サプライチェーンのセキュリティの不備を突く形で、複数の小売業者が販売しているコンピュータに、マルウェアを仕込んだ海賊版ソフトが搭載されていたという。 米Microsoftは9月13日、サプライチェーンの流通過程でマルウェアを仕込んだ海賊版ソフトがコンピュータに搭載されていたことを突き止め、法的、技術的対策を講じてマルウェアとボットネットを阻止したと発表した。 サプライチェーンのセキュリティの不備を突く形で、複数の小売業者が販売しているコンピュータにマルウェアを仕込んだWindowsソフトの海賊版が搭載されていたことは、Microsoftの独自調査で判明したという。このマルウェアは個人情報を盗んだり、盗んだ情報を利用して友人・知人をだますようなメールの送信やSNSへの投稿を行い、感染をさらに拡散させる機能を持っていた。 この調査結果を受け、同社デジタル犯罪対策部門はバージニア州の裁判所の許可