ブックマーク / d16.hatenablog.com (15)

  • 新旧TRPGユーザ達の意識差 - 卓上戦諸録(D16)

    あとTRPGについての温度差というか、感覚の差は大きいと思うのよ。特にグリッドマップで戦闘していると、ウォーシミュレーションのゲーム的に、言わばかっちりしすぎてしまうように見えてしまうと思うのです。DMとPLが会話で組み立てていく際に誤解をなくしスムーズに進行するためにこそ、必要なところはルールでしっかり手続き決めてるってのが現況に対する僕の見方なんだけど、手続きをルール化したってところで柔軟性が喪われたと思う人もいるだろうなぁ。 仲間内なら好きなようにしてしまえ、だと思う。逆に単発セッションだとルールで決めてプロトコルになってた方がやりやすい。赤箱復帰組に対して有用なのはルールかっちりなんだけど、彼らがTRPGに希望してるのはそれじゃないのかも知れないと言う矛盾 (ここで翻訳チームの岡田さんから以下の指摘) “ 「かつて赤箱を遊んでいた人たち」に関して言うならば、個々のゲーム体験はいろい

    新旧TRPGユーザ達の意識差 - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2010/11/05
    『復帰組に対して有用なのはルールかっちりなんだけど、彼らがTRPGに希望してるのはそれじゃないのかも知れないと言う矛盾』 『装備品の中に10フィート棒が入ってない! これが時代ってヤツか」って言う人がいそう』
  • 円滑なセッションのために・戦闘の管理 - 卓上戦諸録(D16)

    死せる詩人さんがこの間のHJコンを元に、特に4thに顕著な性質に注目して、円滑なセッションの遊び方をまとめてくれています。 4版セッションのノウハウとか: Dead Poet Weblog 4版セッションのノウハウとか2: Dead Poet Weblog この記事の中で、4thではもう絶対にやった方が良いものが与ダメージの記録、HPトラックです。 4thに限らず、D&Dの戦闘は“いかに手早く相手の数を少なくするか”がキモです。 というか、カッコ付きの“戦術”やキャラクターのクラスイメージからいったん離れて、「どうすれば生き延びることができるか」ということを考えたなら、そうなるほかありません。 敵モンスターは往々にしてPCよりもhpが多く、数すら勝っていることが多い。 その攻撃はほとんどの場合[無限回]、あるいはダイスによる再チャージ能力であり、戦況が長くなることはPC達にとって“一方的に

    円滑なセッションのために・戦闘の管理 - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/10/04
    DD4の戦闘の勘所とスピードアップについてのTips。これがデザイン方針に沿っているところが面白い
  • D&Dがよくわかる本II - 卓上戦諸録(D16)

    そして、「D&DがよくわかるII」のアナウンスもされました。大幅加筆の連載リプレイ採録に加え、 ○キャラクター別構築ガイド: 各クラス・種族別の具体的なビルド法、将来設計、基ムーヴについて紹介。 こちらは翻訳チームの塚田君(BiWeekly記事でいつも相手してもらってる彼です)が詳細な記事を書いてくれています。4版の遊び方でちょっと違和感があったり、わからない所があったりするなら、まずこの記事を読んで見てください。まちがいなく、「変わり」ます。 ○戦闘での上手な立ち回り指南: 役割ごとの戦い方や、効率をアップするためのレベル順の戦術論 こちらはカラーページを使ってのいしかわさんの記事です。「4版はヒャッハーだ」と4thCageで書いてあった内容を増補し、さらに人数別で役割分担の助言やパーティへの必須能力チェックリストまで(超重要!) そして防御役の動き方と挟撃の仕方、戦闘中に考えること

    D&Dがよくわかる本II - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/07/05
    『質疑応答を通じて、適宜技能やパワーを使い問題を解決する、その中に技能チャレンジを』『最初の手がかりとして2つほど有用な技能とそれによるアプローチ方法』『状況を鑑み、自発的に技能やパワーの使用』
  • メモ - 卓上戦諸録(D16)

