ブックマーク / wotopi.jp (12)

  • 「セックスは本能じゃない」 男性を取り巻く、絶望的な性教育環境|ウートピ

    『男子の性教育』著者・村瀬幸浩さんインタビュー(中編) 「セックスは能じゃない」 男性を取り巻く、絶望的な性教育環境 男性も性に関して悩みを抱えている。前回に引き続き、『男性解体新書』『男子の性教育』(いずれも大修館書店)などの著書を持つ元一橋大学非常勤講師の村瀬幸浩さんに、大人の私たちが考えるべき性教育のありかたについて話を聞く。 【前編はこちら】精液への不快感、見過ごされる性被害… 置き去りにされる男の性の悩み 精通・初潮後は、異性の親は介入しないこと ――思春期以降の男の子にとって、母親の介入が害になるというと? 村瀬:基的に、子どもが精通・初潮を迎えたら異性の親はなるべく子どもの世界に入りこもうとしない方がいい。お母さんの場合は特に、自分のお腹で子どもを育てた経験があるので男の子はいつまでも男の子。男性として見ないので危ないです。精通・初潮は子どもの体と心に革命が起きていると思

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  • 「結婚したいより、産みたいが先に来た」 櫨畑敦子さん×佐々木俊尚さん|ウートピ

    かぞくって、なんだろう?展 リポート 「結婚したいより、産みたいが先に来た」 櫨畑敦子さん×佐々木俊尚さん 6月30日〜7月7日にかけて、東京都豊島区にあるTURNER GALLERY(ターナーギャラリー)で開催された「かぞくって、なんだろう?展」。複数のフロアで展示やトークイベントが行われ、バリエーション豊かなかぞくのかたちが提示されました。 6月30日には「広く弱くつながる、新しい『かぞく』のかたち」をテーマに、主催者のひとりである櫨畑敦子(はじはた・あつこ)さんと、ジャーナリストの佐々木俊尚(ささき・としなお)さんのトークイベントが行われました。 理想のかぞくのかたちって、実は幻想かも?という問いかけから、さまざまな話が繰り広げられたトークイベントの一部をお届けします。 「50年、純愛を貫く」というのはリアリティのない話 同性婚や、ポリアモリーなど、新しい「かぞく」のかたちが認知され

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  • 81歳の今だから語れること「子どものいない人生に一度も後悔はありません」|ウートピ

    「産んだら人生はどんなふうに変わるんだろう」「産めなくなった時、当に後悔しないかな……」。産まないと決めても、「まだ産める」と「もう産めない」では違うのではないか。 そろそろ気で向き合って考えてみたい。そこで、『わたしが子どもをもたない理由』(かんき出版)を上梓した、作家の下重暁子(しもじゅう・あきこ)さんに話を聞きに行きました。 「子どもをもたない選択をして今まで一度も後悔しませんでしたか?」という問いに、「しませんよ」とキッパリ。全3回にわたってお届けします。 【第2回】産むのが無条件に良いとされることに違和感 【第3回】母親を経験しない人生から見えたこと 結婚したいって顔に書いてあるんじゃない? ——下重さんは、若い時から子どもをもたないと決めていたそうですね。当時は今よりも、「結婚するべき」「子どもを産むべき」という考えが強かったのでは? 下重:そうですね、今よりも子どもをもた

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  • そろそろ「わかり合おう」とかやめませんか? 家族がしんどい女の子たちへ【西原理恵子さん】|ウートピ

    『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』西原理恵子さんインタビュー2回 そろそろ「わかり合おう」とかやめませんか? 家族がしんどい女の子たちへ【西原理恵子さん】 マンガ家の西原理恵子さんによるエッセイ『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』(角川書店)が先月発売されました。発行部数は3刷り5万部突破(7月7日現在)と順調に版を重ねています。 これから巣立とうとしている16歳の娘に宛てて書いたメッセージという体で、女性が生きていく上で覚えておいてほしいこと、知っておいたほうがいいこと、心に留めておいてほしいことをつづっています。 “女の子”たちが自分の足で立って、誰の顔色もうかがうことなく自由に自分の人生を歩いていくためには——? 西原さんに3回にわたって話を聞きました。 【1回目は…】30歳の女の子たちへ「下の世代のためにわがままになってください」 田舎の親に相談しても

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  • 事実婚はメリットだらけ? バツ3離婚弁護士が行き着いた結婚のカタチ|ウートピ

