グーグル(Google)がGoogleマップの「ストリートビュー」撮影時に個人情報を収集していたとして米連邦通信委員会(Federal Communications Commission : 以下、FCC)の調査を受けていた問題で、同社は先月28日、FCCによる調査報告書を公開した。 同社のストリートビュー・プロジェクトでは、Googleマップ上で近隣の写真を表示できるよう、カメラを搭載した車で街中の風景を撮影している。しかし2010年、この撮影車が位置情報の特定のために近隣のWi-Fiアクセスポイント情報を収集する際、暗号化されていない電子メールやウェブ閲覧履歴などの個人情報も一緒に収集されていたとして問題になった。 同社は同年4月の時点では問題を否定していたが、翌月5月、調査の結果、個人情報収集が行われていたことが明らかになったと述べていた。また同社はこの問題について、2006年にある