株式会社サンブリッジ ソリューションズは12月18日、Salesforceと連携する帳票ソリューション「帳票くん」を発表した。アプライアンス製品として、12月中に販売を開始する予定。富士通ミドルウェア株式会社が技術協力を行う。 帳票くんは、Salesforceのレポート機能から、より高度な帳票を簡単に印刷、PDF/Excel出力などを可能にする製品。見積書や請求書といった社外向け定型帳票や、A3サイズの報告書や説明資料といった社内資料などを簡単に作成できる。 特長は、既存帳票を有効活用できる「柔軟性」、Salesforce内のデータと社内のデータを統合した帳票の作成が可能な「拡張性」、Salesforceでの帳票出力に従来必要だった事前のプログラミングを不要とする「コスト削減」の3つ。 同製品を各拠点に設置することで、本部の帳票定義を拠点でも共有することができる。サンブリッジ ソリューショ
米Microsoftは米国時間12月17日,中堅中小企業向けCRM(顧客関係管理)ソフトウエア「Dynamics CRM」の次期版「Titan(開発コード名)」がRTM(released to manufacturing;製造工程向けリリース)版の段階に入ったと発表した。 新版は,顧客サイドに導入またはパートナがホストする形式の「Dynamics CRM 4.0」と,Microsoftがホストするオンデマンド型サービス「Dynamics CRM Live」の2種類が用意される。両製品とも同一のコード・ベースを利用する。 Dynamics CRMは,マルチテナント型のアーキテクチャにより1台のサーバーで複数のユーザー顧客にサービスを提供することが可能。25カ国語以上の言語に対応し,単一システムで複数の言語および通貨単位をサポートできる。このほかにも,ワークフローのアプリケーション化を支援する
ベンチャー企業の米Ribbitは12月17日(米国時間)、Flashをベースとした電話機能を開発できるプラットフォーム「Ribbit Platform」を発表した。一般ユーザーと企業ユーザーの両方をターゲットとした新しい形の電話会社を目指し、来年から本格展開するという。 Ribbit Platformは、米Adobe SystemsのFlashおよびFlexをベースとしたAPIで、通信分野に明るくない開発者でも音声通話サービスを開発して、アプリケーションやWebサイトに統合可能。Flashに対応したWebブラウザの音声機能をPSTN(公衆電話交換回線網)やVoIPに接続して、コンピュータを次世代の電話にするという。 Ribbitはすでにクローズドベータテストを行っており、600以上のサードパーティ開発者などで構成するコミュニティになっているという。その1つとして、米salesforce.c
スタートアップ企業の米Ribbitが12月17日 (現地時間)、独自のテレフォニー・プラットフォームとWebベースの新たな通信ビジネスモデルを提供するプランを明らかにした。自らを「シリコンバレー初の電話会社」と形容しており、同社の共同創設者でCEOのTed Griggs氏は「同じような電話会社が、これ以上増える必要はない。求められているのは、機器やサービスプラン、ビジネスモデルの制限から人々を解放する新しいタイプの電話会社だ」と述べる。 Chalkboard Phone Ribbitは既存の電話会社が提供する電話サービスとWebベースのサービスを結ぶ「Ribbit SmartSwitch」というクラス5ソフトスイッチを用意し、さらにFlash/ FlexベースのAPIを開発者に公開している。これを利用することで開発者はFlashベースのリッチなボイスアプリケーションを開発して、Webサイト
シリコンバレーの新興企業Ribbitは12月17日、従来型電話サービスとWebをつなぐ新たな開発プラットフォームを発表した。電話サービスに詳しくない開発者でも音声通話型アプリケーションを開発し、Webサイトやアプリケーションに統合することができるという。 同社はクラス5ソフトウェアスイッチの「Ribbit SmartSwitch」とFlash/FlexベースのオープンなAPIを用意。音声を、Flash対応のブラウザからPSTN(公衆交換電話網)やVoIPにつなぐことができる。 同社によると、同社のオープンAPIを核に、既に600社以上のソフト開発企業からなる開発コミュニティーができており、各社からコンシューマー向けや企業向けのアプリケーションが登場する見通しという。 また同社は、Salesforce.comのオンデマンドCRMサービスにRibbitの技術が統合されることも発表した。同社とS
