「二杯の天丼はうまく食えぬ」という倹約界隈で有名な言葉がある。 当然の話だが美味しい天丼といえども二杯目は満腹で食べきれない。それと同様に、資産や生活費が二倍になったときに幸福度も単純に二倍になるかといえばそうとは限らないだろう。節度を持って暮らしを営むことの大切さを説いた金言だ。 それはそれとして、天丼って二杯くらいならペロリといけそうじゃないか。むしろ食べてみたい。最近は質素な倹約生活でちゃんとしたものを食べてないから尚更だ。実際に二杯の天丼を食べてみることにした。
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吉野家のメニューをなんとなく見ていたら「スタミナ超特盛丼」というものがあった。へー、こんなメニューあったのかと、どれどれ、カロリーはいかほど?と思って調べたら2016kcal。それはすごい。 そしてお値段1000円弱。このカロリーでこの値段、カロパすごすぎない?1回食べてみたくね?と思ったのだけど2000kcal超え。お腹の肉が気になるおじさんとしては気軽に食べられない。 ならば仕方ない、食べたあと山に登って相殺、ノンカロリーとするか…。東京の西に向かいました。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食
3年前に、どこでもドアを拾った。美大の廃材置き場にあったのを、通りすがりの人に手伝ってもらいながら運んだのだ。 何かに使うかも……!と思って拾ったのだが、特に何も使うことなく月日が過ぎていくので、この度断捨離することにした。 捨ててあったどこでもドア 私はどこでもドアを拾ったことがある。 ちゃんとドアも開く! 未来の道具だっていつかは捨てられる時が来る。それが道具の定めだ。 私は美術大学で働いているのだが、大学構内には廃材置き場のような場所がある。捨てる前に一時的に保管して置く場所で、必要であれば誰でも持って行っていいのだ。 見慣れたピンク色のドアは、その廃材置き場にあった。 実物大のどこでもドアだ……!と、しばらくじっと見つめた 何かに使えるかもしれない。どう使うか全く想像できてなかったが、とりあえず構内にある自分のアトリエに持って帰ろうと決意したのだった。 試しに持ち上げてみたが、「あ
1978年東京生まれ。酒場ライター。著書に『酒場っ子』『つつまし酒』『天国酒場』など。ライター・スズキナオとのユニット「酒の穴」としても活動中。 前の記事:好物に金箔を散らしてありがたみを増そう 買い替えどきが難しいけれど 調理器具や食器って、まずはひととおり100均で揃えてしまい、それで事足りてしまって、長年買い換えずに使い続けている、という方も多いと思います。当然、僕にもその傾向があります。 そもそも、近年の100均商品のクオリティーは驚くほど高い。けれどもなかには、これ、ちょっと使いづらいな、とか、切れ味が落ちてくるのが早いな、とか感じながらも使いつづけているアイテム、家にありません? そういうものを、あるとき、思い切って良いグレードのものに変えてみる。すると、生活のなかの小さなストレスが減り、むしろ妙に使い心地がいいから、使うことが楽しくなる。たとえば100均の10倍、1000円程
1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。(動画インタビュー) 前の記事:港北ニュータウン入門 > 個人サイト Twitter そもそもBOSCOのオリーブオイルが辛い ふだんサラダにかけたりパンにつけたりして使っているBOSCOのエクストラヴァージンオリーブオイル。 唐辛子入りのオイルではない、どこでも売られているこれが辛いと思うのだ。 ふつうに使っていて辛いことはないが、レタスにかけすぎたりバゲットを浸しすぎたり、つまりオイルの味をダイレクトに口に入れると辛いのである。 いつも使ってるやつ。456gで1000円くらい。 調べてみるとオリーブオイルはオリーブの品種や作り方によってピリッと辛いことがあるそうだ。 その辛味の成分はポリフ
9:50になっても来なくてテンションが上がる 「開店時間前にお店の前で待っている様子の写真を撮りましょう!」と言っていたが、もう開店しようとしている。 気持ちはかなり焦っており、月餅さんに「チキンが並んでいますよ!」「あと10分で開いちゃいますよ!」「月餅さん!月餅さん!!」と焦らせるようなチャットを送る。 今思えば、そんなことをするなよと思うが、この状況にテンションが上がってしまったから。 メッセージを連投するが反応がない。 ただ、心のどこかで(これ、撮れ高だな)と思っていた。自分が書くならこの状況をぜったいに書くと思う。月餅さんの遅れている様子と私が待っている様子を交互に入れた記事になる。 開店したのでひとりで入る そして、10時になり、 開店してしまった。 開店してしまったが、月餅さんが来ない。 どうしよう、月餅さんがいなくても一応、どんな味なのを確かめておいたほうがいいのか、もしく
