あべのハルカス美術館は31日から7月21日まで、「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション」を開催する。 約80点のコレクションが初来日 イタリア・ミラノにある"ヨーロッパで最も美しい"といわれる邸宅美術館の「ポルディ・ペッツォーリ美術館」。邸宅のかつての主、ジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリは、代々受け継がれてきた美術品に自ら収集した絵画・工芸品・武具などを加えてきた。同氏亡き後、遺志により同美術館で、邸宅とコレクションが公開されている。 同展では、ルネサンスから19世紀にいたる同美術館コレクションの内約80点を、いずれも日本で初めて紹介する。"ヨーロッパ肖像画史上に輝く傑作"とされる、ピエロ・デル・ポッライウォーロの「貴婦人の肖像」も日本で初めての公開となる。 展示される代表的な作品は、サンドロ・ボッティチェッリ晩年の作品「死せるキリストへの哀悼」。14世紀