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ブックマーク / glfan.seesaa.net (6)

  • 「落花流水」第9巻(完結)/真田一輝

    真田一輝さんの漫画「落花流水」第9巻を読みました。 約10年間続いてきたこの作品ですが、今回ついに最終巻です。百合漫画としても、4コマ漫画としても非常に息の長い作品となりました。 ドラマCDが作られたこともありました。 声優は今見てもかなり豪華でした。 葉山秋穂:中原麻衣さん 帆風水夏:遠藤綾さん 草葉春河:松岡由貴さん 霜月真冬:金田朋子さん 五条 夕:沢城みゆきさん 綾瀬 暁:生天目仁美さん そんなこの作品も、今回でついに完結。帯には、「百合と弓道と少女たち。きららMAXの誇る大人気作品 堂々の完結巻!」とあります。 百合漫画であることはすでに公式のようです。しかも弓道要素を差し置いて先に言及されています。 最終巻ではあるものの、終盤を除いて特別な出来事はなく、基的にはいつも通りの日常百合コメディです。何の役に立つのかよくわからない雑学がちょくちょく入るのもこれまで通り。 そんな中で

    「落花流水」第9巻(完結)/真田一輝
  • アナと雪の女王(原題:Frozen)は百合映画なのか?

    前回の記事では、ディズニー映画「アナと雪の女王(原題:Frozen)」を紹介しました。 この映画を見た人の中には、主人公・アナにかけられた魔法を解く「真実の愛(true love)」が女の子同士のものだったという結末に驚いた人も多いのではないでしょうか。 アナは作中でイケメン王子様や勇敢な好青年といったいかにもな男性陣と恋愛フラグを立てまくっていましたが、彼らは実は当て馬にすぎず、最後にアナを「真実の愛」で救ったのは姉のエルサでした。そしてアナはエルサに「I love you(愛しているわ)」と告げ、2人は抱き合います。 ラストシーンでも、アナの隣にいたのは男性陣ではなくエルサです。 というわけでまさかの百合オチと言っても過言ではないと思うのですが、せっかくなので世間一般の人々の見方も知りたいと思い、海外のサイトを中心にいろいろ調べてみました。あえて海外のサイトで調べるのは、日語版である

    アナと雪の女王(原題:Frozen)は百合映画なのか?
  • 「百合男子」第5巻(倉田嘘)

    倉田嘘さんの「百合男子」第5巻を読んでみました。 今回の表紙は百合男子連盟の3人。啓介や籠目がいないのは過去の巻でも表紙になっているからでしょうか。 表紙の通り今回は百合男子連盟のメンバーたちにスポットが当てられており、それぞれ違う形の百合愛が1話ずつ使って描かれています。 「青い花」の聖地探訪をする鎌倉。「俺の嫁」の延長で百合作品を見ていた友人に怒り、喧嘩になってしまう桜ヶ丘。「マリみて」による一時的な百合ブームとその後の衰退のギャップに悩む武蔵野。そして、18禁百合作品を愛しながらもとある過去からそれをひた隠す籠目。 このあたりは啓介1人だけでは描ききれなかった観点から「百合男子」のあり方を掘り下げており、主張内容や思想の当否はともかく考察に深みを与えていると思います。ただ、ほとんどの百合男子達が自分の言葉で好きな作品を語っているのに対し、籠目の回だけゲーム画面とメーカー公式情報をひた

    「百合男子」第5巻(倉田嘘)
  • 「百合男子」で著作権侵害に関するお詫び

    一迅社の公式サイトで、「出版物の著作権侵害に関するお詫びと今後の対応」と題する文書が発表されています。 ◆一迅社公式サイト 要旨を上記サイトから引用させていただきますと、以下のとおり。 『この度、コミック百合姫1月号に連載中の「百合男子」作品中におきまして、蒼樹うめ先生著作の「ひだまりスケッチ」(芳文社様刊)、ならびに、テレビアニメ「ひだまりスケッチ」、テレビアニメ「きんいろモザイク」、テレビアニメ「Aチャンネル」の漫画およびイラスト等を無断で改変・使用し、あたかも各権利者様からの許諾を受けているかのような権利表示を無断で行い、かつ表示した権利表記に誤りがあるという過ちを犯し、各権利者様の著作権を侵害してしまいました。』 ・・・とのこと。 どのようなシーンだったか一応確認してみると・・・ これとか これとか これでしょうか? これくらい「百合男子」ではいつものことのような気もしますが、今回

    「百合男子」で著作権侵害に関するお詫び
  • 「アカイイト」がアーカイブスで配信開始

    サクセスから2004年に発売された伝説の百合ゲー「アカイイト」がゲームアーカイブスで配信開始されました。 価格は1200円で、PS2アーカイブスとしては標準的な価格。実店舗だと中古でも3000円以上することも珍しくない作品なので、お手軽な価格でプレイできるようになったのはうれしいですね。 個人的に「アカイイト」はかなり思い入れのあるゲームで、今でも好きな百合ゲーのトップに入る作品です。今年の夏にはその場の思いつきで今更な特集記事を書いたりもしました。 ◆夏なので「アカイイト」 今回の配信によりPS3とネット環境さえあれば気軽にプレイができるようになったので、未プレイの方にも是非体験してほしい作品です。 ◆アカイイト(ゲームアーカイブス) ◆アカイイト(SEN オンラインストア) というわけで私もさっそく記念に購入して再プレイ・・・したかったのですが、PS3を持っていなかったことを思い出しま

    「アカイイト」がアーカイブスで配信開始
  • 【上級者向け】WHITE ALBUM2の雪菜とかずさの関係

    最初に断わっておくと、これから紹介する作品は百合ゲーではありません。あくまで作品内の一部の描写に注目した個人的な解釈であり、一般的ではありませんのであらかじめご了承ください。 今回紹介するのは、12月20日にPS3移植版が発売される「WHITE ALBUM2」。 前作がアニメ化されており、「2」のPC版が発売された際も結構話題になっていたので知っている人もいるかと思います。主人公(男です)と2人のヒロインの愛憎入り混じった複雑な恋愛関係を描いた作品で、決して百合ものではないのですが、同時にメインヒロイン2人の間の人間関係がかなり濃く描かれています。個人的には主人公とヒロインの恋愛よりも、ヒロイン2人の関係性のほうがずっと気になってしまったほどです。 この作品のメインヒロインは、雪菜とかずさの2人(正確には他にもサブ的な攻略対象キャラがいますがここでは割愛)。 雪菜は誰からも好かれる学園のア

    【上級者向け】WHITE ALBUM2の雪菜とかずさの関係
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