同社のSet事業Team ディスプレイ営業グループ 部長 宮田隆氏よれば、マルチ大画面の電子看板(デジタルサイネージ)の需要が拡大しており、顧客ニーズが多様化してきたため、それに応えるために投入した新製品が先述の新型液晶「UD22B」、ならびにデジタルサイネージ用の新ソフトウェア「MagicInfo VideoWall 2」だという。 業界初の"タイル型"液晶 同社は2008年から大画面ソリューション向けの額縁が薄い液晶を発売してきたが、今回の新商品は従来の液晶の画面比である4:3や16:9とは大きく印象の異なる、画面比1:1の「UD22B」。960ドット×960ドット(38.7cm×38.7cm)で22型の正方形の液晶を組み合わせることで、これまで以上に多様な表現を可能にするという。 この新製品は、サムスン電子独自開発のS-PVA業務用液晶パネルを搭載したもの。マルチ画面を作成するために