ブックマーク / www.nurs.or.jp/~ogochan (18)

  • ありのままを書いて行こうよ | おごちゃんの雑文

    前に書いたエントリ PGとSEの仕事の面白み の言及の、 SEとかPGとかIT業界とか より。 この中で、 ネットで色々情報を手に入れるなら2ch見て暗い気持ちになるぐらいなら こういうブログを就職活動中に見ておけばよかったって思った。 と書かれてしまった。 まぁ書かれたことに私は責任ないんだけど、これはちょっとショックだった。 確かに、2ちゃんを始めとするネットの諸々で、「IT業界のイメージ」は地に落ちている。よくネタにされる「ブラック企業」も、かなりの割合でIT業界だ。来クリエイティブな仕事が出来るはずの奴等を「奴隷」と見てるようなIT企業のえらいさんもいっぱいいるし、それを臆面もなく公言したりしてしまっている人達も少なくない。そういった意味では「IT業界はロクなもんじゃない」というのがネットの常識だとさえ言えなくもない。だから、件の人のように入る前からネガティブイメージを持つ人も少

  • おごちゃんの雑文 » Blog Archive » 事件現場の写真は不謹慎か

    こないだの秋葉の事件の時、ust中継してた人やら、携帯やデジカメで写真を撮っていた人達が「不謹慎だ」と言われているらしい。 確かに不謹慎だな。彼等は断罪されるべきだ。だたし、 今まで一度も事件のニュースを見たことも聞いたこともない奴 が最初に責めるべきだ。 どうもネットには「良識派」「正義」を自称したがる奴が多い。いや、元々ネットに限らず「群集」なんてのはそんなものだ。 件の人達を「不謹慎だ」と責めるのは、良識的だ。不幸な事件なのだ。被害者の心情を考えれば、そんな観光地に来たような感覚ではしゃがれるのは、心痛を通り越して怒りを感じるに違いない。被害者やその家族の心情を思えば、そんな軽転みな行為はするべきじゃない。倒れている人の画像を公開したり交換しあったりするのは、不謹慎なだけじゃなくて悪趣味だ。事件をエンターテイメント化するのは許しがたい。 でも、マスメディアが報道するのも、それと大差は

  • マスメディアってもういらなくね? | おごちゃんの雑文

    楠君のblog 明日のWebジャーナリズムと報道規制 経由で、 秋葉原刺殺事件に遭遇して を読んで。昨日はいくつかustがあったらしいので、私の見たものと同じかどうかは知らないけど、昨日のことはustで見た。 まぁうちから徒歩10分のところの事件だから、メディアに頼らないでも自分の目で見えるわけだったんだけど。 ほんの数年前まで、「ネット上の記事」というのは、ほとんどが二次情報だった。この状況は今もそんなに変化していないけれど、「ほんの数年前」と大きく違うのは、「ネット固有の一次情報」が随分と増えたということ。件のustもそうだし、報道各社が使っていた「犯人逮捕の瞬間」なんてのもネットからのものだ。 よく考えてみると、「グモ」の話題、交通情報の類、超ローカルな話題はネットの方がはるかに迅速で詳しい。世の中の大事件なんてのは、グローバルな目では「大事件」だけど、その近くにいる人にとっては「超

  • おごちゃんの雑文 » Blog Archive » 小倉せんせのblogのおかしい点(国語的な意味で)

    最近の小倉せんせのエントリより。 出所のわからない一次情報を収集し公表することの意味 前にも書いたように、小倉せんせのblogはRSS引くのやめてしまったので、はてブに上がってる時にしか見ない。でも読む度に言ってるそのことの意味そのものではなくて、文章に違和感があった。その正体がよくわからないでいたけど、件のエントリ見て気がついた。 あまり「ITに強い弁護士」の悪口を言うと自分の首を締めることになるので、程々にしておかなきゃなのだけど、「文章の書き方」というお話の意味で。 ストレートに結論を言えば、小倉せんせの文章は、 客観性が期待される文脈に主観的な表現が多い という問題があることに気がつきました。これはあくまでも「表現」の問題であって、その内容それ自体ではないことに注意して下さい。 内容に賛否があるのは何であっても当然です。しかし、そういったことは別にして、表現が主観的になっていれば、

