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ブックマーク / blog.dodgson.org (10)

  • リアルな DOM はなぜ遅いのか - steps to phantasien

    これは VirtualDOM Advent Calendar 2014 に勝手に参加する記事です。 あたたかい春の昼下がりのこと、あるブラウザベンダの社内を不穏な噂が駆け巡った。 「React.js なるライブラリ、どうも仮想 DOM というやつのせいで速いらしいぞ」 もうリアルな DOM はお役御免、ブラウザも商売上がったりか・・・。雇用に不安を覚える人(私)がいる一方、 そのアイデアをとりこんでブラウザの DOM を速く出来ないかと考える人たちもいた。 仮想 DOM はなぜ速いのか。誰かのつてを辿って React.js チームにおいでいただき、速さの秘密をテックトークしてもらう。 イミュータブルなデータ構造による単純化、非同期適用による処理のバッチ化、差分アルゴリズムによる副作用の最小化… いくつかのアイデアはブラウザからはどうにもならないが、たとえば非同期化なんかは形は違えどブラウザ

    june29
    june29 2014/12/12
    DOM のお話だけでこんなに奥が深いとは… 勉強になります。
  • 現場のフォーム - steps to phantasien

    このごろ仕事の進みが悪く、しかもまったくの自業自得で肩を落としている。 今日はそれをふりかえり明日への糧としたい。反省文。 仕事の進みは「遅い」だけ。動いてはいる。一歩一歩は正しい。 でも一歩を踏み出すまでが遅い。正しい一歩を踏み出せる、正しい姿勢をとるのが遅い。 背中を丸め足を引きずる。たとえばこんなふうに… Bisection ある昼下がりにバグ修正を頼まれた。リグレッション。ここ三ヶ月くらいで壊れたらしい。 リグレッションを直す「正しい」一歩目は、二分探索で原因のリビジョンを探す bisection 作業だ。 でもこのバグ、bisection が面倒そう。なんとなく原因の想像はつくからあたりをつけて直してしまおう・・・ ・・・半日たち、結局あたりはつかない。日が暮れてしょんぼり帰宅。 翌朝気を取り直し bisection をしたら 2 時間でリビジョンの特定がおわる。あらら。 しかも

    june29
    june29 2014/08/05
    耳が痛い内容が多々ありつつ、救いもあったりして。食い入るようにして読んでしまった。
  • 趣味はキーノート鑑賞 - steps to phantasien

    趣味は何かときかれたらインターネット企業ウォッチですと答えるかもしれない。そのへんの企業ゴシップに気を取られるよりコードでも書いてた方が百倍くらい有意義だとわかってはいる。でもついニュースを眺めて過ごしてしまう。職業上の便益を損ねるくらいだからこれは趣味と呼んで差し支えなかろう。中でも各種企業イベントのキーノート・スピーチ鑑賞はそんなおっかけ業のハイライトだ。 インサイダーからすると、キーノートは学芸会みたいなもの。隣のクラスの出来映えにやきもきすると同時に、自分のコードの晴れ舞台、たった一つの台詞を見守る。 インサイダーでないキーノート・・・つまり大半のキーノートは、言って見れば近所の高校の文化祭に行くようなものだろうか。あ、こういう学校なんだ、これが流行ってるんだ、なんてのが透けて見える気がして面白い。メディアが報じるキーノートは空気を伝えない。自分でビデオをみてこそ愛好家というものだ

    june29
    june29 2014/07/01
    アジャイル!ゴージャス!顧客志向でリーン!まずプレスリリースを書くんだ!ヒャッホイ!イノベーション!みたいなテンションの文章だった。
  • 二駅先の青春の日々 - steps to phantasien

    結婚の報告を兼ねた忘年会で、数年ぶりに何人かの顔を見る。 昔からの仲間たちに触発され、自分の青春はいつだったのか帰り道ふと考える。 青春というからには楽しい日々だったに違いない。 高校生の頃のことはよく覚えていない。もう連絡の取れる友達もいない。ただ過ぎていく毎日だった。 大学時代はもっぱらネットに入り浸っていた。私の大学生活は IRC でありブログ…当時はウェブ日記…だった。 濃密な体験だったけれど、楽しかったと素直に言えない青臭い屈折があった。 最初に勤めた会社は、楽しかったというには働きすぎていた。かわりに学びは多かった。 まあ有り余る体力に任せ仕事の後も遊んでいたから楽しいことも少しはあった気がする。 でも私にとって青春の日々と呼ぶにふさわしいのは、 最初に職場を変えやさぐれていた頃だったと思う。 週末の夕方遅く起きた私が部屋でぼんやりネットをみていると、同じ沿線に住む前職同期入社

  • Polymer と Web Components - steps to phantasien

    先週はサンフランシスコで勤務先の年次博覧会が催され、中には自分と近いプロジェクトを紹介するセッションもあった。 いい機会なので便乗して宣伝してみたい。自主会社員活動につき勤務先の見解と違っても見逃してください。 さて件の年次博覧会、ウェブ開発者向けの講演の一つで Polymer という新しい JavaScript UI フレームワークが公開された。 Closure, GWT, Angular ときて また別のフレームワークかよ…とぼやく人の気持ちもわかる。でもそれほど被るものでもないから見逃してほしい。 なるべく多くのブラウザで動かそうとする既存のフレームワークと違い、 Polymer は新しいブラウザの機能を使い倒すことで強力なフレームワークを作ろうとしている。 別に特定ブラウザでしか動かないわけじゃない。ただ将来そうした新しい機能が各種ブラウザに備わる日を見越し、 そのときベストに動く

