シアトルの一角、1ブロックにわたって広がるAmazonの施設に、荷物ではなく人が整然と列を作っている。その1人であるAllison Sheafeさんは、同社のサウス・レイク・ユニオン本社近くにあるこのイベントスペース「Amazon Meeting Center」で、午前11時に新型コロナウイルスのワクチン接種を予約済みだ。玄関ホールを抜けて2階に上がり、実際にワクチン接種を受けたのが午前11時1分。観察スペースで15分様子を見たら、もう帰れる。 この一連の体験は、「全く文句なし」だったと語るSheafeさん。マスク越しにも笑顔が伝わってくる。「とても能率的だった」 こう感じているのは、おそらくSheafeさんだけではない。4月24日の時点で、シアトルに開かれたAmazonの臨時診療所では、すでに5万回のワクチン接種が行われていた。 2021年が始まると、米国は国民へのコロナウイルスワクチン
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