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2022年3月20日のブックマーク (2件)

  • アジャイル開発に向けたITベンダーとの契約の結び方【第6回】

    前回、デジタルシフトのためのプロジェクトを成功に導くためには、パートナーたるITベンダーを見つける必要があると指摘し、そのためには事業会社が自発的にITベンダーを探さなければならないとしました。今回は、新たに見つかったITベンダーへ発注する際の契約内容について考えます。 前回、デジタルシフトに向けたITベンダーを探すためには、事業会社が積極的にカンファレンスや技術者が集うセミナーなどに参加し、技術トレンドを把握してITベンダーと対等に話せるようになる必要があるとお伝えしました。 そのようにして、眼鏡にかなうITベンダーが見つかれば、ソフトウェア開発の契約を結ばなければなりません。アジャイル開発に適したITベンダーとの契約は、どのようなものであるべきでしょう。 一括請負契約はアジャイル開発には根的に向いていない ソフトウェアの開発契約は大きく、(1)一括請負型契約、(2)準委任型契約の2種

    アジャイル開発に向けたITベンダーとの契約の結び方【第6回】
  • アジャイル開発契約は契約不適合責任を負うか?|コウモリIT法務

    「ソフトウェア開発における請負契約と準委任契約の違い」で請負契約と準委任契約の選択をわけるのはなにか、ということを書きました。 その中で、「準委任契約は主に善管注意義務を負い、請負契約は完成義務と瑕疵担保責任を負います。」と書きましたが、これはいったい何なのか、ということを書こうと思います。 なお瑕疵担保責任は民法改正で「契約不適合責任」に改められました。 民法の構造はじめに、民法は以下のような構造になっており、上位の階層の定めは下位の階層すべてに適用されます。 編 └章 └節 └款 └目 請負契約、準委任契約の位置づけは以下のようになっています。 第3編 債権(399条〜724条) └第2章 契約(521条〜696条) └第9節 請負(632条〜642条) └第10節 委任(643条〜656条) ※準委任と委任は同じものと捉えてください。 瑕疵担保責任・契約不適合責任とはなにか?両者はと

    アジャイル開発契約は契約不適合責任を負うか?|コウモリIT法務