東京オリンピックの開会式にあわせて、都内では23日、複数の市民団体などが大会の中止を求めるデモを行い、「感染対策を優先すべきだ」などと訴えました。 このうち、東京・渋谷区で行われた市民団体が主催するデモにはおよそ400人が集まりました。 参加者たちは、開会式が始まる1時間ほど前にJR原宿駅前に集まり、国立競技場周辺までの1.5キロを行進しました。 「五輪より命」とか「五輪中止まだ間に合います」などと書かれた横断幕や看板を掲げながらシュプレヒコールをあげ、大会の中止を訴えていました。 初めてデモに参加したという35歳の女性は「オリンピックはもともと楽しみにしていましたが、今はもっと優先すべきことがあるはずで、開催することには疑問を感じます。開会式当日ということでその思いが強くなり、デモに参加しました」と話していました。 一方、国立競技場の近くでは、開会式の雰囲気を味わいたいと訪れた大勢の人た