ブックマーク / coalfishsholco.hatenablog.jp (36)

  • 旅先で飲むお酒は1杯 - Castle Rock Photography

    最近旅に出てもお酒をあまり飲まなくなった。 禁酒や節酒のように自発的に止めているのと違って、身体が(大量の)アルコールを受け付けなくなっていて、要するに飲みたくない。 といっても全く飲まないわけではない。 ワンドリンクサービスがあれば白ワインを頼むし、地域によっては地酒を1合ほど飲む。 旅の疲れや知らない土地に来た緊張感を和らげるのにお酒は最適だし、前酒のように、程よい鈍感さと鋭敏さが備わった舌で味わう料理は美味しい。 しかし不思議とそれ以上は(店員さんには申し訳ないけど)欲しくもないし、実際にはこれで十分。そして何より、後が楽である。 私の場合、例えば温泉宿に到着するとまずひと風呂浴びる。自宅でも風呂は夕前に入ることが常なので、これはまあ自然のことなのだが、温泉宿ではさらに後にも浸かるようにしている。せっかくの天然温泉に来ているのだから何度か楽しみたい。 フグのお刺身ってなんでこ

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    k10no3 2024/05/11
  • フィルム写真と久しぶり(三年ぶり)の自家現像 - Castle Rock Photography

    休みを利用してフィルム撮影と自家現像を行うことにした。 実はここのところ(コロナ禍以降)すっかりフィルムから足が遠ざかっていたのだが、冷蔵庫を開けるたびに目に入るフォマパン群がどうにも気になっていた。これは安い時にまとめ買いをしたものだが、120が10ロールもある。今なら1万円を超えるだろうか。 意を決して(というほど大袈裟なものではないが)まずは重い腰を上げて撮影に取りかかる。 Foma Fomapan 100 クラシック 白黒ネガフィルム 120ロールフィルム 幅60mm FOMA Amazon カメラはLUBITEL166とHOLGA。順にみていこう。 LUBITELは旧ソ連のLOMO(Leningradskoe Optiko Mechanichesckoe Objedinenie)社製品で、1954年にLubitel 2を発表して以来、Lubitel166, 166Bなどとアップデ

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    k10no3 2024/05/06
  • 「三歳老け込むくらいなら、二万円払った方がマシ」の真意 - Castle Rock Photography

    「三歳老け込むくらいなら、二万円払った方がマシ」 上手いことを言うもんだな、そう思った。 GWに旅行にでも出かけようと計画を立てていた時、300キロ離れた場所へ車で行くべきか新幹線で行くべきかについて友人に聞いてみたところ、先の返事が返ってきた。 彼は大の車好きで、私とはもう30年来の付き合いがある。 もっとも車好きといっても彼の場合は一台の愛車を乗り回すのではなく頻繁に買い替えるタイプで、車”買い替え”好きといった方がしっくりくるかもしれない。新車の前で嬉しそうにポーズを決める彼をライカM3で撮ったのは良き思い出だ。 数ヶ月前にもRVハイブリットモデルを新車で購入したと嬉しそうに連絡があった。 「これでキャンプに行くんだ」 中学生になる息子と星空キャンプ。素敵な親子だな、心からそう思った。 まあとにかく、先の質問にはてっきり「車に決まってんじゃん!」という即答を半ば期待していたのだが、回

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    k10no3 2024/04/29
  • X100VIプロモーション映像について - Castle Rock Photography

    先日久々にYouTubeを開いたらおすすめに表示されたのがX100VIのプロモーション映像。 youtu.be FUJIFILMのX専用公式サイトが公開している、以前軽井沢フォトコンでお世話になった(といっても面識があるわけではないが)野辺地ジョージさんと大御所写真家のSam AbellさんがX100VIを片手に山口県萩市をぶらり巡るロードムービーのようなもので映像も素晴らしく、さらに私の友人が萩市に住んでいること、昨年冬の訪れを前に私も該地へ旅行したことがあり、大変な親近感を覚えて見入ってしまった。 思うのだけど企業のプロモーションは品があって良い。もちろん、新製品を売りたいという目的は変わらないのだが、それを感じさせない演出がさりげなくて良い。 実際、この動画ではほんの後半にSam Abellさんが 「・・・このような瞬間を撮影するのには(Fujifilm X100VIのような)コンパ