  • 最近のおっさんたち - steps to phantasien

    Gisted のドッグフードをかねて InfoQ のインタビューやプレゼンを見るようになった。 いくつか面白かったのを紹介したい・・・とおもってるうちにバックログを溜めすぎた。一度に紹介するのは諦めて何度かにわけよう。 今日はおっさん、具体的には ThoughtWorks 周辺の面々を追いかけてみます。InfoQ 中心だけどそれ以外も若干あり。 When Geek Leaks “プロダクティブ・プログラマ ” の著者 Neal Ford が あるキーノートにつけたタイトルは ”When Geek Leaks“。 ここでの Leak は前向きだ。Geek の情熱がその主たる関心の外にも影響を与えていくといいですね、という話。 ファインマンが物理学という専門以外で発揮した数々のいたずら心、 ”Now Every Company Is A Software Company” という Forbes

    june29
    june29 2013/04/27
    人に着目するとおもしろいなあ。いろんな流れの中に自分がいる。
  • 瞬くあいだに時はながれて - steps to phantasien

    最初のバグ修正 をレビューしてくれたのはたぶん、Apple の Darin Adler だったと思う。雑誌連載のねたづくりに書いたパッチだった。このあとも Darin Adler には度々レビューをしてもらった。私にとって、Bugzilla 界隈でのメンターはこのひとだ。あるとき ASSERT_NO_EXCEPTION という小粋なマクロを私が発明した際も、彼は私にかわりメーリングリストで宣伝をしてくれた。何かをわかりあえたと思った。 最初のリグレッションとその修正は 6 つ目と 7 つ目のパッチで…仕事にする前からエンバグしてたわけですが… KDE の Nicholas Zimmerman が見てくれた。彼はそのあと BlackBerry の会社に入ったと聞いたけど、最近は姿をみない。当時の SVG は無法地帯で、やんちゃなパッチもけっこう見逃してもらえた。Zimmerman, KSVG

    june29
    june29 2013/04/06
    グッとくる。
  • Web+DB Press (& Web+Habit Press) - steps to phantasien

    出張しているうちに WEB+DB Press 68 が届いていました。 ありがとうございます。紹介にそなえ Octopress 向け Amazon ピンハネプラグインでも書いておけばよかった・・・。 目次をじっとにらむと 私もひそかに連載をはじめさせてもらっていることに気づかれるかもしれません。 お手元にある方はぱらぱらめくってみてくだされば幸いです。 私もぱらぱらめくってみたところ、 Satoshi Nakajima さんが ウェブ中毒・・・じゃなくてプッシュ型メディアと生産性について書いていた。 要約すると、モチベーションがあればウェブで気が散ったりしないから大丈夫、というのが氏の主張らしい。 1% のスーパープログラマおよび 60% (推定) の健常者的にはそれが正しい答えだろうし、 モチベーションだってたぶんあるに越したことはないとも思う。 ただモチベーションだけを頼っては色々片付

    june29
    june29 2012/06/01
    うん、Web+Habit Press だった。おもしろかった。
  • ホッピングの話 - steps to phantasien

    友人知人など、私のまわりには転職しようと考えている人がいつも少しずついる。 彼らに限らず、プログラマは割と頻繁に転職している気がする。よしよし、と思う。 世の中にとって良いことなのかはしらないけれど、 ジョブホッパーの身からすればそういう人が増えるほど私自身の角が立たなくてすむ。 類として呼ぶ友を求める心境。 私ほどのヘビーホッパー(ぜんぜん自慢になってない)ともなると、 たまにホッパー予備軍から「転職どうなんですかね」と水を向けられることがある。 そんなとき、酔った勢いなどで私はいつもでたらめを口走り後悔している。 そこでシラフのうちに自分用のテンプレを書いておくことにした。 正誤はともかくせめて主張を一貫させたい。 さいわい今の職場はもうしばらくいる気がするから、テンプレの陳腐化は心配しなくてよかろう。 私はおおむね行きがかりと衝動で職場をホップしており、そこに長期的な思惑はない。 た

    june29
    june29 2012/06/01
    転職のお話。なのだけれど、言葉の並べ方が魅力的で、内容を無視してずっと読んでいたくなる。
  • タダ飯よりも素敵なものは - steps to phantasien

    GitHub co-founder の Tom Preston-Werner (以下もじょ先生) が お仕事のコードも大半はオープンソースにしたほうがいい という話を書いている。 (@higepon の tweet で知った。) 同じような主張は、ビジネスとしてのオープンソースが隆盛を極めた 2000 年前後にもみられた。 時は流れ、今はソフトウェアそのものよりはアプリケーションやサービスをウェブ越しに売る時代。 ハイテク企業の前線もコード自身からデータやユーザの時間といったコード以外の部分に少しづつ軸足を移しつつある。 そうした企業は十年前とは異なる文脈でコードをオープンソースにしはじめた… というだいたいの背景を踏まえつつ読むと、もじょ先生の話は感慨深い。 もじょ先生はスタートアップの founder/CTO らしい立場でオープンソースの利点を説いている。 私はスタートアップ勤務でもな

    june29
    june29 2011/11/28
    「ある日、よその会社で働く友達のコミットにバグをみつけた。昼休みにちょこっと直して pull request」「そんな日がくればいい」
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