  • PGとSEの仕事の面白み | おごちゃんの雑文

    FPNより。 PGとSEの仕事の面白みは何ですか? PGとSEの仕事に感じる面白みは人によって様々ですが、私なら、「様々な会社の中に入り込んでカルチャーを感じられること」を挙げたいと思います。 とのこと。 私はおおかたの人の想像とは違うだろうけど、SEとしては自分は「業務SE」だと位置づけている。出自がそうであったということもあるけど、やっぱりその辺が面白いと感じてるからだ。だから、件の話もなっとく出来ることが多い。 私は元々がユーザ企業の出なので、ユーザ的な感覚を持っていた。だから、コンピュータ化で企業が変化する様は、楽しかった。 確かに今から20年前のコンピュータ化なんてのは、メインフレームが中心だということもあって、「いかに業務を合理化するか」が中心、つまりユーザの経営的には 何人クビに出来るか が成果であった。目の前で業務に習熟した(それでいて単純労働をしている)人が閑職に追いやら

  • おごちゃんの雑文 » Blog Archive » 私がはてなのサービスを使わないわけ

    同じことは多分大勢の人が思ってるような気がする。 私は一応はてなのアカウント持ってるけど、基的にほとんど使ってない。使うのは星付けくらい。はてブはつけられる一方で、自分からつけることはない。なので、先日の「群集の叡智サミット2008」で「はてブ使ってる人」と聞かれた時に挙手出来なかった。id:naoya氏には申し訳なかったけど。 なんで使わないかと言えば、池田信夫がグダグダ言うからじゃなくって、 id:ogochanが取れなかった から。 「ogochan」なるidは、メインフレームを使っていた時代からずっと使っているidで、私が常用しているコンピュータやネットサービスで使っているものだ。私にとってネット上では「生越昌己」という名前よりも大事なものなわけだ。 ところが、はてなではogochanというidが取れなかった。しょうがないので「ogocha」になっている。「おごちゃ」には微妙に嫌

  • おごちゃんの雑文 » Blog Archive » 確かに「見殺し」は罪ではないが

    昨日書いた、「コメント欄をどうするか」の元ネタに使った極東ブログのさらに元ネタの事件について、いろいろ考えてみた。 ここで私は無責任にも「そういったのはSNSでやればいいと思う」と言ってしまったのだが、よく考えるとこれは無理だ。 日SNSと言えば、mixiを指す。異論は認めない。いや、確かに他もあるんだけど、他では意味をなさない。なぜなら、日SNS言えば「ふつーmixi」というのが常識だからだ。これは同じことを繰り返したんじゃなくて、それだけメジャーな存在だということ。mixi以外のSNSは「ちょっとSNSやってみましょうか」という人達にとってはないのと同じなのだ。利用者が多いというのはそういったことだ。 ところがmixiは今のところ 18歳未満は使えない というタテマエだ。他のSNSでも、かなりのところが「18歳未満お断わり」になっている。それは、それぞれいろんな理由があるのだけ

  • コメント欄をどうするか | おごちゃんの雑文

    小飼さんところ あなたのコメント欄を承認制にしなさい。でも私のは開けとく と、極東ブログ もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。 より。 どっちも妥当だなと思うし、多分こんなものに「絶対」はないと思う。なので、山のにぎわい的に自説を書いてみる。 ちなみにここはコメント欄は原則解放。ただ、spamが面倒臭いので、URLが2つ以上あると承認が必要になる。でもまぁ←に書いているように、あまり私がコメントを歓迎しないようなことを書いているせいか、アクセスのわりにあまりコメントはつかない。 最初はいろいろ面倒臭いので、コメント欄はなかった。というか、このページの最初なんて20世紀で、その頃は「コメント欄つき雑文システム」はなかったから、つけようもなかったんだけど。その当時も「ネガティブなコメント無用」と書いていた。「ここはブログじゃなくてチラ裏置き場」と言い切るのも、

  • コピペ文化じゃなかったんだけど | おごちゃんの雑文

    ひがさんのblogの、 SI業界の老害が若手と下請けを蝕む理由 の追記の部分で思い出した。実は私は紙パンチカード時代を知ってるので、おさーんの昔話として。 その昔、私がCOBOLを習ってしばらくして実戦投入された。元々テレビ局の子会社で私がテレビ出身ということもあって、テレビ局の営業放送システムをやることになった。 COBOLもよく知らないし、オンラインもよくわからないところで、とりあえず先輩のコードを見ながらプログラムを書き始めたんだけど、しばらく書いているうちにあることに気がつく。それは、 プログラムはいくつかのパターンに分類される ということ。まぁ今で言えばデザインパターンということになるのだけど、当時はそんな言葉すらないし、また発見したパターンはかなり業務寄りで、たとえば「一覧表を含む画面のパターン」みたいなものだった。これが綺麗にパターン化可能だということに気がついたわけだ。 当