街はダイワ帝国 林:つくばってデベロッパー入ってないんですか 3yk:ダイワがはいってますね 爲房:ダイワ帝国です 3yk:イーアスがダイワの象徴みたい 安藤:西武はなくなったんですか? 3yk:トナリエになっちゃいましたね 林:トナリエ? 3yk:トナリエはテナントが入らなすぎて、今アカチャンホンポに占拠されてますよ 林:急にダイワロイネットホテルがあるなと思ったらダイワ帝国なんですね 爲房:ロボットスーツ作っているところがサイバーダインっていうベンチャー作ったんですけど、ダイワが出資してくれて。 一同:へ〜! 安藤:ターミネーターじゃないですか 爲房:研究学園駅の裏にすごい大きい建物作って 東京から引っ越してくる 加藤:流星台とか、あんまり都内に通勤するような人が住む感じはしないですね。 林:みんなどこで働くの? 加藤:それ、なんか…いっぱいありますよ(怒) 爲房:研究所とかですかね。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:さわやかを待っている間にさわやかに行く 受付終了のお知らせ 前回、「さわやかを待っている間にさわやかに行く」という記事を書いた。読まなくても大丈夫ですが、読まなくて大丈夫というのは建前なので全員読んで下さい。 静岡県西部に本店を置くさわやかだが、静岡県全体に展開されている。東京から行くには御殿場にある「御殿場プレミアムアウトレットモール」内のさわやか一番近い。だがとても混む。 御殿場プレミアムアウトレットモールへは御殿場駅から無料シャトルバスが出ているので便利。東京の新宿や渋谷、神奈川県の横浜、町田からも直行バス(有料)が出ている。 調べたら5時間、6時間待つこともあるようだ。事前に予約もできないため、当日にお
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:江戸前オオアサリ(ホンビノス貝)を捕ってきた(デジタルリマスター) > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 広東料理の南粤美食にやってきた これまでの人生でお粥に使った総額以上のお粥を食べにやってきたのは、横浜中華街にある南粤美食(なんえつびしょく)。テレビドラマ版『孤独のグルメ』にも登場した広東料理の有名店だ。 井之頭五郎(松重豊)さんは一人で中華釜飯や海老雲呑麺を食べたそうだが、私は16人でお粥を食べる。 なんでそんな大人数なのかというと、16人以上を集めないと予約ができない特別な料理だかららしい。これが豚の丸焼きならわかるが、お粥なのが不思議である。すごく大きな鍋で大量に作らないと成り立たないお粥なのだろうか。 コロナが落ち
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:ユニコーンは実在した! 二本足のユニコーンを見に行く > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 冬の日のコーヒー いつものようにコーヒーを飲む。美味しいと思う。夏の暑い日のアイスコーヒーも美味しいし、冬の寒い日に飲むホットコーヒーも美味しい。特に今はもうすっかり寒いからホットコーヒーを飲むと体も心も温めてくれる。 ホットコーヒー、 美味しいよね! コーヒーに限らずだけれど、飲む環境で味は変わる。たとえば、好きな人と飲むコーヒーはとても美味しい。酸味をより強く感じる。その酸味が思い出になる。また飲む場所でも変わる。冬の日にあえてベランダでホットコーヒーを飲む。より美味しく感じるのだ。 さらに美味しいよね! そこで思
レストランで出てくる皿に盛られたライス、どうやって食べていますか? フォークやスプーンでわしわしかっこんだり、場合によっては箸を使ったりしているんじゃないかと思いますが……。ボクら昭和世代の子ども時代には、ナイフとフォークを器用に使って、変な食べ方をしていました。 1975年群馬生まれ。ライター&イラストレーター。 犯罪者からアイドルちゃんまで興味の幅は広範囲。仕事のジャンルも幅が広過ぎて、他人に何の仕事をしている人なのか説明するのが非常に苦痛です。変なスポット、変なおっちゃんなど、どーしてこんなことに……というようなものに関する記事をよく書きます。(動画インタビュー) 前の記事:お絵かきAIしりとり > 個人サイト Web人生 女王の食べ方だったようです 今調べたところ、バナナの食べ方に関しては、イギリスの故・エリザベス女王がナイフとフォークを使って食べていたという情報が出てきました。群
埼玉県の日高市に巾着田という場所があり、そこは秋になると曼珠沙華(彼岸花、リコリス)が満開になることで有名です。いま、時はまさに10月。きっと曼珠沙華が咲き乱れているはずと思い込んで出かけてみたところ、なんか思ったのと違った光景が広がっていました。 その顛末。 あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。(動画インタビュー) 前の記事:川越の東京、東京の川越(デジタルリマスター) > 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内 巾着
