自民党の安倍晋三前首相は17日夜、埼玉県戸田市内で講演し、同党の加藤紘一元幹事長がBS放送で拉致被害者5人について「国家と国家の約束だから北朝鮮に返すべきだった」と発言したことを批判した。安倍氏は「加藤氏は大きな考え違いをしている。外務省の田中均アジア大洋州局長に当時、確かめたら、田中氏は『約束はしていない』と言っていた。『日本は約束を裏切った』と言うのは、まさに北朝鮮の主張そのものだ」と述べた。
自民党の加藤紘一元幹事長が「拉致被害者5人を北朝鮮に返すべきだった」とテレビ番組で発言し、批判を受けた問題で、加藤氏が公式サイトで経緯を説明して釈明した。「発言の一部だけが報じられたが、前後の文脈を知っていただいた上で趣旨をご判断いただければと」とし、詳細な発言内容を掲載している。 加藤元幹事長は7月7日にBS11で放送された「西川のりおの言語道断」で拉致被害者について「国家と国家の約束ですから(北朝鮮に返した方が)よかった」などと発言。これを通信社が伝え、拉致被害者家族などから批判を受けていた。 加藤元幹事長はサイトで発言の意図について「拉致という犯罪を犯した北朝鮮に『日本は約束を守らなかった』という口実を与え、その後の交渉が途絶える一因を作ったと考えている」などと説明。番組内での北朝鮮問題に関する発言をほぼ丸ごと掲載し、理解を求めている。
自民・加藤紘一「拉致被害者5人は北朝鮮に戻すべきだった」 1 名前:ぽこたん( ・∀・ )φ ★ 投稿日:2008/07/07(月) 23:45:15 ID:???0 拉致被害者「戻すべきだった」=日朝交渉停滞の原因−自民・加藤氏 自民党の加藤紘一元幹事長は7日夜、日本BS放送の番組に出演し、2002年に北朝鮮から一時帰国した曽我ひとみさんら拉致被害者5人に関し、 同国に戻さないとした当時の政府決定について「国家と国家の約束だから、(戻した方が)よかった。安倍(晋三前首相)さんを中心に返すべきでないとなったが、その辺が今、日朝の間で打開できない理由だと思う」と述べ、官房副長官として永住帰国への方針転換を主導した安倍氏の対応に問題があったとの認識を示した。 加藤氏は「(戻していれば現状のようには)ならなかった。『また来てください』と何度も何度も(両国間を)交流していた。一回返すと平壌は殺して
東京都の石原慎太郎知事は27日の定例記者会見で、米政府が北朝鮮へのテロ支援国家指定を解除すると発表した問題について「米国は(拉致被害者を)忘れないというが、結局アメリカは逃げた。日本人は無視された」と痛烈に批判した。この日の会見詳報は以下の通り。 −−知事が拉致被害者に向けたメッセージを収録した放送にあわせて、北朝鮮が妨害電波を発したが、どう思うか 「今までもそうですよ。ですからね、総務省は珍しくね、あの団体に2つの波を許してくれましてね。こっちが妨害されましたら、こっちに(もう一つの波に)救済措置をさせるってやってきたようですけど、そういうことをもう少し、みんなに周知した方がいいんじゃないかな。まあ、アメリカは相変わらずでね、結局逃げちゃった。それはアメリカもどういう利益につながるのか、私はよく分からないけれども、依然として拉致の問題は残っているわけでしてね。それから、この問題について北
【ワシントン=有元隆志】ライス米国務長官は18日、ワシントン市内で講演し、北朝鮮が近く核計画の申告書を6カ国協議の議長国を務める中国に提出するとの見通しを示した。同時に、申告提出を受けてブッシュ大統領が米議会に対して、北朝鮮へのテロ支援国家指定の解除と、対敵国通商法の適用除外を通告すると語った。ブッシュ政権高官が指定解除の方針を明言したのは初めて。 ライス長官は「北朝鮮の過去の歴史を考えると、信用することはできない」と述べ、申告書の分析だけでなく、核施設への査察などの検証作業が不可欠と強調した。 そのうえで、解除が発効するまでの45日間、「申告の正確さや完全さを検証することに北朝鮮が協力的かを見極める。協力が不十分であった場合には、それ相応に対応する」と述べ、発効差し止めや、新たな制裁も検討すると警告した。 国務省は国際テロ活動に関する国別報告のなかで、北朝鮮をテロ支援国家に指定する理由の
国境警備隊の中には上半身裸で乾布摩擦をしている兵士の姿も。近くにいる女性兵士も顔でも洗ったのか、タオルを肩から下げたり、手に持ったり。緊張感は感じられない 食糧危機とエネルギー欠乏に加え、治安機関による強力な監視。北朝鮮の一般人民は萎縮(いしゆく)して生活している様子が容易に想像できるが、中国との国境を流れる鴨緑江(アムノッカン)上流域には、中朝の“秘密”貿易などで潤い、比較的恵まれた暮らしがあるという。今年3月末から4月初旬にかけ、山梨学院大学の宮塚利雄教授夫妻は、この地域の実態を探ろうと中国側の「臨江」から「長白」までを車で調査。対岸の北朝鮮側の写真撮影に成功した。レンズがとらえた中朝国境の現実とは…。 「中朝国境は、麻薬、覚醒(かくせい)剤などの禁制品の密輸で潤う地域」(公安関係者)とされる。宮塚教授は、まさにその現場を目撃した。 川が複雑に蛇行し、国境が入り組んだ中国側の岸から川幅
日朝協議の内容について説明を受け、内閣府を後にする拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表=13日午後8時50分、東京・永田町 欧州ルートの拉致に関与したとされるよど号犯グループの3人が、北朝鮮をいわば“追放”される運びとなった。故金日成主席はよど号犯らを「金の卵」と表現し、囲い続けた。事件から38年。よど号グループは「北朝鮮にとってお荷物」(公安関係者)な存在となっている。 実行犯メンバー9人のうち現在、北朝鮮に残るのは小西隆裕(63)、若林盛亮(61)、赤木志郎(60)、魚本公博(60)の4容疑者。残りは、田宮高麿元赤軍派幹部ら3人が北朝鮮で死亡したとされ、当時少年だったメンバー(55)は、国内潜伏中に逮捕されて刑期を満了、現在は関西地方に居住している。カンボジアで身柄を拘束され、国外移送目的略取罪で服役中だった田中義三元受刑者は平成19年1月に病死した。 社会主義国で武装闘争の準備を整えて日本
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