12月1、2日に開かれた「ad:tech tokyo 2015」のセッション「消費者の信頼を勝ち取るモバイルサイトの条件とは」では、企業の「モバイル」に対する意識の遅れ、感覚のずれが指摘され、モバイルサイトの整備を急ぐべき理由が語られた。 登壇者は、モデレーターを務めたドーモ代表取締役の占部雅一氏、グーグルのシニア パフォーマンス ソリューション エキスパートである水谷嘉仁氏、パブマティックのカントリーマネージャーである前川洋輔氏、花王のデジタルマーケティングセンター デジタルコミュニケーション室 リーダーである田中剛氏。 「モバイルシフトが始まった。いま、『モバイルサイトを作るのがよい』と考えている方の95%くらいは『表示(見た目)』にしか興味がない。サイトの表示速度やOne Web(あらゆるデバイスやブラウザで同じ機能を提供すること)、ウェブを構造化することは、ほとんど考えられていない