戦国時代や三国志を扱った歴史小説を読んでいると、よくこんなシーンがあります。 傍から見ると無謀に思える城攻めを命じる君主に対し、家臣が撤退を進言します。 君主は、その家臣を「臆病者!」と一喝して、その家臣を処断してしまいます。 家臣にしてみれば、合理的に考えて難しい城攻めで犠牲を出すよりは、潔く撤退した方がいいと進言しただけなのになんて理不尽な、というところですが、実は現代でも、会社にいると、このような状況は実はよく起こっているのではないかと思います。 部下の立場で、なにか仕事を振られたとします。 その仕事は、その仕事には色々と問題があり、利益を生み出すのは難しい仕事でした。 部下は、仕事をやってみて、その仕事に利益を生み出す見込みが無いことが分かりました。しかし、真面目な部下は、言われた仕事を忠実にこなそうと努力しました。 しかし、元々無理のある仕事なのですから、個人の頑張りで利益があが
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