東日本大震災以降、通勤・通学の足として自転車利用者が増える半面、自転車が関係する事故の多発が懸念されることから、県警は、自転車の歩道での通行を一方通行に規制する社会実験を相模原市内で行う。県警によると、自転車の一方通行の規制は全国初。 道交法の関係法令である「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令」が昨年9月に一部改正され、自転車の一方通行の規制が設けられたのを受けた。 期間は1月10日から同31日までで、通勤・通学者で混雑する午前7~9時に限って規制する。 区間は、自転車の歩道通行が可能となっている、同市中央区2丁目の交差点「中央1丁目」~同区中央3丁目の交差点「中央5丁目」(約460メートル)の歩道。自転車が歩道を走行する場合は、進行方向左側の歩道のみが通行可能となる。今回は社会実験のため、罰則は適用しない。 また同区間では昨年12月下旬から、幅員が約4メートルある歩道を半分