  • 「「この女、重い・・・」と思われる18コの行動」 | おごちゃんの雑文

    「この女、重い・・・」と思われる18コの行動 書いてあることは一々納得出来るんだけど、これって統計のトリックの一種だと思う。 「メール編」についてはちょっと話が違うので、後述。 「トーク編」と「その他編」を読むと、確かに「あるあるー!」と思う人は少なくないと思う。ない人は多分、「年齢 = 彼女いない歴」だ。 でもよく考えてみると、設問を変えて「この女かわいいと思う行動」にしても、多分同じような項目が挙がるはず。そう思って見れば、どの項目もわりと「かわいい女」を妄想するんじゃないかな。でも、確かにどの項目も重くてうっとおしい女とも一致してしまう。 つまりこれは、 こういった行動を重く感じるようになったら別れのサイン だということ。気持ちが上昇傾向にある時には、こういった行動はわかいいと感じるけど、気持ちが下降傾向にある時はこういった行動を重く感じる。ただそれだけのこと。つまり、結局のところ双

  • 「あるふぁぶろがー」になる気がないわけ | おごちゃんの雑文

    で、さっきのエントリの続き。「お前はなれねーよ」というツッコミはなしという方針でww 私は「あるふぁぶろがー」になることには、まるっきり興味がない。もちろんいろんな人に支持されたいとかは思うし、「友達」が増えたりするのは嬉しいけど、あくまでもそこまで。 一番の理由はそれに何のメリットも見い出せないこと。 既に何度か書いてるんだけど、ここはアクセス数を直接的なメリット(たとえば金)に変換する手段がない。だから、いくら書いても金にはならない。もちろんそれ以外のメリットもあるから公開してるわけだけど。 アクセス数が増えるということには、確かにメリットもある。「みんなに読まれてる感」というのは悪いことじゃない。だけど、それを超えてデメリットもいっぱいある。過去の経験から言えば、タレントでも政治家でもない一般人が、顔や名前が売れたところで何のメリットもないのだ。メリットが皆無だとは言わないけれど、そ

  • あるふぁぶろがーの作り方 | おごちゃんの雑文

    「10年泥」のブクマコメントより。 おっさんの酔っ払い話をプリンシプルとしつつもっともらしく語れれば、ほ~らおごちゃんも立派なアルガブロファーの仲間入り。徳●さんからお声が掛かるのもそう遠くない話かと。 なるほど。目からウロコだ。ところで「徳●さん」って誰だろう。 申し訳ないけど、私は「あるふぁぶろがー」には興味はない。だって、そんな人々から注目されるものになって良いことは何もない。長くなるのでこれは別エントリにする。 件のコメントで大事なのは「おっさんの酔っ払い話をプリンシプルとしつつもっともらしく語れば」ってところ。言われてみれば、アルファブロガーなる人々のいくつかは、そんな感じだ。酔っぱらい話じゃないけど、元エントリの「10年泥」もネタにした小飼氏のエントリはそんな感じだしなぁ。 先日、ここのアクセスについて人と話をしていたのだけど、世の中の普通のblogと比較すると、かなり多い部類

  • 「10年泥」 | おごちゃんの雑文

    まだこのネタを引っぱるわけだけど。小飼さんのエントリの、 泥のように働いて、何が出来上がりましたか? を受けて、おっさん達が過去の自分語りを始めてる。私もうっかり書きそうになって、いろいろ思い起こしてみたのだけど、適当に端折って書くと、最初に書いたエントリくらいになってしまう。しかしだ、 まぁこうやって過去のことを思い返してみるのは悪くないし、若者達がそれを見て「じゃあちゃんと下積みをやろう」とか思うのもいいことだとは思う。「おっさんの昔語り」ってのは、ネットではあまり好まれないんじゃないかとは思うけど、ロールモデルとしたい人達の下積み時代を知るのは悪くない。 だけど、それは結局単なる 自己肯定 に過ぎないんだよね。何しろ、世の中の全ては因果律が支配しているということを考えるなら、 現在が幸せであれば 過去の諸々は全て幸せへの道 なのだ。 また、さらに冷静にものごとを見るなら、世の中のほと

  • 泣くまで帰しません | おごちゃんの雑文

    ひがさんのエントリ。 IT業界の重鎮に期待せず、アルファギークと学生の討論会はいかが だけど、私はそれもそうだけど、 IT業界の重鎮とアルファギークの討論会 もいいと思うなぁ。だって、日IT業界をつまらなくした一番の戦犯なんだから。ギークな奴等も言いたいことはいっぱいあるでしょ。逆に「重鎮」達は彼等なりの言い分もあるわけで。 どっちかが泣くまで帰さないのは楽しそうだな。

