石油資源開発(JAPEX)は7日、秋田県男鹿市にある福米沢油田で来月後半から国内初となる多段フラクチャリング実証試験の水平井掘削作業からシェールオイルを採掘すると発表した。 同様に、既に実証試験やフローテストを実施していた鮎川油ガス田(同県由利本荘市)でシェールオイルの商業生産を開始することも発表した。 JAPEXによると、福米沢油田でとれる一日当たり220バレル(約34.98キロリットル)あたりから産出し始め、今後の実証実験によっては、生産量が増加することも多いにあり得るという。 【フラクチャリングでアメリカ産業界が一変】 シェールオイルの存在は17世紀くらいから知られていたが、技術的に採掘が困難であった。しかしフラクチャリング(水圧破砕法)という掘削法により可能になった。フラクチャリングとは水や砂、化学薬品を組み合わせ水圧で岩盤層に亀裂をいれ採取する方法である。 ウォール・ストリート・
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