経営再建中のハウステンボスが28日、新装オープンした。連休期間中の集客目標は昨年より4割以上多い10万人だ=長崎県佐世保市 観光庁が30日に始める有給休暇取得促進の「実証実験」が壁に直面している。全国8地域の小中学校で平日を休みにして独自に大型連休をつくり、親にも有給休暇取得を促そうという取り組みだが、保護者側が「休みが取れない」と反発。やむを得ず断念する学校も出て、実験の規模縮小を余儀なくされている。 実験は、全国を5つの地域ブロックに分けて連休をずらす「休暇分散化」など政府の休暇改革の一環として実施。趣旨に賛同した8地域の学校で平日を休みにすることで、家族の触れ合う時間がどれだけ増えるかを検証するのが目的だ。 首都圏で唯一実験に加わる東京都荒川区は、区立の中学校と小学校を抽出して、連休の谷間の30日を休みにし、7連休をつくる計画だったが、中学校の保護者の約8割が「仕事を休めないので困る