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    k10no3 2024/03/07
  • やめてみた事 - 過去から現在 - Castle Rock Photography

    お題「思い切ってやめてみた事」 やめてみた事(過去から現在)リストとその感想 タバコ 昭和生まれには宿命といえる喫煙。 それこそ10代の頃から吸っていたわけだが、26歳でキッパリやめた。理由は簡単で、金欠になったこと。当時派遣社員として死に物狂いで毎日を凌いでいたのに、毎月一万円近い金額が、それこそ健康を害するために使われている事実に気がつき唖然とした(気づくのに遅すぎるけど)。お金が絡むと人は真剣になるのか?リバウンドもなくすっぱり辞めることができた。 あれから20年超えた今ももちろん吸っていない。しかし昭和の時代って、法律よりも慣習が優先されていた最後の時代かなと思う。10代で酒タバコなんて、ね?普通といいますか。年上の兄弟がいるともう絶対避けることは無理。 しかし当にやめて良かった! お酒 以前ブログにちょこっと書いたが、隣家でボヤ騒ぎがあった時、酔っ払った頭で対応したら犯人疑いさ

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    k10no3 2024/02/15
  • 捨てられないもの - Castle Rock Photography

    2017年に記事を書いたONAのカバン その当時で3年ものだったので、今年で10年になる。 こんなに長く所有しているものは私的には珍しい。 エイジング?というほどでもないが、革素材は時々タピールでメンテナンスしているので、まずまず状態は良いといったところか。 表面はバブアーのようにオイルが若干含まれたキャンバス生地(定かではない)で購入当初は撥水性も十分にあったが、10年経った今では傷だらけで、オイルも完全に抜けているように思われる。 思えばこのカバンにライカM3とオールドズマロン3.5を詰めてどこにでも行った。 M3 ズマロン3.5 茅ヶ崎海岸で雨に打たれた時もしっかりとフィルムを守ってくれた。ビーチに直接カバンを置いても気を遣うこともなく、いつでも傍にいてくれた。 サイズ感も重量(フルレザーじゃないので軽い)もちょうど良く、肩または斜め掛けした時の収まりも良い。革素材が品良く、普段使い

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    k10no3 2024/02/04
  • カメラのネット販売が停止されていた話 - Castle Rock Photography

    つい先日都内にある某老舗カメラ店のWebサイトを覗くと、ネット販売を終了したと掲示されていた。 今やマーケティングに欠かせないネット販売を中止というのは只事ではなく、また私自身がよく利用していた店なので、大袈裟にいえば、大変驚いた。 店舗についての詳細は控えるが、まあ良い店で、特に35mm、中判、大判と揃っているし、全てオーバーホール済みで整備の腕も良い。 値段は安くはないが上記メンテナンスがしっかりしているので妥当といったところ。まあ私のようなカメラ懐古主義の人間にとっては貴重なお店だった(といっても閉店した訳ではないので誤解しないでください)。 Webサイトには大切なお知らせと題してネット販売を止めた理由が書かれていた。 まとめると、原因は不心得な顧客による理不尽なクレームで、その多くはフィルムカメラ初心者による操作ミスによる故障とのことだった。 さらに自分の過失であるにも関わらず修理

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    k10no3 2024/01/23
  • ライカに月々87,785円?? - Castle Rock Photography

    新年早々低俗な話となるが、表題、ライカを5年所有してリセールした場合の月々かかる実質金額である。 きっかけは友人からの素朴な質問 「高いライカってどんなやつ?」 これはそもそも前提が狂っていてライカは全部高いので、高いライカという日語は変、というのは実はカメラ好きさんの常識であって、カメラのことはよく知らなくてライカってなんだか高そうだけど、一体どれくらいの値段なの、相場がわからない、と考えている一般市民?はゴマンといらっしゃる ならば、良いでしょう、新しい世界を見せてあげる、と某量販サイトで検索ライカ、ソート【高い順】でピックアップした結果が レンズ:非球面50mm F1.2ノクチ(フード付き) 7,098,000円 ボディ:ライカMP エルメスエディション 4,380,000円 合計 11,478,000円(一千万円超えるんですね...) これでどうだ、とばかりに友人に公開、結果は.

