まず初めに女子割礼とは何か述べたい。その後に文化相対主義の立場を考慮しながら、女子割礼についての是非を述べたい。 女子割礼とは女性の外性器を全部、もしくは部分的に切除することである。アフリカ大陸28カ国で広くおこなわれている。またオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ヨーロッパ、アメリカに住むアフリカ系移民の間でも行われている。アジアと中東のいくつかの国々でも行われている。 国連の推定では、過去に切除を受けた女性は13億人。毎年、さらに少なくとも200万人が犠牲になる。日に6千人受けているということになる。 切除は普通、産婆か村の女性によって、きわめて原始的な方法で行われる。麻酔は使わない。切除器具としては、カミソリ、ナイフ、割れたガラス、尖った石などである。 どの部分が切除されるかは、部族の慣習によって異なるのだが、もっとも軽いのは、クリトリスのみ切除される場合で、一生、性的な快感と
![女子割礼 - うちのため日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3a50c14b465108d37d0f484920317dd74971fb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fu.xgoo.jp%2Fimg%2Fsns%2Fblog.png)