    ところで、日桂さんと4thのキャラ構築で話していてハタと膝を打った言葉。 PHB2やMartial Powerが出たのでキャンペーン用のキャラを再構築する話をしていた時。 「4版で危険なのは、キャラの再訓練後(パワーや特技の再修得)や新規参加キャラを迎えた時で、これまでの連携がつながらなくなったり、テンポが変わったりするところだと思うのです」 「あー、確かに。パーティの勝ちパターンを再構築&調整する必要がありますからね」 「あたかもロマサガ2で一番危険なのが、皇帝代替わり直後の戦闘だったりするように」 「! なるほど」 連携を構築する前に多くの皇帝がルドン高原の土埃に消えた昔を思い出したり。

    メモ - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/05/16
    『4版で危険なのは、キャラの再訓練後(パワーや特技の再修得)や新規参加キャラを迎えた時で、これまでの連携がつながらなくなったり、テンポが変わったりするところだと思うのです』
  • POPUP TRPGさんの冒険シナリオがスゴい - 卓上戦諸録(D16)

    いやはや、スゴい。 何って、POPUP TRPG(http://blog.livedoor.jp/trpgnews/)で公開されている、4版の冒険シナリオ「春迎えの夜に(At night of Walpurgisnacht)」(http://blog.livedoor.jp/trpgnews/archives/621460.html)のクオリティ。 とりあえず、ダウンロードして中身を見て欲しい。 丁寧な導入、技能チャレンジ、そして高低差や地形を生かした戦闘遭遇が、見やすいレイアウトとアートワークで示されている。 いや、まいった。 ありがたいのは、週末の1セッションで解決するボリュームに調整してあることで、これは日でデザインしただけのことはある。早速、週末にでも遊んでみようと思います。

    POPUP TRPGさんの冒険シナリオがスゴい - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/04/15
    『丁寧な導入、技能チャレンジ、そして高低差や地形を生かした戦闘遭遇が、見やすいレイアウトとアートワークで示されている』
  • 翻訳のあれこれ - 卓上戦諸録(D16)

    mixiの日記から転載〜。 いつもDragon誌やDungeon誌のレビューでお世話になっている、鯛足烏賊さんのところ(http://d.hatena.ne.jp/Tirthika/20090401/p1)で、『モンスター・マニュアル』のクリーチャー名について疑問提起がされてました。良い機会なのでちょっと翻訳チームでの基準や訳語の話について書きます。 D&Dの翻訳チームは幾つかあり、書式や細かい翻訳の仕様については仕様書を定めてあります。コア・ルールを担当している僕たちのチームがこの書式を定めています。 疑問として提出されている「訳語の統一感」ですが、鯛足烏賊さんのところで指摘されたアボレスの所を見て見ましょう。 鞭打つアボレス(Aboleth Lasher) アボレスの粘液魔道士(Aboleth Slime Mage) アボレスの奴隷使い(Aboleth Overseer) アボレス・サ

    翻訳のあれこれ - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/04/05
    RPGの翻訳は同人でしかやったことがありませんが、訳語選択は確かに面白いですよね(時間喰いますけど)。そのミーティングはうらやましい。
  • D&D4版がよくわかる本 - 卓上戦諸録(D16)

    ええと、もう結構前に情報は出ていたみたいですが、Amazonにもデータ出てましたので改めて。 D&D第4版がよくわかる (ダンジョンズ&ドラゴンズ) 作者: 柳田真坂樹,戸橋ことみ出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2009/03/31メディア: 単行購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (29件) を見る Game Japan連載分リプレイをまとめて雑誌増刊という話は伺ってて、打ち合わせのときに「よくわかるみたいな感じで〜」と話してましたが。 まさか当にこのタイトルになるとはッ! 黒田先生の旧『D&Dがよくわかる』といえば、たぶん僕らと同年代のゲーマーの誰もが手に取り、そしてあの中にあったいろいろな……。ほんっとーにいろいろなフレーズ、シチュエーションの影響を受けております。 具体的に言うと、コンベンションで「1レベル、シーフのhpが1じゃないんですねっ

    D&D4版がよくわかる本 - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2009/03/04
    『その偉大な本のタイトルを使ってしまうわけで緊張が隠せませんが、でも。  4版が、D&Dがわかってもらえる内容になっていると、自負します』
  • 百聞は一見にしかず - 卓上戦諸録(D16)