岡山県東部の備前市に位置する伊部(いんべ)地区は、備前焼の窯元が集まる陶器の生産地だ。 中世末期から近世にかけて操業していた古い窯跡があるというので見に行ってみたら、陶片が文字通り山積みになっていて驚いた。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:神奈川県綾瀬市は「どこにでもある風景」を強みにロケ誘致が盛ん > 個人サイト 閑古鳥旅行社 Twitter 備前焼の里「伊部」を歩く 先日中国地方を旅行したのだが、その帰りに少し時間があったので伊部に寄ってみることにした。 以前から備前焼のタンブラーが欲しいと思っていたので
1987年兵庫生まれ。会社員のかたわら、むだなものを作る活動をしています。難しい名字のせいで、家族が偽名で飲食店の予約をするのが悩みです。(動画インタビュー) 前の記事:指にぴったりはまる「なげわ」を探す > 個人サイト むだな ものを つくる 完成、接待リバーシ まずは出来たものを紹介したい。名を「接待リバーシ」という。 接待ゴルフに接待麻雀と「接待○○」とつくものは色々あるが、これは「相手の石を一気にひっくり返せる盤面ばかり出てくるリバーシ」だ。 勝ち負けを決める通常のリバーシは出来ない。あくまで一気にひっくり返すことだけを目的としたリバーシ。 そんな接待リバーシの様子がこちらである。 コントローラー用の石を画面に打つと、石がどんどんひっくり返る。ただそれだけである。 気持ちいい……! 「リバーシの石を一気にひっくり返しセラピー」を開業したいほどいい気分になれる。 とにかくこの気持ちよ
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:とまります仮面、登場
はじめに 住んでいたからこそ知っているどうでもいいクイズを出す「地元クイズ」の紹介です。今回は神奈川県藤沢クイズの様子を紹介します。 吹き荒れる湘南の風 藤沢クイズ 「焼きそばにマヨネーズをかけるか、かけないか」について盛り上がったので、5問目の様子をごらんください。 江ノ島:B級グルメっていろいろなところにあるじゃないですか。藤沢にもあるのかなって調べたらこれが出てきて、これはいい!って相談したんですよ。だけどそれ珍しいかなって言われてボツになった。 地主:食べ物としては昔からあるけどってことですか?B級グルメに最近なったってことですか? 江ノ島:うーん。そうですね。 地主:全く新しい料理ってことではない。 江ノ島:こんなに珍しい料理があるんだって感じではない。 橋田:これ早押しで行ったらすぐに当たっちゃう感じですよね。 地主:例えば大分で言ったら唐揚げが有名だったりするじゃないですか。
愛する弟の就職祝いに10万つかってホテルでお祝いしたら、「高級ホテルってすげぇー!!」ということに感動した。 弟の尊さと高級ホテルのホスピタリティの両方を紹介していく。 大学中退→ニート→ママチャリ日本一周→webプログラマという経歴で、趣味でブログをやっていたら「おもしろ記事大賞」で賞をいただき、デイリーポータルZで記事を書かせてもらえるようになりました。嫌いな食べ物はプラスチック。(動画インタビュー) 前の記事:趣味でWeb漫画を9年描き続けた作者に、9年ファンだった読者がインタビューした > 個人サイト ジャーニーとモアイとめがね 今年の4月に、弟が転勤する。 場合によっては関西や九州に行く可能性があるらしい。寂しい。 なかなか会えなくなるし、弟が関東にいられる時間も残りわずかだ。悲しい。 それならば、東京でしかできない体験をプレゼントしつつ、一緒に最後の時間を過ごそうじゃないか!!
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:川崎大師でオリジナルのマイしおりを作る > 個人サイト ほりげー 彦根カロムというゲームに衝撃を受けた きっかけは、筆者が以前の記事でカロムについて言及したところ、門野裕司さんから連絡を頂いたことだ。門野さんは彦根カロムの有名なプレイヤーであり、彦根カロムの普及活動もしている。おすすめされた動画を見たところ、衝撃を受けたのであった。 当時は彦根カロムのルールすら知らなかったが、それでもこの動画のすごさは十分に伝わってきた。会場に張り詰める緊張感、途中でミスをして悔しがる門野さん(6:09)、しかしそこからの大逆転(10:35)と沸き起こる歓声(11:50)。これはとんでもないスポーツだと感じ、どんどん引き込まれた。 そこで今回、門野さんに彦根カロムの魅力に迫ることに
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