中国製ギョーザによる中毒事件で、千葉県警は15日、千葉市内の家族が冷凍庫に保管していた調理済みのギョーザ17個を鑑定し、最大3万1130ppmのメタミドホスを検出したとの鑑定結果を発表した。これまでの鑑定で最も高い濃度。県警は、対象となったすべてのギョーザの鑑定を終えた。 17個は、母娘2人が吐き気などを訴えた同市稲毛区の家族が調理後に冷凍庫で保管していた「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」。県警によると、最も濃度が高かったギョーザでは、皮に1グラム換算で31.13ミリグラム(3万1130ppm)、具材に1グラム換算で16.62ミリグラム(1万6620ppm)が含まれていた。 メタミドホスは加熱で減るため、検査結果以上の濃度が混入されていた可能性が高い。 食品安全委員会では、人が一度に摂取すると健康被害が及ぶレベル(急性毒性)を体重1キロあたり0.003ミリグラムとしている。体重15
世界最高峰エベレスト(Mount Everest、チョモランマ)のネパール側海抜6400メートル地点を歩く登山家ら(2007年5月23日撮影)。(c)AFP/ALTITUDE EVEREST EXPEDITION 2007 【4月25日 AFP】世界最高峰エベレスト(Mount Everest、チョモランマ)で行われる北京五輪の聖火リレーに向けて、海外メディアの記者団は24日、チベット(Tibet)での取材準備を始めた。海外メディアがチベット入りするのは1か月ぶりになる。 五輪関係者は、ベースキャンプからエベレスト登頂に出発する聖火リレーチームの様子や聖火リレーに無関係な事柄に対しては取材許可が下りないとの見方を示している。聖火リレーチームのエベレスト登頂の予定日は、暫定的に5月3日とされている。登頂の際は高山用の特別製トーチを使用する計画だ。 チベットでの暴動を受け、出発直前になって取材
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 去る3月14日、中国チベット自治区の首都ラサで大規模暴動が起きた。中国政府は北京オリンピックを間近に控え、鎮圧、沈静化に躍起である。外国メディアの取材をシャット・アウトしていたため、実態はよく見えない。 中国人民解放軍が最初にラサに進駐してチベットを併合したのは1950年、半世紀が過ぎた。その間、戒厳令が発令された大規模な暴動としてはダライ・ラマを追放した1959年3月と1989年3月であった。どういうわけか今回も3月、これまでのチベット人の犠牲者は100万人を超えると言われている。1989年の動乱の映像がYouTubeで放映されているが、その弾圧の過酷さがよく見て取れる。今回も似たようなものと容易に想像できる。 中国はなにゆえそのように強硬
世界最高峰エベレスト(Mount Everest、チョモランマ)の中国チベット(Tibet)自治区側のふもとで、高所トレーニング中のプロスキーヤーの三浦雄一郎(Yuichiro Miura)さん(75)と息子の豪太(Gota)さん(2007年11月3日撮影)。(c)AFP/MIURA DOLPHINS 【4月9日 AFP】世界最高齢での世界最高峰エベレスト(Mount Everest、チョモランマ)登頂を目指しているプロスキーヤーの三浦雄一郎(Yuichiro Miura)さん(75)の事務所は7日、三浦さんが中国チベット(Tibet)自治区側のルートを断念し、ネパール側に変更したことを明らかにした。 事務所によると、前月暴動が発生したチベット自治区は現在も訪問が禁止されているため、三浦さんの登山隊はチベット側のベースキャンプに到達することができない状態で、ネパール政府に6日に申請した登山
ロシア軍はポンコツだらけ 領空侵犯飛行もハッタリか 2008年4月号 GLOBAL [グローバル・インサイド] by ゴードン・トーマス(インテリジェンス・ジャーナリスト) ロシアの爆撃機が、英領空やステルス機の発着地であるグアム島米軍基地付近を領空侵犯スレスレに飛行したとの報道は冷戦時代を髣髴とさせるが、こうした動きの背景には、軍事大国としてのイメージを何とか維持しようとするプーチン大統領の「ハッタリ」もあるようだ。 英対外諜報機関MI6は、ロシア軍に関する最新リポートの中で、同軍はプーチン大統領が自慢するほどの武力を持ち合わせていないと断定した。100万人強の兵を擁し、中国、米国などに続く世界第5位の規模だが、その実力はもはや冷戦時代のような脅威ではないという。その理由は、第一に刷新すべき旧式の武器が使用されていること。実際、大半の兵器製造年は40年前に遡り、一部の野砲に至っては第二次
2008年1月28日、山形市蔵王山(Mount Zao)の樹氷の前に立つ山形大学(Yamagata University)の柳澤文孝(Fumitaka Yanagisawa)准教授。(c)AFP/Kyoko HASEGAWA 【4月4日 AFP】「晴天の日の空が本当に真っ青で、そのときは木の枝の先の氷の結晶まではっきり見ることができたんですよ」。日焼けした顔に笑顔で語るのは、スキーヤーの古川一美(Kazumi Furukawa)さん(56)。蔵王山(Mount Zao)に立ち、モミの木を見下ろしながら3年前の情景を鮮明に思い出しているのだ。 古川さんが語るのは、この山で見られる「樹氷」という自然現象。樹氷を見るためだけに毎年、標高1600メートルの山を訪れる日本やアジア諸国のスキーヤーもいるほどだ。ところが最近、この樹氷が見られる回数が減ってきている。科学者らによると、その原因は海の向こう
2008年3月18日、北京(Beijing)で、黄砂にかすむ北京五輪のメインスタジアム、北京国家体育場(Beijing National Stadium)。(c)AFP 【3月19日 AFP】中国・北京(Beijing)市環境保護局は17日、北京市が大陸北部で発生した黄砂に覆われ、大気汚染度が最悪レベルを記録したと発表した。これにより、市民生活や空の便などに影響がでた。 同局のウェブサイトによると、北京市各所で観測された大気汚染のレベルはレベル4からレベル5にあたるものだった。 「レベル5」は、同局の観測システム上最悪のレベルだという。また、レベル5を記録したことで、市民に対し、屋外での活動を控え屋内にとどまるよう警告が発された。 同局は、「黄砂から目や呼吸器を守るために、戸や窓を閉めたりマスクを着用するなどの予防措置をとる必要がある」としている。 北京の大気汚染は、8月に控える北京五輪の
インドのニューデリー(New Delhi)で行われたGlobal Foundation for Civilizational Harmony設立式典で、APJアブドゥル・カラム(APJ Abdul Kalam)元大統領の演説に耳を傾ける、亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世(2008年1月22日撮影)。(c)AFP/Manan VATSYAYANA 【3月18日 AFP】中国チベット(Tibet)自治区のラサ(Lhasa)で起きた騒乱を機に、チベット人強硬派の間から最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世(72)が主張する非暴力主義に基づいた中国政府との対話路線を否定する声が上がり始めている。 ダライ・ラマは16日、中国のチベット統治を「恐怖による統治」「文化的虐殺」などと非難したが、北京五輪については「良きホスト国となるよう心がけるべきだ」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く