    あらかじめ断っておくと、このエントリはかなり第三者視点を欠くので、そのつもりで。 当にひょんなことでお知り合いになり、2度ほどセッションをして、ちょくちょくメッセンジャーで声をかけてもらっている方がいる。放蕩オペラハウスというサイトの主催(っていう言い方で良いんでしょうかね)、ワダツミさんである。 この方、おそらくは3〜4年くらい前からD&D3.5版に嵌った。 ド嵌りした。 大人げないくらいにド嵌りした。しかも、場スタイルの、アメ車のようなスタイルに嵌った。 つまり、それは趣味人の道であり、フィギュアとジオラマでダンジョンを作って、ゲームに登場するあらゆるモンスターはミニチュアを用意、国内の住宅事情を思えば帯者にはとてもマネのできない規模で趣味を完遂した。ドワーヴン・フォージのジオラマなどは確かに洋物に頼るほか無いが、それ以外のミニチュアについて言えば玩その他で日は偉いことになっ

    百聞は一見にしかず - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2008/09/25
    『大人が本気出してミニチュアで怪物退治冒険ゲームをやってる絵である。心引かれない男の子が居るだろうか。』
  • D&Dに関するいくつかの誤解 - 卓上戦諸録(D16)

    D&Dというのは日でも最初期に紹介され、多くのゲーマーに印象を残している。当時は紹介されたアイテムも遊び方に関する情報も少なく、手探りで遊び方を作っていった。それ故に同じD&Dのことを話していても、プレイグループ毎にまったく違うやり方をしているなんてことは良くあった。 実の所、2008年の今になってもやっぱりその頃のイメージを(日では)D&Dは引きずっている。そのため、今となっては実情にあわない評価をされてしまうこともしばしばだ。 ただこれについては逆に、今でもそのように過去から復帰して言及してくれるユーザーがいるというのがD&Dの底力だなぁ、と思う。 で、Webを見ていたらそう言う誤解があったので、ちょっと言及させてもらうことにした。先方はコメント欄を開いてなかったので、トラックバック。 RPGコラム 『うがつもの』: シーフを軽戦士にするな こちらの要旨はよくわかる。3.0版以降の

    D&Dに関するいくつかの誤解 - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2008/09/25
    『目的に沿う形で戦闘を回避するのであればそれは遭遇と見なされ経験点が入る』
  • 4版現時点での感想 - 卓上戦諸録(D16)

    この間、ようやくDM回数が10回越した。そのうちの4回がJGC(うち2回がHJの枠)である。 最初のDAC-BITでのDM陣とのテストプレイがかなりぐだぐだで、さらにその後身内で数年ぶりにTPK(Total Party Kill:全滅)をやってしまったのでいろいろ戦々恐々としてたのだけど、いくつか見えてきて楽しみになってきた。 各所で言われているとおり、これはシステム的には3.Xとは別物。さらにD&D由来の癖(特定アイテムや魔法のバランスなど)をあえてそぎ落として、一般的なファンタジーRPGに戻す志向がある。この辺、原D&DからAD&Dへの進化とクラシックD&Dへの2つの進化をD&Dがたどっていったのうち、クラシックD&Dへの志向に近い。 3.X版は最新のノウハウを生かしてかつて見た美しいAD&Dの夢を現出させようとしてた。そして、それは成功した。ただ、その過程で重く、複雑になっていったの

    4版現時点での感想 - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2008/09/05
     D&DはD&D
  • [D&D]Keep on the Shadowfellのレビュー - 卓上戦諸録(D16)

    Keep on the Shadowfell: Adventure H1 (D&D Accessory) 作者: Bruce Cordell,Mike Mearls出版社/メーカー: Wizards of the Coast発売日: 2008/05/20メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (16件) を見る 4版の導入用プロダクト、日アマゾンから届きました。この製品は4版のコアルールブックの前にこれ単体でD&D4版を遊ぶことのできる製品です。 まだちゃんと読み込めてはいませんが、第一印象をレビューします。 製品の体裁は「Shattered Gates of the Slaughtergarde」と同じように、厚紙のフォルダに小冊子とポスターマップが入ってる。 中身はPL用クイックスタートブック、DM用スタートブック(Adventure込み)、ポ

    [D&D]Keep on the Shadowfellのレビュー - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2008/05/08
    『4版の導入用プロダクト』
  • GameJapan6月号のガイギャックス追悼記事は必読 - 卓上戦諸録(D16)

