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考察に関するk-p_aoikumaのブックマーク (78)

  • 今更クロノクロスのストーリーを整理してみる - 星火燎原の夢

    超複雑で、理解に相当時間かかった。しかも、作中で語られてないことまで自分で推測しないとパズル完成しない。とは言え、注意深くやり込めばちゃんとゲーム編とトリガーの知識だけで理解可能なレベルなので、これからプレイする人はじっくりとプレイしてほしい。 自分なりに整理してみて分かったことは、クロスはトリガーで唯一語られなかった「サラの物語」であるということ。 サラの力は多分歴史上どの人間より大きくて、彼女自身その力に負けてしまった。キッドは多分、そんなサラがなってみたかったもう一人の自分。自由で強くて希望に溢れた少女。クロノクロスは、サラの絶望と希望に焦点を当てて作られた物語だったような気がする。 サラと時喰い クロノトリガーでラヴォスに吹き飛ばされたサラは、時空を彷徨った*1挙げ句に、ラヴォスの欠片に取り込まれ、ラヴォスをベースとした究極生命体「時喰い」となってしまう。時喰いは、生命の負の感情

    今更クロノクロスのストーリーを整理してみる - 星火燎原の夢
  • あししょトゥルーネタばれ

  • カラスさんの「夏の色のノスタルジア」の感想

    ・作品の舞台 皆何かに囚われている、その縛りを彼女は物語という。 確かに、人は必ず物語を抱えて生きている。 その物語は基的には、自身に対して肯定的に働き、生きるうえでプラスになるものだ。 しかし、それが縛りになり、その人間の可能性を限定してしまう場合がある。 まさにこの作品の登場人物たちがそうで、自ら作り出した物語に囚われ縛られ、 身動きが取れなくなってしまった状態にある。 まるでカウンセリングみたいな話だなあと、この作品を読んでいて何度も思った。 外部の世界を変えるのではなく、自分自身を変えようとすること。 心を、あるいは認識を変えて、その物語から開放されること。 「問題」を解決する際に、外を変えるか内(自分)を変えるかの二種類があって、 この作品は明らかに後者、自分を変えることに特化しているように見える。 いや、変えるなどというと大げさすぎるかもしれない、それよりも、ほんの少し見方を

    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2015/06/07
    批評空間の中で最も分かりやすいと思った夏の色のノスタルジアの感想だった。
  • 2014/08/29 「エロゲー論」

    というわけで、まああれですよ、ここが更新されないことについてはもうそういうもんだってなもんで文句も来なくなった昨今ですけれども、そんなこと云ってられないぞってのは、結局いまこのサイトってのは、この日記なんだかなんだかわからん文章以外まったく更新されてない、という厳然とした事実なわけです。 それでここすら更新されなくなったらいったいこのサイトの存在意義ってのはなんであるのかみたいな話にもなるわけですが、そんな中であえてちょっと昔話をしてみようかな、と思ったわけですよ。 もともとここのサイトというのはエロゲー(という云い方をあえてしますが)のレビューサイトでして、今では日に10人も来れば立派なものだみたいなことになってますが、現役当時いつくらいかなあ、それこそ2000年代前半とか、エロゲー業界もいわゆる『Air』『Kanon』をはじめとした「泣きゲー」を中心に大盛り上がりしていた頃には、それこ

  • 織永成瀬について 〜繰り返される出会い〜

    世界が終わる、と彼女は言った。より正確には「世界の終わり」を彼女は見た。 「世界」という語には幾つかの含意がある。世界は「私」が属するものである事。そして、世界は「他者」が属するものである事。その限りで、世界は私と他者との共有物であり、その共有性によって私と他者が共有する基盤である。 sense offで多く語られる「誰かと一緒になっている感覚」も、この「世界」の含意によって支えられている。そして、sense offでは「一緒になっている」という事態は、主体である「私」と「他者」が区別できないという形式ではなく、自他双方にとって共通の基盤である「世界」に関する共感(共に感じる)という形式で実現されている。 すなわち、この「誰かと一緒になっている感覚」は、感覚(触覚や視覚)の共有であり、他者の感覚を私が感じるという形で展開される。つまり、反省によって定められる事物としての世界を共有するのでは