Forresterのアナリスト、ジョン・ライマー氏によると、エンタープライズアプリケーション市場ではMicrosoftの影響力が拡大する一方で、IBMが同市場に参入するという。 エンタープライズソフトウェア市場では今後3年間にわたって業界再編が続き、Microsoftの影響力が拡大する一方で、IBMが同市場に参入する見込みだ。 Forrester Researchのアナリスト、ジョン・ライマー氏は12月13日、フロリダ州ハリウッドで開催された「Spring Experience」ショウでの講演で、このようなシナリオを示した。 業界再編については、BEA SystemsとTibco Softwareは「急速に成長しなければ」買収のターゲットになる可能性が高いとライマー氏は言う。BEAは既に今年、Oracleによる株式公開買い付けのターゲットになった(Oracleの企ては失敗に終わった)。 さ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 日本オラクルは、「Oracle CRM」に関する説明会を開催し、2008年前半にリリースする予定の「Siebel CRM On Demand Release 15」をプレビューとして紹介した。 説明を行なったOracleのCRM担当シニアバイスプレジデント、アンソニー・ライ氏は「エンタープライズアプリケーションは過去20年あまり変わっていない」と語り、同社が取り組む新しいコンセプト「顧客中心主義」と、「ソーシャルネットワーク参加型」が、エンタープライズアプリケーションにおける久々の大きな変革だと強調した。 顧客中心主義は、「製品中心主義」と対比される考え方で、自社の都合で製品を作り上げ、その差別化によって競合と競うビジネスから、顧客の要
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます IDC Japanは、2008年における日本のIT市場でカギとなる技術や市場トレンド、ベンダーの動きなどを10項目にまとめ、「2008年国内IT市場10大予測」として発表した。 この予測によれば、2008年の国内IT市場の年間成長率は前年比2.0%。これは、2004年以降、最も低い成長率であるという。IDC Japan、リサーチバイスプレジデントの佐伯純一氏は、この予測について「米国経済の不透明感や原材料費の値上がりによるマクロ経済へのネガティブインパクトが、IT投資に対しても影響を与えることは避けられない」とする。 そうした状況の中で、マクロ経済の影響を受けやすいSMB市場におけるIT投資への意識、SaaSの活用などが、2008年の市
日経マーケット・アクセスが,ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に,国内の主な情報通信製品/サービス・ベンダーへの満足度を聞いたところ,「通信・ネットワークサービス(ASP,SaaSを含む)」では「価格」と「性能・機能」でウィルコム(順に68.6%,56.6%),「サポート・サービス」はKDDI(au,旧パワードコムのサービスを含む)(51.4%)が,トップの満足率を獲得した。 3項目の満足度の単純平均トップ5はウィルコム(56.7%),KDDI(56.3%),NTT東日本/NTT西日本(51.4%),NTTコミュニケーションズ(NTTcom)(49.0%),NTTドコモ(42.6%)。以下ソフトバンクモバイルとソフトバンクテレコムも3項目平均40%以上を得た。これに対し,通信事業者以外で評価対象とし3項目とも有効回答数30以上を得た7社(富士通,
NHKスペシャル「ワーキングプアIII 解決への道」の感想 ※NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」の感想こはちら ※NHKスペシャル「ワーキングプア 努力すれば抜け出せますか」の感想こはちら 07年12月15日放映のNHKスペシャル「ワーキングプアIII 解決への道」を見た。「海外のワーキングプアについて報道するらしい」という話を聞いていたから、「ああ、日本の話はだいたいやっちゃったので、『海外でも広がっていますよ』『海外ではこうしてますよ』みたいなやつかな」というヌルい想像をしていたのだが、「ワーキングプアI」と「II」をつくったスタッフの力を甘くみすぎていた。 そのような、学生のレポートみてえなボケた一般論ではなかった。 日本のワーキングプア問題がいきつく先が予想や推測の中ではなく、すでに「海外」という現実の中に存在しているということ、そして、日本のワーキ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く