「ITエンジニアの半分はプロ以下,という調査結果に,正直衝撃を覚えた」。2月1日から開催されている「NET&COM」の講演,「2万人の調査で分かったITエンジニアのキャリア,スキル,給与」の冒頭で飛び出たのはこの一言だった。 この講演は,日経ITプロフェッショナル主宰の「iSRF(ITスキル研究フォーラム)」が毎年実施している「ITスキル調査」の結果を基に,スキルやキャリアの現状や動向を解説するもの。調査は2005年夏で4回目。調査サンプル数は2万人強である。 演壇に立った同誌副編集長,平田昌信氏は,スキル・レベルと年齢層,スキル・レベルと職種の関係をグラフで示しながら,日本のITエンジニアの実態を説明。「エントリ・レベル」のエンジニアが4割を占めるという実態を嘆く。ここでいうエントリ・レベルとは,「上位スキル保持者の助けを受けてはじめて業務を遂行できる程度」(平田氏)だ(調査についての詳
総務省は2月1日,通信サービスのIP化に向けた制度を議論する会合「IP化の進展に対応した競争ルールの在り方に関する懇談会」を開催した。第3回となる今回の会合には大手通信事業者のトップが参集。公開の場で,各社が午前10時から午後1時まで激論を展開した。 会場となった総務省には,NTT持ち株会社の和田紀夫社長(写真1),KDDIの小野寺正社長兼会長(写真2),ソフトバンクの孫正義社長(写真3)の3大通信グループのトップが次々と到着。会合では,NTT和田社長が様々な指標を示してNTTグループが国内や他国の事業者やそのサービスと比べて,独占力が低いことを強調した。これに対して,KDDI小野寺社長とソフトバンク孫社長は,それぞれNTT東西地域会社からのアクセス網の分離など「再分割」を持論を交えて強く要求した。 このほかイー・アクセスの千本倖生会長,ボーダフォンの津田志郎会長,コンテンツ配信事業者Jス
【NET&COM2006速報】インプルーブテクノロジーズ,「メール・アドレス隠蔽ソフト」の試用キャンペーンを実施 インプルーブテクノロジーズは2006年2月1日,東京ビッグサイトで開催中のネットワーク総合展「NET&COM」で,メール・アドレス隠蔽ソフト「PMX(Privacy Mail Exchange)」の無償お試しキャンペーンを実施することを明らかにした。希望するユーザーに同ソフトを3月31日まで無償で提供する。 PMXは,受信したメールのアドレスを変換して,元のアドレスが分からないようにするソフト。メール・サーバーと併用することで,社外から送られてきたメールのアドレスを,社内でしか通用しないメール・アドレスに自動変換できる。「コールセンターのオペレータに顧客の生のメール・アドレスを見せたくない」といった用途に適する。送信メールについてもアドレスを自動変換するので,本当のメール・アド
中国上空を覆う煙霧が悪化:日射量が減少 2006年1月31日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2006年01月31日 米エネルギー省の研究者によると、中国では9倍に増加した化石燃料の排ガスにより発生した煙霧がおそらく原因で、この50年間で空が薄暗くなっているという。 この研究は学会誌『地球物理学研究レター』の1月11日付の号に掲載されたもので、雲量が少なくなったにもかかわらず、中国にある500ヵ所以上の気象観測所で測定された日射量が1954年から2001年の間に減少しているとの内容だ。 ワシントン州にあるエネルギー省の『パシフィック・ノースウエスト国立研究所』(PNNL)に所属し、今回の論文の筆頭執筆者となっているユン・チエン氏は、「雲のない快晴の日が増えれば、普通は太陽が輝いて空が明るくなるものだが、われわれの研究結果は違っていた」と語る。 27日(米国時間)に行なわれた電
心筋細胞など、損傷した組織の自己再生を促す薬剤 2006年1月31日 コメント: トラックバック (0) Elizabeth Svoboda 2006年01月31日 下等動物の一部を切断すると、失われた部分が再生することがよくある。人間はそうした能力を有さないとされるが、いくつかのバイオテクノロジー企業が現在、自己再生を促す薬剤を開発してこの前提を覆そうとしている。 その1つが米ハイドラ・バイオサイエンシズ社。同社は心筋細胞の再生を促し、心臓発作の患者を順調に回復させることにつながる再生薬を開発している。タンパク質をベースとするこの再生薬は、成熟細胞に少し幹細胞のような働きをさせることになる。 再生薬は心臓の細胞を部分的に「脱分化(日本語版記事)」させて発達の初期段階に戻し、より多くの心筋細胞を生み出す能力を活性化する。一方、幹細胞のほうはまったく未分化の状態にあり、その白紙の状態からあら
私たちが体に「いい」「悪い」などと信じ込んでいる健康常識には、実にいろいろなものがありますが、それらの中には、科学的にその効果が否定されたり、またはっきりしないものもあるようです。 例えば、消費者に人気が高い抗酸化サプリメントのビタミンCやEですが、最近の研究報告によると、これらの抗酸化ビタミンには、遺伝子タイプにより「効く人」と「効かない人」がいることが明らかにされています(MedWaveに関連記事)。また2004年に米国では、高用量のビタミンEの摂取はかえって健康を害するとの研究結果が報告され、サプリ好きの米国民に衝撃を与えました(参考記事:高用量のビタミンEは有害!?)。 栄養補給のためのサプリメントに限らず、最近は様々な“健康に良さそうなもの”が登場しています。またスーパーなどでは、無農薬の野菜や添加物不使用をうたった総菜なども売られています。しかし、無農薬だからといって、必ずしも
Apple Computerが最近、Intelプロセッサを搭載したMacを出荷開始したが、これはMac OS X搭載コンピュータに対するさらなる攻撃へと門戸を開くかもしれない。セキュリティ専門家はこう警告している。 MotorolaのPowerPCプロセッサからIntelプロセッサへの移行で、Macを攻撃するエクスプロイトの作成は容易になるだろう。結果として、Mac向けのエクスプロイトが次々と出てくる可能性がある。 eWEEKの取材によると、この移行はAppleにとって、Mac OS Xにセキュリティ機能を組み込まなければならないというプレッシャーを強めるものかもしれない。 Appleに取材を申し込んだが拒否された。同社は電子メールによる声明の中で、Mac OS Xを保護するセキュリティ技術・プロセスは、IntelベースのMacでも変わらないと述べている。 Appleは初め、Intelベー
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