    離婚弁護士・原口未緒さんインタビュー(前編) 事実婚はメリットだらけ? バツ3離婚弁護士が行き着いた結婚のカタチ 男性同士、女性同士のカップルに関してここ数年話題となっている「事実婚」ですが、実は男女のカップルの間でも、あえて「法律婚」をせずに「事実婚」を選択するケースが最近注目されています。 なぜ、事実婚というカタチを選ぶのか? 自身も3度の離婚を経験し、4度目は「事実婚」を選択した弁護士の原口未緒(はらぐち・みお)さんに事実婚のメリットとデメリットを聞きました。 弁護士から見て「法律婚にメリットはない」 実は弁護士である原口さんの専門分野は離婚。これまでたくさんのカップルを見てきた彼女が、あえて事実婚を選んだ理由とは何だったのでしょう。 「一番の理由は名前を変えるのが面倒くさかったからです。3度の結婚では、毎回苗字を変えていました。さすがに4回目となると夫婦別姓でいいかな、と」 「法律

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  • 東大・社会学の先生に聞いた「私たちのまわりに“いい男”がいない理由」|ウートピ

    結婚はしたいけど、それ以前にそもそも「いい男」がいない。それなりに努力はしても、付き合いたいと思える相手に、全然出会えない。ならば、いっそのこと結婚しなくてもいいか……。 あまりに「いい男」がいなくて、なかば諦めの境地に達しかけている女性も少なくないはず。 「いい男がいない」 この自分の努力ではどうにもできない状況を、せめて納得できるように説明してほしい。そこで今回は、歴史社会学やセクシュアリティ研究をご専門としている東京大学准教授の赤川学(あかがわ・まなぶ)先生に、社会学の観点から「いい男がいない理由」を教えていただくことにしました。 【関連記事】“運命の相手”を探している貴女へ 私たちの恋愛がしんどいのはなぜ? はじめまして、赤川先生 ——赤川先生、今日は突然の取材依頼にもかかわらず、快くインタビューを受けていただき、当にありがとうございます。 赤川学先生(以下、赤川):いえいえ……

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  • 「子宮は国家の所有物じゃない!」 イタリアの少子化対策がバッシングの嵐に|ウートピ

    まさに、マンマミーアである。 子どもが欲しくても仕事がない、賃金が安い、保育制度が不十分であるといった問題をさしおいて、子どもが欲しくない人にまで「子作りを急いで」「みんなの良識」と押し付け、さらには、女性モデルにだけ砂時計を持たせていわゆる「期限」を暗示させるというこのセンス。 企画には「えっ、今って何世紀だっけ?」「子宮は国家の所有物、とでも思ってるの?」「ムッソリーニかよ」といった批判が殺到し、現首相レンツィ氏までもが「私の友人に『子作りの日だから子どもを作ろう!』となった人は誰もいなかったよ」とコメントした。これを受け、ベアトリーチェ・ロレンツィン保健相は「人を怒らせるつもりではなかった」と釈明のうえで、9月2日、公式サイトの改変を指示した(参考:BBC)。 しかしながら、改変指示から3日経った2016年9月5日現在でも、公式サイトのトップページにはこんなキャッチコピーが踊ってい

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  • 精液への不快感、見過ごされる性被害… 置き去りにされる男の性の悩み|ウートピ

    『男子の性教育』著者・村瀬幸浩さんインタビュー(前編) 精液への不快感、見過ごされる性被害… 置き去りにされる男の性の悩み 女性の性に比べ男性の性は大雑把に扱われがちだ。「放っておいても男は勝手に学ぶ」「男だから大丈夫」「男は性被害に遭わない」――。だが、当にそうだろうか。子どもの悩み相談電話にかかってくる性に関する相談は、圧倒的に男子児童・生徒からが多いのだという。 こんなアンケート結果もある。高校生の男女に行ったあるアンケートでは、「射精は汚らわしいもの」「射精は恥ずかしいもの」と答えた男子生徒がそれぞれ14.3%、19.5%いた。これは「月経は汚らわしいもの」「月経は恥ずかしいもの」と答えた女子生徒(4.7%、12.4%)よりも多い数字だ。 ()内は回答者数/(出典:猪瀬優理「中学生・高校生の月経観・射精観とその文化的背景」『現代社会学研究』第23巻、2010年から一部抜粋)/調査

