厚生労働省が4月分の被保護者調査の概要を発表した。 毎年4月は減る傾向 同省が発表した「被保護者調査(平成26年4月分概数)」によると、被保護世帯数は160万0241世帯(前月比-1922)、被保護人員数は215万9847人(同-1万1292)と、どちらも微減。 「17年ぶりの吉事か偶然か、生活保護受給世帯の減少(5月14日)」で少し触れたが、就職機会の多い4月は受給世帯や人員が減る傾向にある。今年も同様の結果になった。 高齢者世帯の受給が増加 このまま景気が回復すれば、生活保護の受給者も減って、国(国民)の負担も減って……と思いたいところだが、そうは行かない。改めて世帯別の受給数の変化を見ると、それが分かる。先に書いた記事を勘案して、1月~4月の推移を挙げよう。 高齢者世帯 72万3685→72万4121→74万4355→74万9370 母子世帯 11万2813→11万2743→1
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