The New York Times(NYT)は米国時間9月23日、クラウドの物理的な構造が環境に及ぼしている影響に関する調査シリーズを開始し、その第1弾の記事の中で、エネルギー浪費についてのいくつかの恐ろしい数値を提示した。しかし、同記事は、この分野で大幅な進歩を遂げてきたインターネット業界を不当に描いている、と主張する者もいる。 NYTのJames Glanz氏は1年間にわたる報道と調査を考慮に入れて、大半のデータセンターは非常に大量のエネルギーを浪費しており、それは「能率が高く、環境に優しいという情報業界のイメージと矛盾している」、と結論づけた。 同記事は、「オンライン企業は多くの場合、需要に関係なく、自社の施設を最大能力で24時間稼働させている。その結果、データセンターは配電網から得た電力の90%以上を無駄にする可能性もある」と述べている。 同記事は、さらに多くの驚愕すべき数値を提