  • 「10年間は泥のように働け」 | おごちゃんの雑文

    恒例となったIPAIT業界ネガティブキャンペーン大会があったらしい(前回)。 「10年は泥のように働け」「無理です」——今年も学生と経営者が討論 「IT技術者はやりがいがある仕事か」—学生とIT産業のトップが公開対談 テラスイーツな学生とテラスイーツな重鎮のお笑いバトルは、水戸黄門並の予定調和。まぁ学生さんが世間を知らないのは当然だし、夢と希望を持って来てくれるんだから、あまり悪く言うべきじゃない。 表題は件のイベントでの「重鎮」の発言らしい。文脈的には大笑いなんだけど、この言葉そのものは意味がある。 どうせ文脈的には「10年間は滅私奉公して会社人間になってくれ」ってことを、オブラート5枚くらいに包んで言ったのだろう。その辺はこういった「体のいい奴隷の親方」の偽らざる気持ちのはずだ。何せ客先に出せるエンジニアをまともに育てようと思ったら、普通の教育なら3年かかるのだ。教育 -> 回収 -

    jsbe
    jsbe 2008/06/02
    [コラム]
  • 雑草は全部抜いとけ | おごちゃんの雑文

    どこだったか2ちゃんのまとめサイトを読んでて思い出したネタ。ミントは庭に植えちゃいけないとか、そんな話。 なんでいけないかと言えば、根絶が難しいから。もうどんどん増えてえらいことになる。前に行ってた教会でも、うっかり牧師が庭に植えたもんからえらいことになって、なかなか根絶出来なかった。ちょっと根が残ってても、そこから勢力盛り返すんだから凄いもんだ。 という園芸の話とは関係があってないようなもの。 どんな場でもいいけど、意見が集まる場には「少数意見」というのがある。で、多くの場合これは無視される。「尊重する」ということにして盛り込むこともあるのだけど、それ自体はあくまでも「少数意見」として扱われる。 この「少数意見」が多数意見や自分の主張と背反する時、たいていは黙殺する。つまりスルーだ。多くの場合、その場はそれで収まる。なぜなら多数がそれを支持していないからだ。反論して叩き潰しておくコストも

  • おごちゃんの雑文 - 男子3日会わずんば括目してあいまみゆべし

    遅ればせながら、西田君の「Google技術」を買った。 の内容はあちこちで紹介されているので、割愛。重要なのはこのが西田君の手によるだということ。 私が「西田君」と書くのは、彼が私の元部下の一人だからだ。そして、この感想もその当時の彼を思いながらのことだ。 彼は元々凄く出来る奴だった。でも、正直なところもて余し気味だった。何しろ 技術は凄くある(ようだ) 移り気でわがまま 進捗報告がタイムリーでない ということで、典型的な「出来るけど使いにくいバリバリのハッカー」だったわけだ。某社には既にその地位にはmatzがいるわけなので、零細企業にそんな奴何人もいても困るなぁというのが正直なところだった。実は彼のことを知る、「某ハッカー」が彼が入ったことをかぎつけてたんだけど、「よく彼を雇う気になったね」とか言われたもんだった。某ハッカー的にも使いにくい人という評価だったようだ。 何しろ頭いい

  • 「群集の叡智」の発想の転換 | おごちゃんの雑文

    予告通り、「群集の叡智サミット2008」でパネルをして来ました。 元々、「群集の叡智」なるものに懐疑的な私は、「空気を読まないでかき混ぜる」という役回りをやってました。お陰で、肯定的な立場の主張もはっきりしたし、否定的な立場の主張もはっきりしただろう… と思ってます。 詳しい内容はいろんな形でいろんな人が書くだろうから、個人的に目から鱗なことを。 あの場でも話したのだけど、IBMのやり方は実に頭いいと感じました。 「群集の叡智」なるものが成立するには、4条件あるとされています。 多様性 独立性 分散性 集約性 上の3つは個々のメンバーに、最後の1つはそれを活用するというシステムの条件です。 と、ここまではいろいろ納得出来る。万能ではないにせよ、意外に正解が出るであろうと考えらえる範囲は広い。 ところが問題は、 現実の群集は「群集の叡智」の求める「群集」になるのは難しい ということ。つまり、

    jsbe
    jsbe 2008/06/02
    [コラム]
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