  • ファンタジーとマジックリアリズムの類似点 | 族長の初夏

    ガルシア=マルケスの「エレンディラ」を読み返していたら、あとがきに面白いことが。「2メートルのミミズにせよ、無数の蝶にすっぽり包まれた女性にせよ、われわれにとっては驚きであっても、そこに住んでいる人たちにとっては、ごくあたりまえの日常的なことでしかない。それを驚異と感じるためには、見慣れてしまって何の驚きも感じなくなっている魂を目覚めさせ、あらためてそれが驚異であることを発見しなければならない。」 (「エレンディラ」訳者あとがき 木村榮一)ここで僕が「あれ?なんか近いこと言ってそうだな」と思ったのが、トールキンの言葉、「馬や犬や羊に目をひらくためにはセントールや竜にであう必要がある」でした。これは「ファンタジーには見なれた現実からいったん距離をおくことによって、来驚異にみちている現実の姿を再発見させる力がある」というトールキンの考え方を端的にあらわした一言。らしいです。 南米マジックリア

    ファンタジーとマジックリアリズムの類似点 | 族長の初夏
    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2014/05/07
    面白いと思った。
  • 2008-04-21

    この前、ある場所でとある方とお話させていただいたときに、 エロゲー(というか、ノベルゲーですか)が批評的な場で語られたのって、結局、お話だったからでしょ と、ふと思ったのでした。 たとえば、あくまでたとえばですけど、ゲームのインターフェイスの変遷や、ゲームという言葉どおりそこに内在するルールをプレイヤーがいかに受容するか、などといった方向を、(平凡ですが、まあ例ということで)生権力の話や環境管理型権力(これなんてまさにゲームデザインの思考ですからね)の話などに絡めて論を展開するとか、そういう可能性はいくらでもあったように思うわけです。なにせコンシューマーゲームでは「システム」をひとつひとつ設計し、世界(物語空間ではない)を一回一回デザインすることが多かったわけですから。ゲームの中で物語性に絡まない部分であっても、いくらでも批評的な話はできたはず(じゃあお前やれよ)。 それが、なぜ(一時期)

    2008-04-21
    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2014/05/05
    くそ今更だけど。“エロゲー(というか、ノベルゲーですか)が批評的な場で語られたのって、結局、お話だったからでしょ”
  • 円城塔をもっと楽しむためのノンフィクションはこれだ!

    SFをもっと楽しむための科学ノンフィクションはこれだ! http://d.hatena.ne.jp/huyukiitoichi/20140417/1397744529 を受けて10冊選んでみました。 「『現実とはなにか』という認識が変わっていく」ようなはありません。 言語ウンベルト・エーコ『完全言語の探求』 Federico Biancuzzi、Shane Warden 編『言語設計者たちが考えること』ヨーロッパにおける完全言語を求める歴史を扱った『完全言語の探求』と多くのプログラミング言語設計者へのインタビューをまとめた『言語設計者たちが考えること』は、あまり読者が重なっていない気がしますが、円城塔をきっかけにして両方読んでみるのもいいのではないでしょうか。 「つぎの著者につづく」(『オブ・ザ・ベースボール』収録)の冒頭で語られるエピソードが『完全言語の探求』から引いたものであることは

    円城塔をもっと楽しむためのノンフィクションはこれだ!
  • すみっこソフト「はるまで、くるる。」クリア。素晴らしい。SFゲームの最高傑作ではないでしょうか。感動に打ち震えています…。 : ねこねこブログ

