栗原さんのエントリ「所有権としての著作権は今後もありなのか?」や、別途紹介された EFF、あるいは池田信夫さんの「英音楽産業が提案する「包括ライセンス」」など、P2P による大量の著作物コピーに対処するため、単純な法的規制をかける代わりに、包括的なライセンスで著作権者に正当な対価をもたらそうという考え方が登場してきています。 栗原さんのエントリでコメントした「napster 法」というのは、ちょっとした思い付きではあったのですが、我ながら考えがいのある話だと思います(現実的という意味ではありません)。そこで「思考実験」((c)平野さん)として、もう少し考えを進めてみようと思います。とりあえず、音楽だけを考えます。また、「napster」という実在企業名を使い続けるのは問題だと思うので架空の組織名を「日本音楽配信協会(略称NOHK、エノエチケイ)」とします(←ボカッ)。やるなら、実績を主張す