今日、11月23日は勤労感謝の日である。勤労感謝の日は、国民の祝日に関する法律によると、 勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう 日なのだそうである。この制定趣旨の通りに、勤労を尊んだり、生産を祝ったり、国民たがいに感謝するかはともかく、今日が「労働」や「仕事」について考えるよい機会であることは確かだ。そこで今日は、僕が考える「労働」の本質について書きたいと思う。 僕が考える労働の本質はものすごくシンプルだ。それは「自己実現」でも「成長」でも「社会貢献」でもなく、単純に「働いた分のお金をもらう」ことだと思っている。「労務を提供して、それに見合った対価をもらう」という行為が労働の本質であり、絶対に欠けてはならないコアはこれである。他は枝葉であり、あってもなくてもいいと思っている。 この考えに対して「労働」や「仕事」の意味は、お金以外にもある、と反論する人がいるかもしれない。確かに
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