本日、総務省有識者会議にて、携帯料金値下げに関する第4回目の議論が行われました。携帯料金値下げにまつわる一連の議論について、私なりの意見を述べておきます。 キャシュバックは悪か? 今回の議論が、「携帯料金値下げ」というのが端初であるにも関わらず、高市総務大臣によって「不公平感」なる曖昧なものにテーマにすげ替えられているのは理解しかねます。(もちろん受益者負担で適正化するという観点ならわかりますが) そもそもMNPキャッシュバックは悪なのか?という点です。まず一般論として、余剰利益を新規顧客の開拓に投じるという経営判断は、営利企業として普通のことです。これ自体は批判されるべきことではないというのが前提です。 ただ、それでも、iPhoneの販売競争で一時期見られた「端末代金一括0円・通信料金からも大規模な割引・さらに現金数十万円キャッシュバック」という、いわば常軌を逸した不健全なキャッシュバッ
![SIMロック強制解除で、「キャッシュバック抑制」も「初期契約解除ルール」も成立する。 - すまほん!!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a465273292654bfb02eaa04dc2ee25dce98d86e4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsmhn.info%2Fwp-content%2Fuploads%2F2014%2F06%2Fsoumu.png)