テレビ会議形式で参加へ=入国拒否のダライ・ラマ−南ア テレビ会議形式で参加へ=入国拒否のダライ・ラマ−南ア 【ケープタウンAFP=時事】南アフリカへの入国を事実上拒否されたチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が、デズモンド・ツツ元大主教の80歳の誕生日を記念して南アで7日に開催される講演会に、亡命先のインドからテレビ会議システムを通じて参加する。「デズモンド・ツツ平和センター」が6日発表した。 同センターによると、講演会はウエスタン・ケープ大学で開かれ、ダライ・ラマの「強制された欠席」の象徴として、ステージ上には空の椅子が置かれる。 ダライ・ラマは4日、南ア政府からのビザ発給の遅れを理由に訪問を断念したと表明。ツツ元大主教は政府の対応に激怒し、中国にこびへつらうものだとしてズマ大統領を非難していた。(2011/10/07-10:44)