    2012年04月29日 11:12 すみっこソフト「はるまで、くるる。」クリア。素晴らしい。SFゲームの最高傑作ではないでしょうか。感動に打ち震えています…。 はるまで、くるる。 すみっこソフト「はるまで、くるる。」クリア(コンプリート)。素晴らしい…。素晴らしいとしか言葉が出てきません。「YU-NO」に並ぶSFゲームの最高傑作ではないでしょうか。後半の展開は、素晴らしいとしか言葉が出ませんでした。これをプレイすることなくしてSF者を名乗ることなかれと断言できる、素晴らしいSF、素晴らしいセンス・オブ・ワンダーです。 鳥は魚を餌にする。その排泄物はオアシスの源となり、そこで人間は生きることができる――次の溶岩流が全てを窒息させるまで。 (マックス・フリッシュ「完新世」) すみっこソフト公式サイト http://www.sumikko-soft.com/ 作は太陽の核反応が弱まり激烈な氷河

    すみっこソフト「はるまで、くるる。」クリア。素晴らしい。SFゲームの最高傑作ではないでしょうか。感動に打ち震えています…。 : ねこねこブログ
    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2014/04/07
    ネタバレ。
  • エロゲーマーはエロゲのエロシーンでナニを見ているのか? - strangelet

    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2014/03/27
    エロゲーのHCGをのぞく時、エロゲーのHCGもまたこちらをのぞいているのだ。
  • ハード(硬い)SF

    朝霞 薫 @Kaoru_Asaka ううむ。唸る他ない。「宇宙…そこは最後のフロンティア……」まだ余地はあるんですね。 // しかし、自分は理数が苦手なので、やっぱ技術系ガジェットは理解出来ないものが多く、それが物語の鍵になってるとお手 http://t.co/BqQmFaYX3A #興味深い #SF 2013-10-20 11:12:29 なぢ @nadhirin SF http://t.co/Jmqm3XuScE 最近のSF事情にはとんと疎くなってるからなんとも言えんけど、日にはもともとハードSFは極めて少なかった(堀晃と石原藤夫の時代w)印象がある。だから余計に海外SFに傾倒したってのはあるなぁ…。 2013-10-20 11:38:27

    ハード(硬い)SF
  • 「ギャングスタ・リパブリカ」で5時間対談したよ!! 

    WhiteSoftware作品・『ギャングスタ・リパブリカ』の感想会です。いえ対談です。第一回目は2時間半ほど会話しました。 うむ面白かったのです。

    「ギャングスタ・リパブリカ」で5時間対談したよ!! 
  • CoverPage

    GD#原稿置き場 GD# Ununiform Mindings(とそれに類する突発系同人の)原稿置き場です。 同人誌の頒布開始後、適当なタイミングで公開します。 ゲーム マルチエンドの多世界解釈について GD# vol.8, 2004/5/3 可能性・多様性の提示と演出を巡って feat. 「水月」 GameDeep? vol.6, 2002/8 補遺 選択肢・試行 feat. 「White Album」,西澤保彦「七回死んだ男」 GD# vol.14, 2004/11/14 一回性と反復性について GD# vol.15, 2004/12/29 PL-PC図式 対象への志向とその根拠 A book that is maid on the day., 2005/05/05 視点について GD# vol.19, 2005/11/20 元長柾木論 ゲームにおける選択について 恋愛ゲームシナリオラ

    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2013/08/19
    元長柾木についていろいろと。
  • CUFFSの話など - 旧tototo

    だいぶ年数が経ったので整理。 CUFFSは『さくらむすび』の時点から、つまづいていた F&Cで企画『ARIA』がポシャった後、いつの間にか水月コンビが独立して、いつの間にかブランド第一作を出したCUFFS。 「いつの間にか」というのが大問題。『水月』は、まがりなりにもオンリーイベント開催、アンソロジー集が発売されるなど当時も十分に知名度が高く、そのスタッフが独立したのだから、もうちょっとネットや雑誌で大々的に取り上げられても良かったはずなのが、2chをチェックしてる人たち以外は「え。いつの間に出てたの」レベルの宣伝。 しかもCUFFSのHPに掲載されたエロCGが、エロゲームックで「水月」絶賛記事を書いてたネットレビュアーが「いいのか、これ・・・」とドン引きする代物。エッジが立ってたと言えば聞こえはいいが、ライトユーザーおいてきぼりの突っ張りぶり。 しかも、ソフ倫のチェックに引っかかり、件

