4月7日に、政府は7都府県を対象として緊急事態宣言を発令した。これに伴い、東京都などで緊急事態措置を実施し、休業要請を行った。 休業要請にすぐに協力できる事業者もいれば、すぐにはできない事業者もいる。特に、休業よって生じる損失に対して補償がなければ休業できないとの声が出ている。 全国知事会は、休業要請と補償はセットで、国の責任において行うべきとの提言を出した。 これに対し、政府は、個別の損失を直接補償するのは現実的ではないとの立場を崩していない。小売店舗が休業して、仮にその損失を補償できても、小売店舗が仕入れる卸売業者や生産業者にまでさかのぼって補償しないのでは整合性が取れない。しかし、そこまでさかのぼったらいくら補償すればよいか検討がつかない。 休業に伴う損失の補償といっても、従業員の休業補償と違って難しいのは、「損失」を確定させることである。ここでいう「損失」は、補償というのだから、逸
大阪市天王寺区が無報酬でデザイナーを募集して、物議を醸していた件について。募集が出た当時からこのニュースには注目していたのだけど、結局計画そのものが中止されることで決着したようである。 区が無報酬デザイナー募集…抗議殺到、計画中止 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130302-OYT1T00306.htm この件をやりがい搾取的な文脈で論じてもよいのだけど、それだと昨日とほとんど変わらないエントリになってしまってうんざりする人もいると思うので、今日は少しだけ話の軸をずらそう。 天王寺区の件に見られるような、「無料」や「相場より低い報酬」による仕事の募集や依頼というのは、実は結構ある。天王寺区の場合は、よりによって自治体が、業界への敬意が感じられない書きっぷりで公募をかけたためにこれだけ批難が集まったのだと思われるが、例えば友人のWebデザイ
首相官邸の公式ホームページが2012年4月2日、リニューアルされた。 これが「お金をかけすぎている」とインターネット上で批判の嵐となっている。増税や公務員削減などが実施されようとしている中、無駄使いではないかという声が多くあがっているのだ。 首相官邸HP、リニューアルに4500万円 ネットで怒りの声 「もっと安くできる」 – J-CASTニュース この記事ですが、ネット上での「高い」という声は一般消費者感覚としては理解出来ますが、Web業界で働く私の周囲のリアルな同業者からも、ネット上の一般の方と同じように「高い」「騙されてる」「金のムダ使い」というような意見が出まして、ちょっと違和感を覚えました。 また一方で、同業の方でも実際このクラスの規模の案件を受託しているような受託業者さん界隈からは「これくらいはかかる」「この金額以下だと受けられない」という声も聞かれました。 私は後者の声に同感で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く