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    k10no3 2024/01/09
  • カメラと風景の旅 - Castle Rock Photography

    今年もあと数日となった。 特に感傷に浸りたかったというわけでもないが、カメラとレンズをザックにつめて中部地方の風吹く砂浜を歩いた。 日の入りまで一時間弱といった感じで、風は強く冷たく黄昏時の闇を否応なく引き寄せていた。ジッパーを襟元まで上げたシームシールド加工されたミディアムウェイトコートの表面を砂風は諦めたように通り過ぎていく。 砂漠のような荒地には錆びた色の貝殻や丸く削られた石、そして何世紀も前からあるような乾いた大木がベンチのように置かれていた。 そのうちひとつに腰を下ろし、ひたすらに海を眺めた。 波は畔編みのニットのように広がり、縮まり、砂浜を濃い黄土色に染めていく。 こんな詩歌のような波が私の心にも押し寄せて、全てを洗いざらい無くしてもらえればどんなにスッキリするだろう。それに応えるかのようにすっぽりと被ったフードからは、貝殻を耳に当てたようなくぐもったサウンドが鳴り響いていた。

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    k10no3 2023/12/29
  • 家生活の想い出 - Castle Rock Photography

    コロナ禍に撮ったフィルム写真が見つかった。 それほど古くはないが、記憶の中ではもうずいぶん昔の写真のように感じる。 フィルムはポートラ400、645サイズ。 家から出ない生活が長引く中で少しでも芸術的?なシーンを撮ろうとたどり着いたのが部屋そのものの写真。とはいえ、うちは高級住宅でもないし、ごく普通の民家。 その中でも台所は住人のセンスが最も現れるところなのでは(ほぼ嫁さんの趣味だが)、と勝手に解釈して撮り始めた。 台所の中でも特にコンロ周りは生活臭に溢れていて楽しい。 毎日使う鍋やフライパン、ポットやコーヒーカップなどなど。色もカラフルだ。無駄なものは何一つない、能のように研ぎ澄まされた美の世界。 高解像度のデジタルで撮るのはプレス用としては最高に重要だけれど、フィルムで撮るとどことなく世界が絵画デッサン用のモチーフになるから不思議だ。 褪せた色とクリームのようにどこまでも伸びるハイライ

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    k10no3 2023/12/26
  • ズームレンズ(一応大三元)レビュー - Castle Rock Photography

    前回ズームレンズの記事を書いてから運よく入手できたEF24-70mm F2.8L II USMについて実践的レビュー もう10年以上前のもので、おまけに超有名なレンズなので今更レビューもないのだが、記憶にあるかぎり赤リングを所有するのはEF50mm F1.2以来二度目で、特にズームレンズはこれが初めてであるということを踏まえて、いわば処女レビューといきたい。 先日紅葉を撮りに那須へ行ってきたのだが(落葉ばかりだったが)、このレンズは終始つけっぱなしだった。率直な感想としては、素晴らしいとしか言いようがない。 まず操作性だが、しっかりしたトルクのあるズームリングに先端がやや広がったラッパ形状であることから左手に収まり易く、安定させやすい。 これまでずっと200g程度の単焦点ばかり使ってきたので、800gを超える重さにどれだけ自分が耐えられるかわからなかったが、結論としては意外といける、という

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    k10no3 2023/11/20
  • 悩ましいズームレンズ - Castle Rock Photography

    私の撮る写真のほぼ100%が単焦点で撮られたものである。 特に自慢することでも、自分の覚悟を宣言しているわけではないし、単焦点じゃないと良い写真が撮れない、などと思っているわけでもない。 ただ自分の撮影スタイルとして単焦点が性に合っていた、ということだが、そこにはやはりライカの影響が強いのは否定はしない。 思えば某有名カメラ量販店で中古のズミクロン35mmを取り寄せて受け取りに行った際、店員さんに 「状態は良いと思います!ズームリングもスムーズに動きますので...」 と言われたことがあるし、同様に中古のズミルックス50mmの場合では、M6をカバンから出した私に、 「お手持ちのカメラにレンズを装着してファインダー像を確認されますか?」 と提案されたこともある。 ライカ アポ・ズミクロンM f2.0/50mm ASPH. ライカ Amazon 両方とも可愛らしい女性店員さんだったので、「よろし

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    k10no3 2023/10/18
  • 私が動画を撮らない理由 - Castle Rock Photography