    いろいろ切羽詰まってるのだけど、これは書いておかなければならない。 現在発売中のGAME JAPAN (ゲームジャパン) 2008年 06月号に、翻訳チームの桂氏がガイギャックス追悼記事を寄稿している。 ガイギャックスが亡くなってから、日国内でもいくつか(特にゲーム系ニュースで)ガイギャックスについて言及されたが、まっとうなガイギャックスの追悼記事はこれがおそらくワン・アンド・オンリーだろう。 ガイギャックスというデザイナ、彼が作り出したゲームについて簡潔にまとめ、そして日におけるD&Dをこれまた的確、コンパクトにまとめた好記事だ。 が、あえて今回。 この記事はもう一つの記事の前振りなのだと言わせていただく。 もう一つの追悼記事。それは、1974年にガイギャックスが著した記事、”Sword and Sorcery - In Wargaming”の翻訳である。 この記事、簡単に言えば、

    GameJapan6月号のガイギャックス追悼記事は必読 - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2008/05/08
    『30年以上前から俺たちは同じことをしてたことの証明でもある』
  • “スイーツ(笑)・ミーツ・D&D” - 卓上戦諸録(D16)

    月曜日は魔法使い (HJ文庫G シ01-01-01) 作者: シェリーマザノーブル,森永みぐ,滝野原南生出版社/メーカー: ホビージャパン発売日: 2008/04/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 117回この商品を含むブログ (39件) を見る さて、この。 何のかいまいちよく伝わっていない気がします。 一行で表現すると、 “スイーツ(笑)・ミーツ・D&D” WoCのプロモーション部門に勤めていた著者(一切ゲーム経験などなし)が、有象無象のいるWoC社内でちょっと同僚の話に付き合わされたあげく、D&Dを遊ぶ羽目になるというのが導入。彼女がWoCで受けたカルチャーショックというのも、納得いくイタイ話ばかりだったりします。ストームトルーパーの後ろに並んでコピーの順番待ちするような職場だったらしい。 彼女自身は、先ほど述べたとおりゲーム経験はありません。ただ、彼女もまた近代アメ

    “スイーツ(笑)・ミーツ・D&D” - 卓上戦諸録(D16)
    k-takahashi
    k-takahashi 2008/03/10
     買わねば。(^_^)
  • 2008-01-04

    #mixi日記の転載。しばらく忘れてた。 Races & Classesが届いただけの状態ではありますが。 ○これまでのElfがElfとEladrinに分割 具体的に言うとグレイとかハイとかのエルフがEladrinに。 ウッド、ワイルドとかがElfに。 つまり、指輪物語で言うところのノルドール。上のエルフをEladrinに。 シルヴァン・エルフなどをエルフとした模様。 つまり、Eladrinはガラドリエルの奥方。Elfはレゴラスということになる。副種族として分裂気味だったエルフの素性をはっきり分けたのはいいことだと思う。 2版から3版に移り変わり、GreatWheelの世界モデルから北欧エジプトギリシャ他の地球由来のパンテオンがなくなったおかげでコアロン・ラレシアンが昔のゼウスの位置(混沌にして善の大神)を肩代わりするようになってたことを考えると、Eladrinにはギリシャ神話的な要素が入

    2008-01-04
    k-takahashi
    k-takahashi 2008/01/06
    D&D4について。
  • 2007-04-24

    ○はじめに 『呪文大辞典』*1が発売されました。 夢じゃ、あんめえか。 そう、思います。 3.5版に限っても、現在日でのD&Dプロダクト総数は、コア3冊+1(サイオニック)、クラス・種族7つ、PHBII、高貴に呪文大辞典。世界モノはレルムのプレイガイドとアンダーダーク、エベロンとエベロンのプレイヤーズガイド。この時点で18冊。 3.0版の時のサプリで3.5版転用が可能なものを足すと、+10冊に公式シナリオが連作8冊、大作1つ。まぁ、ざっと数えても37冊くらい。ヌケは勘弁。 1つのゲームタイトル製品数としては、日でも屈指の数です。 翻訳スタッフの一員として勝手にではありますが、日語版ユーザの皆様に感謝を申し上げます。ありがとう! で、一息ついたその上で、いちD&Dゲーマーとして日のD&D環境についての雑感を書いてみようと思います。もしかしたら、あまり景気の良い話には聞こえないかも

    2007-04-24
    k-takahashi
    k-takahashi 2007/05/10
    シナリオの重要性について
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