このベルト、確か私が初めて自分のお金でジーパンを買った時に、店長らしき髭面のオジサンからオマケで頂いたヤツだったと思います。 と、言うことは、今から30年以上前の話。 傘もささずにズブ濡れで雨中を走り回るなんて日常茶飯事だったし、何を考えていたのか悪友達とふざけて着衣のまま川に飛び込んだことも。挙句の果てには、おもむろにジーパンから外したと思えば、鞭を振るうが如く先程の奴等と戦いごっこをおっぱじめる始末。 そんな訳の分からない少年時代の傍らには、何時もコイツが巻かれていたのです。 これほどまで酷使されて来たのに、一度たりともメンテナンスを受けないままで。 劣化と老熟は紙一重 ご覧下さい。この蹂躪し尽くされた穴周りを。 何と申しましょうか、とにかくボロボロですよね。 でも、それもそのはず。だって、この部分はバックルに通すたびグニャリと折り曲げられる箇所ですから。なのに、これまでよくもまぁ切れ
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