    最近、かつてに比べて国内旅行に頻繁に行くようになった。 海外旅行へのハードルがここ数年間で異常に高くなってしまったこともあるが、何よりも、ずっとそこに存在していると信じていたものが、ある日急に、時に何の前触れもなく無くなってしまうという状況を何度か経験したためである。 そして私自身の問題がある。 現状でいえば、明日あさってに死を迎えるということはないだろうが、やはり50歳近くなってくると、いつ死んでもおかしくない、ということは十分あり得ることで、ならば動けるうちに動いておき、まだ見ぬものを見ておきたい、と考えるのは自然のことなのかもしれない。 幸福度が最も高まることは何か、というテーマで研究がいくつかなされているが、上位にあるのは物質の購入ではなくて、奉仕と旅行、らしい。 カメラ好きとしては耳の痛い話ではあるが、確かに物はいくら買っても満足はしない。レンズも然り。個人差はあるにせよ、大抵は

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    k10no3 2023/09/24
  • 変わりゆく旅行の形 - Castle Rock Photography

    ウグイスの鳴き声を聞くのは何年ぶりだろう。 日の三大避暑地に数えられるこの地では、縦笛を吸うように僅かに音程が変わる旋律の闖入にすら相好が崩れる。 駅から車を1時間ほど走らせた山奥の、河川がちょうど分岐するのが見渡せる高台にあるこの宿は、かつてある大企業の保養所として使われていたもので、築30年を超える佇まいはほのかに芳る檜の柱に支えられて朧げながらも、発展期から成熟期へと向かう日の姿をそのまま映し出しているような、そんな時代へ遡った気分と美味しい川魚の和が大変お気に入りでもう10年以上も毎年通っていたのだが、残念ながら外出規制の続く時期に廃業してしまった。 ところがその後すぐに、新しいオーナーカンパニーが建物を買い取り新たなホテルとして蘇らせた。その佇まいとコンセプトは完全に刷新されており以前とは別物になっていることを半分わかっていながらも、この三年間、この国で起こったこと、世界で

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    k10no3 2023/08/07
  • やはり苦手な50mm - Castle Rock Photography

    50mmが苦手である。 苦手なので使わない。使わないので上手くならないし魅力を感じない。実際数でいえば、35mmに比べ3分の1程度しか写真は残っていない。 それでも写真を始めた頃は50mmを積極的に使ってきた。 50mmは標準の画角として頂点に君臨しているし、広すぎず狭すぎず、まあいわゆる見たままが撮れる画角ということで、特に初心者のうちはとりあえず50mmで撮っておけば間違いないという、いわば登竜門というか試金石という立ち位置に安座していた。 物理的な制約もあった。ライカM3はご承知の通り最も広いフレームが50mmで、35mmや28mmはそもそも想定していない。 制約を受けるとそれを破りたくなるのが人間の性(さが)である、とまで大袈裟な話ではないが、あるフォトグラファーの写真が35mmで撮られたことを知ってすぐに切り替えた。 50mmから35mmへ変えた途端に広がる世界になんと感動したも

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    k10no3 2023/07/31
  • ミラーレスで蘇るカールツァイス | Carl Zeiss - Castle Rock Photography

    写真を撮るのが楽しくない。 撮った写真を見るのは好きだ。しかし写真を撮る行為そのものは楽しくも何ともない。 フィルムカメラで撮っていた時は終始楽しかった。一枚一枚が光と影、または3原色のきらびやかで物憂いコンポジション、束の間の美という儚い瞬間を36×24mmの小さな枠へ懸命に包み込んでいるような緊張感とある種の達成感があった。 現在、レンズと合わせて500gにも満たないミラーレスを片手に、ほとんど作業的にシャッターを連続して切る行為にやはり虚しさを感じざるを得ない。 ふと思い立って一眼レフ時代のレンズを物色した。 思い出のZeiss群。Distagon、Planar、この分厚い鏡筒と剛性、冷たい金属の感触と被写体をミクロン単位でネイルするフォーカスリングの精度、どれもが強烈な記憶として一瞬にして蘇ってくる。 そうか、これだったのか。 梶井基次郎がたった一つの檸檬によって心が彩られたように

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    k10no3 2023/07/22
  • 最近手ぶれ写真が増えたことについて - Castle Rock Photography