    CUFFSの話など - 旧tototo
    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2013/08/19
    "CUFFSは『さくらむすび』の時点から、つまづいていた"
  • 「CUFFS/Garden問題」と「トノイケダイスケ/Garden」問題 - 詩になるもの

    マルセル氏のツイートをまとめました。 1 CUFFS/Garden問題、小さな善意と自己満足 2 トノイケダイスケ/Garden問題、作家性・商業性・作品性

    「CUFFS/Garden問題」と「トノイケダイスケ/Garden」問題 - 詩になるもの
  • サイバーパンクとしての『serial experiments lain』 - 仮想指定

    serial experiments lain Blu-ray BOX|RESTORE (初回限定生産) 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル発売日: 2010/10/27メディア: Blu-ray購入: 14人 クリック: 207回この商品を含むブログ (52件) を見るserial experiments lain 出版社/メーカー: パイオニアLDC発売日: 1998/11/26メディア: Video Game購入: 2人 クリック: 109回この商品を含むブログ (24件) を見る『lain』の監督、中村隆太郎氏が亡くなったことをついこの間知った。 先日、ツイッターでフォローして下さっている方が深夜に突然『lain』のことをpostしはじめたので、なにかテレビで特番でもやっているのだろうかと思っていたのだが、そうではなかった。恐らく彼(あるいは彼女)は中村監督死去の報を受け

    サイバーパンクとしての『serial experiments lain』 - 仮想指定
  • ぶく速 ソ連SFの描いた美しい理想の共産主義社会は来なかったのに、どーして英米SFの描いた暗い監視社会は実現していくんだ

    405 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 15:52:03.10 ソ連SFの描いた美しい理想の共産主義社会は来なかったのに どーして英米SFの描いた暗い監視社会は実現していくんだ 406 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 16:43:52.72 性善説が間違ってて、性悪説が正しかったってことでは。 407 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[あ] 投稿日:2013/07/01(月) 18:35:01.32 移民政策で失敗する前の北欧諸国は理想的な共産主義社会だったかもね 410 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投稿日:2013/07/01(月) 20:58:04.30 >ソ連SFの描いた美しい理想の共産主義社会 このSFのタイトル教えて 425 名前:名無しは無慈悲な夜の女王[sage] 投

  • 【エロゲ解析】体験版はアテになる? | 今日から始めるゲーム統計学

    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2013/08/02
    (スペックが低いPCを使っていた時代、動くかな、と動作確認のために体験版をやっていた人は……)
  • ゼノブレイドの時代について考えて見た。 | Aizome-Style(Blog版)

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    ゼノブレイドの時代について考えて見た。 | Aizome-Style(Blog版)
    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2013/05/12
    念のためゼノギアスのネタバレ注意/記事自体はゼノブレイド発売前/高橋哲哉自身は関連性は否定している、という前提で。
  • ファイブスター物語 - 誰が得するんだよこの書評

    壮大すぎて物語の全容がいまだにつかめないのだが、とにかくセンスにあふれる作品。女性とロボの造形にとくにこだわりが感じられる。なんかよくわからんけど、すごい。ストーリーとしては「ゼノギアス」みたいなやつなんだと思う。たぶん。巨大ロボに乗って戦うのが基なんだけど、そのパイロットが肉弾戦でもやたらと強いってあたりとかも近い。あと「スターウォーズ」的な星間戦争。まあこの際ストーリーはどうでもいいです(いいのか)。様々な形に象られた強さをお好みで味わっていく、絵画に近い作品です。12巻で連載が止まっており、再開の見通しも立っていないらしいので結末のある物語が好きな読者には向かないかも。

    ファイブスター物語 - 誰が得するんだよこの書評
    k-p_aoikuma
    k-p_aoikuma 2013/05/12
    "ストーリーとしては「ゼノギアス」みたいなやつなんだと思う" "あと「スターウォーズ」的な星間戦争"