顔認証、指紋認証、虹彩認証、静脈認証……私達が普段生活する中で、様々な生体認証システムが使用されており、そのために多くの個人情報が収集されています。 このほど、中国で「国家『データバンク』の速やかな設置を提言する。個人生体特徴、医療健康データ等の唯一性があり再現性のないデータ収集を優先し、需要に応じてデータを応用、厳格に監査し、個人にデータを開放して検索できることを保証するのだ」と、全国政治協商委員、上海市信息(情報)安全行業協会名誉会長・談剣鋒からの提案があったと、中国「南方都市報」が伝えました。 中国人民政治協商と談剣鋒とは 中国人民政治協商について簡単に説明しますと、中国共産党の指導下で、政権運営について意見を交換するための組織という位置づけで、成立当時は国共内戦で共産党を支持した政党による統一戦線組織という性質でした。 こう書くと形式上存在しているような感じになりますが、最近は財界