春夏合わせて9回、甲子園に出場している鳥取県立八頭高校の野球部の監督が、1年生の野球部員に長時間、「うさぎ跳び」をさせた行為が体罰に当たるとして、2年間の謹慎処分となりました。 このうち、3年前の夏の甲子園など春夏合わせて9回の甲子園出場経験がある鳥取県立八頭高校野球部の38歳の監督が、先月11日、1年生部員16人が練習前にグラウンドの整備を行わなかったとして、およそ3時間にわたってうさぎ跳びを強要したということです。さらに1年生部員たちは翌日から5日間、自主的に2時間から3時間のうさぎ跳びを行っていて、1人の部員が左足のふくらはぎを痛めたということです。この監督は以前も部員にうさぎ跳びをさせていて、校長からやめるよう注意されていたということです。 日本学生野球協会によりますと、長時間うさぎ跳びをさせることは体罰に当たり、この監督が以前にも体罰で6か月間の謹慎処分を受けていることも考慮し、