Googleが、数千、数万もある自社サーバーを「自作」していることは有名だが、これに関連して、NYTimesの記事が面白い。少しだけ、「向こう側」の様子が垣間見れる。 記事では、Googleは、オレゴン州ダレスには、巨大なデータセンターを建設中であり、電力消費を工夫する技術が使われ、自作のソフトウエアも走っているという。そして、いずれ、自前でマイクロチップを作るであろう兆候もある、としている。 アナリストによれば、Googleは、検索に注力するのと同様にインフラに注力しているという。一説には、Googleは、Dell、HP、IBMに次ぐ、世界第4位規模のコンピュータ・サーバー製造会社であるという。自作することで、安くて、早く、効率的なシステムが構築でき、それが当然、Googleの優位性につながる。しかし、一方で、自分たちほど、不安定なハードウエアを作っている企業はないとし、いまは、ソフトウ