきた女性幹部シェリル・サンドバーグを筆頭に、グーグルからフェイスブックへの人材流出が続いている。  フェイスブックの野心の大きさからいっても、グーグルが脅威を感じるのは無理もない。

  • フェイスブックが爆発的人気を呼んだ理由: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    匿名志向の強い日では、「実名登録が原則の フェイスブックは流行らない」などと言われるが、 実名登録したくなる要素がフェイスブックにはあった。 ●もともとのフェイスブックは「お見合いアルバム」 「リアルタイム性の強いソーシャル・メディアは嫌いだ」と以前書いたが、そうは言っても、フェイスブックは、CEOのザッカーバーグの言うとおり、世界を変えるかもしれない。 情報発信を匿名ですべきか実名ですべきかは、ネット誕生以来、熱い議論のマトだった。過熱した事件がしばしば起こる韓国などでは、容易に実名がわかるように立法化までした。 しかしフェイスブックでは、利用者たちが実名で情報発信をしているばかりでなく、性別や誕生日、血液型から学歴などの経歴、好きな音楽映画ゲーム趣味等々、自分の詳細なプロフィールをみずから進んで登録している。 これまでいろいろなサイトが個人情報を得ようと苦心惨憺してきた。フ

  • フェイスブックがグーグルの脅威である理由: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    フェイスブックは、情報過剰時代に適合しているプラットフォームだ。 そのことが、グーグルの大きな脅威になっている。 ●明かされたフェイスブックの価値基準「エッジランク」 フェイスブックはきわめてわかりにくいと以前書いたが、「わかりにくい」のではなくて、じつは「わからない」のだ。フェイスブックのプログラムが判断して決めているからだ。 たいていのソフトは最初はむずかしくても、しばらく使っているうちにわかってくる。しかし、フェイスブックの場合は、フェイスブックの機能を使っておこなった行動が、友達のページなど他人のページ(「ニュースフィード」)にも反映される。自分の関知しないところで反応が起こっている。 「知らないところで起こっているから気にならない」という人もいるかもしれないが、「起こっているらしい」と知ってしまうと、コワくなってこないか。 こんな具合なのによく世界最大のSNSにまでなったものだ。

  • ウィキリークスの終わりの始まり?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ウィキリークスは、情報提供者の身を危うくする未編集の文書の公開を始めた。 これまで協力していたメディアも強く批判し始めた。 ●ネットの海に流れていた未編集の文書 今年の春、何回かウィキリークスをとりあげた最後に、ウィキリークスは技術面を支えていた人物などが辞めてしまい、混乱状態に陥り、新たな情報の受け付けもできないでいると書いた。9月になって、メディアを巻きこんだ非難合戦が始まっている。 ウィキリークスは、各国政府の批判を受けながらも機密文書の公開を続けてきた。昨年11月には、「ケーブルゲート」と名づけた25万を超えるアメリカの外交公電の公開を始めた。公開にあたっては、各国のメディアと組んで、情報提供者などに危害が及ばないように名前を伏せるなど文書を編集して公開してきた。 当初ウィキリークスと組んだメディアは、英ガーディアンや独シュピーゲル、米ニューヨークタイムズなど限られたメディアだっ

  • 乱立するネット視聴率、それぞれの長所と短所: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    jingi469
    jingi469 2011/10/09