じっくり読ませる記事がトップに選ばれる、朝日新聞デジタルのニュースレター(スクリーンショット) サブスクリプション(定期購読)を展開するニュースメディア各社が、有効なマーケティングファネルを模索する中、朝日新聞社はニュースレターに力を入れている。朝日新聞デジタル(以下、朝デジ)の会員に毎日届けられるEメールをタッチポイントとして、エンゲージメントの深化、さらには有料会員への転換を期待しており、昨春のリニューアル以来、確かな手応えを感じているという。 同社編集局コミュニケーションチームを率いるソーシャルメディアエディター、田中志織氏に話を聞いた。(Media×Tech編集部) 独自の編成方針 ——ニュースレターの配信頻度は? 朝デジの会員数は375万人で、このうち有料会員は約32万人(5月末現在)。全ジャンルから記事を選ぶニュースレターは朝と昼の2回配信(昼は平日のみ)で、金曜日にウィークリ