    ここ数年撮った写真を見返してみると、手ぶれ写真が多いのに気がつく。 それは当に僅かなズレで、恐らく等倍でみる分にはそれとわからないだろう。 しかし一応長年、ポジフィルムをルーペで覗き込むようなことをしていると、この何ともいえない違和感を覚える。 いわゆる絵が眠たいのだ。 そう、何とも言えずまったりとした、芯のない平面的な、光の散乱が多い、いわゆるヘイズ(Haze)値高めの白濁に似た、解決できない何か。 試しにピクセルピークしてみるとやはり細かくブレている。 シャープかそうでないかは問題ではない。多少合焦がずれていてもブレがなければこのようには感じない。 原因は単純なことで、特に手ぶれ補正のついたレンズを装着した時の撮り方がかなりいい加減になっているためだ。 近年のレンズのほとんどには手ぶれ補正(IS機能)が付いているし、ボディでも中級クラスになると6段から8段近い補正機能が当たり前のよう

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    k10no3 2023/07/17
  • 高嶺の花となった海外旅行? - Castle Rock Photography

    ふと思い立って海外旅行の航空券を調べていたら、その値段の高さに衝撃を受けた。 2019年にイタリアへ行った時と同じ時期(8月)、同じ経路で調べてみると、おおよその往復料金はなんと40万円。おまけに直行便でもロシア上空を飛べないため片道15時間程度かかる。 ちなみに2019年当時は往復20万円だった。 それでも安くはないが、いち中年サラリーマンが年に1度の贅沢で海外に行くこと、さらにいうならば絶対に減価償却されない経験と体験に20万円という金額はまあ納得はできる。 しかし昨今はどうだろうか。航空券はおよそ倍、現地の物価はかつてより激しく高騰しており、ホテル代、事代、まあ普通に旅と事を楽しむような休暇を過ごそうものなら1週間の概算で1人当たり60万はかかるだろう。 先ほどの、貴重な経験という対価で考えるならアリかとも思うが、如何せん小市民の私には熟考と躊躇せざるを得ない金額であることは間違

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    k10no3 2023/07/02
  • ライカで撮る意味(ライカQ3へのメッセージ) - Castle Rock Photography

    先日、ライカQ3がローンチされた。 スペックやデモ機の紹介動画をみる限り、Q2に比べかなりアップデートされているように感じる。 そういえば私がQを手にしたのは2016年で、それが初のデジタルライカだった。恐らく、多くの人がそうであるように散々興奮してあちこち出かけては撮影していた記憶がある。 Qは当時、斬新なデザインとコンセプトのカメラで、ライカ社にとっても、どう受け入れられるかわからない一種の賭けのようなものであったらしい。 ところが実際に発売してみると予想外の反響があり、それまでライカ未経験のユーザーを含め、たくさん層から支持される結果となった。 まあ私もその一人である。 Qは決して完璧なカメラではなかった。使用するにつれて様々な不満点が湧いてきた。それは写真を撮るということについていえば、決してユーザーフレンドリーな仕様ではなく、どちらかといえば不完全さを楽しむような趣味性の高いもの

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    k10no3 2023/05/31
  • 軽井沢フォトフェスト kff 2023 入選 - Castle Rock Photography

    写真家の野辺地ジョージさんが主催する軽井沢フォトフェストに行ってきた。 私の作品が入選したということももちろんあるが(一応1000以上の応募作品から250作品を選出)、それ以上に最近の写欲の低下へ何か刺激が欲しいと思い、軽井沢まで足を運んだ。 軽井沢駅を降りてすぐの場所にある矢ケ崎公園。天気は素晴らしく、青々とした空に浅間山から立ち上る不規則な雲が偶然できた水彩画のドローウィングのようにユーモラスに浮かんでいる。 ここを含め4つの公園内(諏訪ノ森公園、湯川ふるさと公園上流部、追分公園)にはそれ自体がモニュメントのようなサッカーゴール大のディスプレイが点在しており、入選作品はそこに印刷されている。どの作品をどの位置に配置するか、レイアウトは野辺地さんが行っており、それぞれの公園の持つ歴史、自然、空気に配慮されて慎重に構成されている。 印刷はFujifilmさんで、最高の印刷技術で表現された美

    軽井沢フォトフェスト kff 2023 入選 - Castle Rock Photography
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    k10no3 2023/04/02