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  • 少子化は誰のせいなのか? 産婦人科医・宋美玄と考える、原因と解決策|ウートピ

    少子化は誰のせい?」ーーそう問われたら、あなたはどう答えますか? 政治のせい、社会のせい、男性のせい、それとも私たち女性のせい? 20年以上前から問題視されながらも、これといった解決法が提示されることもなく、いっそう深刻化している少子化。2014年の合計特殊出生率は1.42でした。でも、その原因って実際はどこにあるか? それを見極めないことには、打開策も考えれらない。そんな考えから「少子化は誰のせい? まだ間に合う?」と題した将来医療構想勉強会が開催された。 第二次ベビーブーム世代へ効果のある政策がないまま 講師を務めるのは、産婦人科医の宋美玄氏。森まさこ前少子化担当大臣による有識者会議「少子化危機突破タスクフォース」の委員を務め、現在は有村治子少子化担当大臣のもとで引き続き子ども・子育て支援委員会委員を務める宋氏とともにこの問題を考えようと、医師や医療関係者のみならず、リプロダクティブ

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  • 女子大生を騙し強制的にAV出演 性を売る文化が発達する日本の「人身取引」の実態|ウートピ

    「日で人身取引が行われている」――こう聞いて意外に思う人は多いかもしれない。多くの日人にとって「人身取引」(※)という言葉は耳慣れないものであり、どこか遠い国で行われている犯罪を想像する人が多いだろう。しかし、「人身取引被害者サポートセンター ライトハウス」の推定によれば、若年女性や子どもの強制的なポルノ出演や売春などの性的搾取被害を受けている若年女性や子どもはおよそ5万4,000人。実態の深刻さを訴え、警察による被害実態の把握を求めている。 日国内での人身取引被害者とは、どのような人たちなのか。また、どのように救うことができるのか。「ライトハウス」代表の藤原志帆子さん、広報・アドボカシーマネージャーの瀬川愛葵さんにお話を聞いた。 (※)人身取引とは……「現在の奴隷制」とも言われる。1980年代から世界各地で急増し、目的はさまざまで、強制的な労働、臓器摘出、性的搾取、養子斡旋など。日

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  • 貧困を押し付けられる子どもたち 「自己責任論」で見放された、困窮家庭の実態|ウートピ

    『神様の背中~貧困の中の子どもたち~』作者・さいきまこさんインタビュー(前編) 貧困を押し付けられる子どもたち 「自己責任論」で見放された、困窮家庭の実態 仕事があり、家庭もある。毎日忙しいし、裕福とまではいえないけれど、今後もきっと家族そろって変わることなく幸せに暮らしていける……。 さいきまこさんの最新コミック『神様の背中~貧困の中の子どもたち~』(秋田書店)の主人公・仁藤涼子はそう思っていました。職場である小学校で、家庭が貧困状態にある児童、ネグレクトに遭っている児童の存在に気づき、「貧困や虐待は遠い世界の話ではない」と知りながらも、まさか自分がそうなるとは思ってもみなかった主人公が、職を失い、娘を連れて家を出、再就職できず、精神を病み、貧困状態から抜けだせなくなる……そのすべての始まりは、夫のDVでした。 前作『陽のあたる家~生活保護に支えられて~』(秋田書店)に続き、いまの日

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  • 目指すのは「女性が性に罪悪感を持たない社会」 AVメーカー女性社員が語る“女性向けアダルト業界”の仕事とは|ウートピ

    ソフト・オン・デマンド女性社員、田口桃子さんインタビュー 目指すのは「女性が性に罪悪感を持たない社会」 AVメーカー女性社員が語る“女性向けアダルト業界”の仕事とは アダルトDVDを制作している会社として、多くの人が最初に思い浮かべるのがソフト・オン・デマンド(SOD)。AVについてよく知らないという女性でも、会社名だけは聞いたことがあるのではないだろうか。最近では同社グループの女性向けAVメーカー「SILK LABO」が爆発的大ヒット。エロメンと呼ばれるイケメン男優が出演するイベントチケットは即完売するほどだ。 今、女性が興味を持ち始めているAV。その多くは男性向けに作られていることから、AVメーカーで働いているのは男性だけだと思っている方もいるのでは? ところがどっこい、アダルト業界でバリバリ働く女性もいるのだ。 そこで、ソフト・オン・デマンドの女性社員、田口桃子さん(入社8年目)に、

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